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「源流きらり」で我が家を浄化

2008-08-15 05:36:25

先日神奈川県相模原市藤野町のスーパーで手に入れた「源流きらり」。以前から欲しかったものですが、山梨県小菅村の物産館で売っていることは知っていても他の場所で手に入れるのは難しいと思っていたものですから、うれしくて早速購入しました(今では、インターネットで購入できることも知リました)。
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スーパーのポップらしくない手書きの商品案内に何となくこの商品の素朴さが感じられて顔がほころびます。

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この「源流きらり」を知ったのはほぼ2年前。小菅村の自然キャンプを取材に行った時です。そのキャンプでは調理したあとの食器洗いに一般の合成洗剤を使いません。川の清流を飲食に用い、食器を洗い流す水もまた清流に返します。近くには小菅村特産の「やまめ」の養魚場がいくつか川の水を引いて営まれています。それで、「やまめ」の健康を害するような洗剤等は川に流さないのです。
フライパンや皿などの油汚れはまず紙でふき取る。それから水洗いする。よっぽど油でベタベタな場合はせっけんで洗いますが、普通の汚れなら水洗いで充分。でも、それを長いこと続けると、流しの排水管に匂いやヌメリが残ってしまいます。さあ、そこで「源流きらり」が登場しました。

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絹の道をたどる

2008-06-26 11:26:29

先日、八王子教育委員会が「絹の道〜生糸の通った道〜」文化財見て歩きを主催しました。私は八王子市に住むようになり、八王子が好きになりつつあります。かつて「桑都(そうと)」と呼ばれた絹織物業や生糸生産の盛んだった八王子の昔を自分に引き寄せたく、参加しました。

6月7日朝JR片倉駅に集合。参加者のほとんどが団塊から上の世代だと見ました。でも皆さんいかにもウォーキングに慣れた格好。午前中のみの見て歩きですし、道のりは5キロ以内とか伺っていましたので、ウォーキング初心者の私でもついて行けるかな・・・。
幸い天候は曇り。歩くには最適な日ざし。

最初に訪れた文化財は絹の生産関係で財をなした八王子の「鑓水(やりみず)商人」が多く檀家になっている慈眼寺。山門は「鐘楼門」といって梵鐘が設置された珍しい門でした。

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この門の中にあった鐘は安政3年(1774)に鋳造されたものです。
今は門の中に鐘は置かれていません。
門の横に湧き水が流れていました。「この寺の裏山には一軒も家がないから綺麗な湧き水です」とは、ご住職の言葉。
JR片倉の駅からそんなに遠くないのに、もうそれほど自然が豊かなのだ、と八王子市の奥行きの深さに感心しました。

少し丘を登ったかまぬき公園で八王子市内の南西方面を見渡しました。

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東京工科大学のタワーが見え、その左方向に絹の道が伸びています。

はてさて、次の大塚山公園までの階段がきつかった。でも頂上について鳥の声が聞こえ静寂の中を歩くのは心身が清浄されていく思い。
しばし歩くと、出会いました。「絹の道」標です。
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石碑の足元には桑の葉と筬(おさ)と繭が彫られています。

大塚山公園にある「道了堂跡」。
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絹の道の終点という標ですね。

さて下りの道は、まさしく昭和初期、ここを馬や人力で絹の荷を運んだんだなあと感慨の湧く、昔ながらの道。雨でぬかるんだ後なので滑って歩きにくいのです。昔の人のわらじを履いた健脚を思いながら歩きました。
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「絹の道資料館」。やはりここでも目を引くのは、井戸のあと。
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鑓水の生糸商人の大きなお屋敷で、たくさんの人が暮らしていた当時が思い浮かびます。
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資料館には、日本の生糸産業の隆盛の頃、横浜港を通じて世界とどんな生糸つながりがあったか、様子がわかるパネル展示などがありました。
絹の道資料館から諏訪神社へ向かう道すがらには田んぼがあり、葦の原も広がっていてのどかでした。
道に沿って小川が流れ、小魚も泳いでいたようです。「鑓水とは良い地名だなあ」と思い、改めて豊富な水、桑畑の広がる豊かな自然に恵まれた昔の八王子。そこに隆盛した勤勉な生糸商人が絹の道を作ったのだなあ・・・と感慨に浸ります。
永泉寺には鑓水商人のお墓が多くあるそうです。松尾芭蕉の句碑とその彫像も端座していました。

文化財見て歩きツァーの最終目的地「小泉家屋敷」は茅葺屋根からして貴重だとうなずけるもの。
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多摩丘陵の典型的な養蚕農家だそうです。

12時半ごろそこで解散となりました。まずは、終わりまで脱落せず歩き徹せた自分にほっとしました。八王子市の歴史と自然の一端を体験しただけでなく、日本と世界との絹の交易の時代も知り、イメージを思い描くことが出来て面白かったです。次は八王子の現在の絹の生産者を訪問したいと思いました。
(山本豊美)

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サクランボ狩りに行こう

2008-05-18 22:33:21

長いことご無沙汰してました。自身の暮らし環境の変化(母との永訣と自分の家の引越しなど)がありまして、長いことPCに向かう気持ちが起きなかった為です。今やっと長い暗いトンネルを抜けたような気持ちです。まだ以前の調子が戻りませんが、ご勘弁。気持ちだけは新たに、動きはぎこちない私ですが、皆様これからもどうぞよろしくお願いします。

さて、初夏。サクランボの出回る季節もまじかです。「今年、6月になったらサクランボ狩りに行こうかな・・・」と考えている向きにオススメしたいサクランボ狩りの名所。山梨県白根町を紹介します。
4月28日、快晴の中ドライブしました。もちろんこの時期はまだサクランボは実っていません。別の用向きで白根に赴いたのでした。

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中央自動車道白根ICを出ると便利です。私は山梨県甲府市の中心部から国道52号線を下って行ったのですが。道が広くて車も多くなく、胸がスカッとするドライブでした。
白根町のある南アルプス市内はアヤメの群生があちこちで見られます。52号線沿いに咲いていたこちらは菖蒲の花でしょうか。ここら辺のアヤメの見ごろは5月初旬から2週間ほど。櫛形山のアヤメは有名ですが7月から8月に掛けてが見ごろとか・・・。
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沿道両側にサクランボ園の看板がいくつか続いているのに気がつきました。そう、私はそこで、「あっ、白根ってサクランボ産地だったんだ」と気付いたようなわけです。・・・有機栽培のサクランボ園もありました。
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「モーツァルトの名曲で育てたサクランボ」という看板が目にとまりました。
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普通に育てたサクランボとどう違うのでしょうか?気になります。モーツァルトを聞いて育ったサクランボは、粒の色艶がよくなりそうな気はしますが・・・。

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今回のドライブの目的地「白根町飯野」にあるお店「ワーカーズおへそ」に到着。甲府市中心部から30分ぐらいのドライブでした。
お店のリポートはのんびる7月号で取り上げます。7月号が発行されると同時にブログでも紹介予定です。

でも、今回極秘に「のんびる」に先行して一こまだけお見せしますね。

「ワーカーズおへそ」の店頭に並べられたケーキたちの左側の列のフルーツゼリー。このフルーツゼリーをいただいた時の私の幸せ感をお伝えせずにいられなかったからナンです。フルーツゼリーの一番底にあつたサクランボ、なんと本物の生のサクランボでした!
4月末のこの時分に生のサクランボが2粒も食べられちゃう幸せって!それもゼリーの上の部分には生のイチゴがぎっしり並んでたの!イチゴを堪能して、それからしばらくオレンジゼリーだけ楽しんで、そして最後に生サクランボに出会っちゃうなんて!ああっ!・・・それで230円というお値段。

お店の人に聞きましたら、ここのケーキ類を製作している女性の旦那さんの実家が白根のサクランボ農家で、ハウス栽培のサクランボを手がけているため、今、実ったサクランボを手に入れることが出来たそうなのです。
白根に来た甲斐があったというものです。

サクランボ狩りに白根にお出かけの節には、是非「ワーカーズおへそ」にもお立ち寄りください。ケーキはフルーツゼリーのほかにも多種ありますから、お楽しみに。惜しげもなく高級素材を使って、中身ずっしりで、その上この値段ですから!あなたも納得間違いなし!

初夏の白根町、「美味しい体験をしに、また来るね!」と町の大看板に別れを告げて帰途に就いたのでした。
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「ワーカーズおへそ」の電話番号は055−283−0688 土日はお休みです。
(山本豊美)

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桑の木のオーナー制度・続編

2008-02-25 04:29:06

前回のブログ記事で紹介しました京都の「織道楽 塩野屋」さんから「桑の木オーナーズ倶楽部」についての資料が送られてきましたので、さらに詳しい情報をここにお伝えします。

「絹織物の原点は農業」
桑園を作る→蚕が飼育できる→繭から絹糸をとる。絹がこうした成り立ちである以上、明治以後、昭和の始めまでの日本の主要輸出品であった絹を支えたのは日本の養蚕農家でした。
1kgの糸を作るにはおよそ1000kgの桑の葉が必要です。蚕は4000頭近く飼育しなければなりません。
戦後の日本農業=農薬が普及。
農薬のついた葉を食べると蚕は死にます。よって養蚕は下火になりました。

■養蚕農家の現状(桑の木の現状)
現在、日本全国で養蚕農家は1300軒少し。群馬県や関東以北に固まっています。近畿圏内では兵庫県にわずかに残るのみとなりました。
京都府綾部一帯は明治大正時代、蚕都と呼ばれ、3万軒の養蚕農家を擁していました。しかし今では福知山に3軒の農家が残るのみ。

■現在の絹材料
中国・ブラジルなど外国から95%以上の絹糸が輸入されています(昭和34年から外国生糸が輸入されるようになって以来)。今、中国も国内が工業化を進めているため、毎年一割程度の生産減といいます。

■これからの日本農業と養蚕
農地の保全発展は国の基盤。農薬を使わない農業を!そのとき養蚕は欠くべからざる要素です。今後多様な農業のチャレンジが望まれてきます。大量生産より品質の特化が日本生糸の生き残る道です。
全齢桑・生繭・多様な品種がこれからの日本の養蚕発展のキーワードとなります。
○全齢桑・・・・桑の葉を十分に育成させる。
○生繭・・・・・生繭から糸を引き出すことで材料の品質向上が図れる。
○多様な品種・・蚕種のオリジナル化を図る。

「新規養蚕者育成と支援体制と」
「織道楽 塩野屋」さんは、京都市右京区京北下弓削町に農業モデルの土地を開設。養蚕を学びたい人々に指導を行い、そこで生産された繭とその他の生産物を優先的に買い上げる体制をつくりました。絹文化の前に繭文化を創出して、「一物全体・身土不二」を基本にした農業従事者を増やしていくこと。それが消費者との連携に繋がる道と考えています。賢い消費者に支えられた絹文化を日本で根付かすことを目標に努力しています。

■具体的には・・・・
平成18年(2006年)3月より福知山の農家3軒と5年契約を結んで繭を購入。安心できる品質の高い絹材料の生産に踏み込みました。2007年3月、下弓削町の土地確保。名づけて「塩野村」。桑の苗700本を植え育成中。同時に野菜も育てています。副産物も有効利用しようと考えているのです。
消費者にこの一環に加わっていただき、使い手の希望や夢を直接聞いて、物づくりを実践していく会社となります。
消費者にオーナーになっていただく。→「塩野村」の桑の木にオーナーさまの名をつけて、塩野村の管理者が育てる。→その桑から収穫できる商品をオーナーさまに届ける。
桑の木オーナーになるには・・・
桑の木1本・・・10,000円の年会費を納めていただく。
桑の木管理・蚕の飼育は「塩野村」に任せるが、時々見に行ってあげると喜ばれます。
特典
mark_015,000円相当の生繭タオルのプレゼント。(年間1本の桑の木から飼育した約100頭の蚕の繭で作れる50cmの長さ)尚、2007年収穫のものは「都浅黄色」。
mark_01「織道楽 塩野屋」のお店で直接購入の時、お店の全商品を1割引きにします。
mark_01「塩野村」で収穫した副産物から開発した新商品をモニターサンプルいたします。(繭水化粧水・桑の葉茶・蚕沙痛み止め丸剤など)

桑の木オーナーズ倶楽部 参加申し込み方法
「塩野屋」さんに申し込み書を送ってもらいます。

塩野屋」さんの住所
〒602−8285
京都市上京区千本通一条下ル西側西中筋町十三番地
電話075−461−1995
fax075−461−1997
E-mail ori@shiono-ya.co.jp

「小さな生産・長い消費・意味ある生き方」
ひとりひとりの生き方が集まって社会を形作るのです。まず一人が実行する。そんな姿勢の人が連携して、百人目の生産者と消費者が現れたとき、確かな生産・確かな品質・確かな消費が実現される、と「織道楽 塩野屋」さんは結んでいます。

リポーターの感想
「石炭発掘現場で工夫が、坑道に小鳥を入れた籠をもって入るのは、一酸化炭素中毒の危険をいち早く鳥が知らせてくれるため」と聞いた事があります。
日本農業の農薬漬けが広まるとともに生息できず姿を消した蚕はさながら、坑道の小鳥のようですね。日本の農業の健全な復興・発展は、農薬を使わない葉を食べて絹糸を生み出す健康な蚕の姿が多くみられるかどうかということと重なっているのですね。桑の木のオーナー制度、広げたいです。(山本豊美)

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穏やかさの感触〜セラピードッグ

2008-02-08 03:03:56

「のんびる」2月号「はじめる!情報」コーナーにセラピードッグボランティア募集の記事が載っています。この記事リポート、私、山本が担当いたしました。
この記事、私のリポート文章を読むまでも無く、掲載写真がすべてを物語っていると思います。「ドッグセラピーの素晴らしさ!」を。ちなみにその写真はプロのカメラマン氏によるもの。

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「のんびる」2月号掲載写真と似て非なる私の撮影写真。被写体は同じなのですが・・・。

取材に際して、いつでもわくわく感を持ちながら取材先に出向く私ですが、このセラピードッグの取材の日は常に増して期待が高まりました。私は今まで、「アニマルセラピー」とか「ドッグセラピー」という言葉は聞いたことがあり、大体どんなものか想像はつきましたが、実際にセラピーの行われている様を目にするのは初めてなので。

この日、セラピーの行われた場所は山梨県甲府市にある高齢者の入院している病院。ドッグセラピーの実施時刻の1時間ほど前から、セラピードッグとその飼い主さんが集まってきました。皆さん車で到着です。
中には長野県から駆けつけたセラピストもいて、「遠路はるばる・・・すごいなあ・・・使命感に燃えているのだなあ!」と感じ入りながら、犬に見とれました。
そう、この日集まったセラピードッグたちは、私を、その毛並みの輝き、容姿の美しさで圧倒しました。車から降りてきた犬たちは施設の玄関前で飼い主さんと休憩し、ウォーミングアップしています。穏やかな空気の中。

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映画「シルク」の公開につけて

2007-12-25 20:25:07

1月19日からシネマトゥデイ他でロードショーの始まる映画「シルク」。試写会で見た人のレビューを見ると、「日本の昔の風景が情緒豊かに映されている」といった感想が印象に残りました。時代は1860年代。日本は江戸から明治に移る時代です。
映画のあらすじを見ると、「ヨーロッパで蚕の疫病が流行り、ヨーロッパの養蚕業が壊滅的な状態に陥ったため、英国の青年が結婚したばかりの妻を母国に残してはるばる日本に、健全な蚕を求めてやってくる。そこでめぐりった絹のような日本女性に魅かれ・・・」というストーリーなのです。

「シルク」(絹糸)と聞くと、耳目が活発になる私、山本です。
その話(ヨーロッパの養蚕業が壊滅的になった時代があったこと)が本当だったのかどうかちょっと調べて見たくなりました。

ちょうど、12月22日土曜日の朝、NHKニュース「おはよう日本」で入田直子さんがリポートするコーナーで群馬県「日本絹の里」をリポートしていました。そこで「日本絹の里」のホームページを覗いて見て、面白い記述にめぐり合いました。
紹介します。

伊勢崎市境島村(旧境町島村)に1869年、イタリアからサリエ・デ・ラ・トゥールという人が養蚕業の視察に訪れています。同じ年、英国からアダムスという人がやはり養蚕業の視察に訪れており、翌1870年にも再訪しています。映画「シルク」の主人公のモデルは、この英国青年アダムスだったのかも知れませんね。それはさておき、私の興味は「蚕の疫病」なのです。「日本絹の里」のホームページ周辺を検索していたら、それは「微粒子病」という蚕の病気だとわかりました。1860年、フランスから発生。ヨーロッパに拡がったのです。それで、危機を感じたヨーロッパ各国はアジアの蚕に目をつけたのです。取引をしようと、あるいは養蚕技術を取り入れようと、競ってアジア(中国や日本)に研究者を派遣したのでした。でも、まもなく、フランスのパスツール(牛乳などの液体を60℃程度で数十秒間加熱しバクテリアやカビなどの微生物を殺菌する方法を発見したことで知られる・・・現在でも『パスチャライズドミルク』=低温殺菌牛乳 の呼び名は通用している)によって病因が解明されます。

病蚕の体内に生じる微粒子が病原体(後に原虫の胞子と判明)で、これが体内で増殖、経卵伝染することを突き止めた、そうであります。そうしたヨーロッパの養蚕界の動きを日本もまた研究していたのです。

ウィキペディアでパスツールの検索をしましたところ、こんな記述が。以下引用。
・・・1865年、パスツールは養蚕業の救済に取り組んだ。その頃、微粒子病と呼ばれる病気により、たくさんのカイコが死んでいた。カイコについての基礎知識を得るためファーブルを訪問したとき、ファーブルはパスツールのあまりの無知ぶりに驚いたという。日本の江戸幕府将軍 徳川家茂よりフランス皇帝ナポレオン3世に対してカイコの卵の贈呈があり、研究用としてその一部を分け与えられたパスツールはそこから多くのヒントを得た・・・・

佐々木忠次郎という人は日本の養蚕学の開祖だと言われていますが、その父の長淳(ちょうじゅん)が明治6年にウィーン万博に明治政府から派遣されて、当時のヨーロッパの養蚕の状況を見聞して帰ったとのこと。
パスツールのお陰で、蚕の疫病の対策が打ち立てられたことも、佐々木長淳は学んで帰り、日本の養蚕業にも生かされたようです。

映画「シルク」は、蚕の疫病とその対策に寄与した人を追っている話ではないのですが、時代背景はそのあたりの歴史を踏まえているのですね。

映画「シルク」は日本・カナダ・イタリアの合作だということです。英国の女優キーラ・ナイトレイや日本の俳優、役所広司といったビッグネームがキャスティングしてます。が、私が注目するのは、日本の昔をよみがえらせる風景描写です。それと、芦名星(アシナ セイ)という日本人キャスト。宣伝フォトで見た限りですが、映画の宣伝文句どおり、まるで絹糸を髣髴させるしっとりとした美しい少女です。彼女を見るだけでも一見の価値のある映画だという気がします。1月19日からのロードショーが待たれます。

群馬県高崎市にある「日本絹の里」は、テレビでも紹介されましたように、お正月イベントも充実して家族で楽しめる処のようです。私は近くの「群馬湯の里」も楽しんだり、泊りがけで行こうと計画中です。ホームページの検索は「日本絹の里」と入れて検索してください。

この一年、自分の掲げる「農業と地場産業の助っ人になろう」テーマから遠い世間の巷を漂っているような、流行の後追い記事ばかりお届けしたのではないかと反省している山本です。でも、この一年いろんな出会いがあって、それをブログで紹介させていただくことで、自分の世界が広がったことも事実だと自負しています。

2007年中、当ブログにお付き合い、励ましをありがとうございました。来年は広がった世界を私なりに系統だててつなげて追求してまいりたいと思っております。どうか更なるご鞭撻をよろしく。さあ、今年もあとわずか。

皆様、どうぞ健康で、良い年2008年をお迎えください。(山本 豊美)

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カレンダーいろいろ

2007-12-20 11:17:04

今年ももう残りわずか。来年のカレンダー、お決まりですか。「これから買おうかな」という人に一つオススメなのが「富山和子がつくる 日本の米カレンダー」。
去年もこのブログで紹介したような気がします。このカレンダーを私は買うようになって7年くらい経つのですが、なんとこのカレンダー、1990年から発行され続け2008年で19年目を迎えるのです!ロングセラーですね。

2008年版を私はいつものように生協のカタログで注文しようと思いましたが、まだ目にしていません。あるいはすでにカタログに載ったのを見過ごしてしまったのかな・・・。そうなると書店かネットで手に入れなくてはなりません。
ネット上で、「富山和子がつくる日本の米カレンダー」で検索したら、ありました!これで手に入れる手段の確保はOK。ほっとしました。

このカレンダーはなんといっても写真が良いのです。水田を被写体にすえ、日本の四季折々の表情を撮っています。我が家の壁にかかっている今年のカレンダー12月のをここに紹介しますね。写真が暗くてごめんなさいナンですけど。

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寒い、冬の田んぼの風景です・・・。

でも、見ていると「日本に田んぼの風景ガあることがどれほど日本の景色に彩りを添えていることか」と、しみじみ思うのです。株式会社サン制作・水の文化研究所ガ発行しています。1,300円(税込み)。

検索していて、「富山和子がつくる日本の米カレンダー”08」写真展が開催中であることも知りました。「食と農の科学館inつくばリサーチギャラリー」(茨城県つくば市観音台3−1−1)で開催しています。来年(2008年)3月末日まで開催しているということですから、期間中に是非足を運んで見たいです。

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特別なクリスマスプレゼントin藤野町

2007-12-11 22:58:18

もうクリスマスプレゼントはお決まりですか?「今年はプレゼントにちょっとオリジナリティを加えたいな」と考えている人、神奈川県藤野町にある「シーゲル堂」で探してみませんか。
「シーゲル堂」は一風変ったお店。年間通して藤野町とその近辺の芸術家さんたちの作品を展示するギャラリーになっています。
ただ今「大こんにちは展」を開催中。芸術作品の展示と販売です。
12月7日(金)、お店を覗いてきました。
JR藤野駅を下りて、国道20号線(甲州街道)方向を見るとまっすぐ前方にありました。
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車の方、駐車場もありますよ。藤野町営の駐車場も近くにあるので利用して下さい。

お店の外観が、楽しくてのんびりして、なんだか懐かしい。
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「田舎町の”ALWAYS三丁目の夕陽”」って感じです。では中に入ってみましょう。

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芸術の秋散歩

2007-11-05 05:55:01

先週のブログ記事、「都心近くで紅葉を楽しむ」の散策路を実踏と言いますか、実際に歩いて見るために、神奈川県相模原市藤野町に行ってきました。11月3日。好天に恵まれ、ウォーキングには格好の日より。

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藤野駅からバスで5分。「坂沢橋」を渡って「芸術の家」バス停で下車します。そこから左折して徒歩2分で到着。

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外見は西洋の修道院か何かを連想させる建物です。

この日の一番の目的は「藤野芸術の家」で午後4時から上映される映画「不都合な真実」(無料)を観賞すること。
午前中に「藤野芸術の家」を訪れ、カルチャー体験をし、その後、周辺を散策しながら4時まで過ごせたらいいなと思いました。

「藤野芸術の家」工房ではこの時期「秋のお楽しみコース」としていろんな体験教室を開催中。朝9時から夕方5時まで(入場は3時半まで)開いています。事前予約なしでもОK。
私は「石のはんこ作り教室」に参加しました。

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「石のはんこ作り」のチラシ。
いわゆる「篆刻(てんこく)」ですね。参加費は材料費のみ500円。

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初めての人に教える3分間のビデオ上映もあり、係りの人も丁寧に教えてくれます。

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道具や字を選ぶのに参考になる本も豊富です。

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高麗石を台座にセットして、彫刻刀で彫り始めました。が、なんだか見づらいです。

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見づらい人にはルーペが用意されています。これで私も打ち込めました。

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参加者は私のほかに数名。皆黙々と彫っています。
石を彫るのは力仕事かと思いましたが、高麗石は意外と簡単に彫ることが出来ました。早い人で30分で創り上げてしまうそうです。私はじっくり2時間ぐらいかけて・・・。

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出来ました。「マイはんこ」
「マイはんこ」が出来て満悦な気分です。なんだか今年は手書きの年賀状を書いて「マイはんこ」を押して出そうというやる気が沸き起こりました。

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「石のはんこ作り教室」の受講生の作品が押印されたギャラリー。見ているとさらに高度なはんこに挑戦したくなりました。
次回開催は2008年1月12日〜2月17日だそうです。時間を作って参加したいな。

昼食は「藤野芸術の家」併設のレストラン「BONO(ボノ)」で。
このレストランは素晴らしい空間を持っています。吹き抜けの高い天井。

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天窓からの採光で店内は明るく、ガラス窓の外のテラスから続く庭の景色を楽しみながらゆっくり食事を楽しめます。

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夏などこのテラスで食事を楽しみたいものです。

惜しむらくは、このレストランが「藤野芸術の家」併設なので、普通「藤野芸術の家」来訪者しか利用されないのではないかしら、ということ。「私がイタリアンのシェフだったら絶対こんなお店開きたいな・・・」と夢見ながら店の内外のロケーションを楽しみました。

食事の後は、「藤野芸術の家」の周辺を散策しました。

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「藤野芸術の家」の壁一面にツタが這い、今は唐草模様のようになっています。西洋的で美しくて見とれてしまいました。

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「藤野芸術の家」の庭にはいく種類もの樹木が植えられていてそれぞれの秋の装いをしていました。

15時半、「藤野芸術の家」クリエーションホールに入場。元アメリカ合衆国副大統領アル・ゴア氏出演の映画「不都合な真実」上映会が始まりました。この映画上映会の主催者は相模原市の「市民平和のつどい」実行委員会。協力は「ふじの里山くらぶ」や、会場提供者の藤野芸術の家など。

「不都合な真実」は期待通り、世界の環境問題の解説と、その問題について私たちが今から取り組める方法とをわかりやすく示してくれる映画でした。秋の一日を藤野で芸術体験し、自然に浸り、そして世界環境と平和に関する考察をめぐらす時間が過ごせました。すごく充実した「文化の日」でした。
藤野芸術の家」ではこれからも1月に「石のはんこ作り」が予定されています。その他の創作体験もクリスマスに向けての木工工作などが開催されます。

また11月18日(日曜日)には「ふじの里山まつり」も開催されますので。これから11月中の藤野町は楽しみがいっぱい。是非足を運んで見てください(山本豊美)

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都心近くで紅葉を楽しむ

2007-10-30 01:00:54

今年は紅葉が良いそうですね。
先日、訪問介護の仕事で入った家の奥さんから「朝のテレビニュースで栃木県日光の紅葉をやってたけど、すごくきれいだったの」と教えられました。84歳のその方は足が不自由で、遠くへ旅行出来る体力もないので、テレビで紅葉の風景を見て楽しんでいた様子。「少し前まで、朝晩の寒暖の差が激しい数日が続いたので、『今年の紅葉はきれい』と私もニュースか何かで聞きました」と、お話に合い鎚を打ちながら、テレビで放映した紅葉の映像がこんなにも人を喜ばせているのかと、改めて感心しました。
「外に出られない人」に楽しみをもたらし、自由に外出できる人には「お出かけ情報」と役立つテレビ、ありがたいものですね。
テレビの映像には及びませんが、今回のレポートは紅葉狩ウォーキングをしたい人のナビゲートになればなあ、と載せることにしました。都心から日帰りで楽しめる場所です。去年の11月22日撮影した写真ですので、まだこれから紅葉を見たい人に十分間に合います。場所は相模湖を囲む山梨県上野原市と神奈川県相模原市藤野町。特に藤野町では11月中、いろんなイベントが企画されているので、ウォーキングしながら同時にイベントを覗いて楽しめます。

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廃校の再利用in山梨

2007-08-29 03:53:00

8月19日。山梨県須玉町。7月24日付け当ブログ「続・廃校リニューアル情報」で紹介しました「三代校舎ふれあいの里」に行ってきました。
山あいの農地の中に立っている施設。駐車場に車を停めて、施設入り口に向かう道すがら、周囲の青々とした田んぼとその脇を流れる小川に心なごみます。
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山梨県の避暑地として賑わう「清里」に近いせいもあつてか、駐車場には県外ナンバーの車がずらりと並んでいました。
「三代校舎・・・」の三代とは明治・大正・昭和のことです。思えばこの三代にかけて、学校は地域の文化や伝統のシンボルでした。「廃校」と言う言葉は過ぎ去った時代への郷愁と、「地域衰退」のうら寂しさを連想させますが、今「廃校リニューアル」に取り組む全国各地の動きは、そこから立ち上がる新しい地域創造の力が感じ取れます。ここ「三代校舎ふれあいの里」にもそんな力の漲りを感じられます。
まずは、昭和校舎をリニューアルした「おいしい学校」へ。ここには食事どころ・入浴休憩施設・宿泊施設・農産物販売所・パン工房が入っています。お昼時でしたので、レストランはお客さんでいっぱい!イタリアンと和食の2つのレストランがありますが、私は今回和食を選びました。「和食・古宮」さんに入ると、学校給食を再現した2つのパターンのメニューがあり、シチューを中心にしたランチを注文。運ばれてきました。でも、連れの注文したカレーを中心にしたランチもおいしそう。

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ただ、シチュウの方が限定10セットと書かれていたので、「限定」と言う言葉につられて注文した私でした。

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おや!?ご丁寧に箸ではなく先割れスプーンとは!私の子どものころにはこれは無かったなあ・・・。なんて、話は子どもの頃に飛んで、なかなか上手い演出ではありませんか。
見回すと周りのお客さんたちの多くがファミリー連れで会話が弾んでいる様子。小さい子どもさんを含む家族連れが多いのもこの「おいしい学校」の特徴。学校給食にはジャガイモがふんだんに使われていました。ホクホクのジャガイモは八ヶ岳南麓のこの地の特産だったことを思い出しました。このメニュー1000円。人気なのもうなずける話。食事が済んでこの地域の特産品の売り場を見て回った後、さて、次に足を運んだのが隣の大正館。

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大正館の前には野口英世像がありました。
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このような校舎と庭と偉人の彫像が組み合わせに、日本の学校光景の典型を見る思い。懐かしさの波紋がまた一つ。野口英世は言わずと知れた東北地方出身ですが、大正期に活躍した人なので大正時代の校舎の前には好んで彫像が置かれたのでしょうか・・・全国的に。
大正館は現在は農業体験施設として活用されています。中ではちょうどパンつくり体験教室が行われていました。体験はすべて予約制ということで、私のようにふらりと訪れた人は、教室の外側から様子を見ることに。

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大正館の前の瓢箪型の小さな池。昔は多分金魚や鯉など飼われていて、校長先生がパン切れを池の鯉に与えていたりした光景があったことでしょう。見ると殿様蛙がいました。

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近頃殿様蛙を見るのは珍しいなと思い、そっと近寄りました。蛙は人の気配に警戒する風も無く不動だにしています。蛙がのんびりと生きていられるのどかな空気がここにあるのだと思いました。

明治校舎は「須玉歴史資料館」になっています。
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外観は明治8年建築のハイカラな洋館を復元したもので、中に入ると昭和初期の様子が復元された教室などがあります。
「三代校舎ふれあいの里」では建物を中心に外観も楽しめ、(特に桜の時期にはお勧めです)、建物の中でもそれぞれに学ぶ体験や、お風呂・食事などの楽しみも味わえ、地域の特産物を買うことが出来るというまさしくファミリー向けの、のどかなレジャー施設です。帰途立ち寄った県道沿いのお店で出会った地元の人に「おいしい学校」に行ってきたと話しましたら、こんな答えが返ってきました。「レストランは賑やかだったでしょ?だけどあそこのお風呂は混んでなかったでしょ?いつも人がまばらって感じだよね。きれいな風呂だけどね。」と。「おいしい学校」のお風呂って、のどかにゆっくり入浴休憩したい人の穴場ですよ!(山本豊美)

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続々夏祭り・人形劇の町飯田

2007-08-21 22:41:57

8月8日、14日と2回に亘りお届けしてきました「いいだ人形劇フェスタ」リポートも3回目の今回で終わりにします。
日本国内外から300にのぼる人形劇団が集まった飯田市。「人形劇で町おこし」はどんな具合だったのでしょうか・・・。私の目で見たフェスタの様子はひと言で言って、「凄いスター劇団は存在しないものの、アットホームなつながりで細々とやっている人形劇団は多いんだな」というものでした。4日の人形パレードの様子だけ見て言っているのですけれど・・・。
劇団の人数は多くなくて、でも団員のあたたかな笑顔、沿道の人々へのサービスが印象的でした。

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沿道に座っていた老夫婦とのふれあい。おむすび人形?

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劇団員は華やかなピンク色の揃いのTシャツで。白い人形を引き立ててますね。

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裸の少年の人形。どんな物語の主人公でしょうか・・・。

日本の各地から飯田に集まった劇団の人々の熱意。そして迎える飯田市の、実行委員会の人たちを核とした大勢の人々の応援。皆、とても暖かいなと思いました。

「生身の人間以上のドラマ性(宿命)を持った人形の姿」に見とれ、その人形のたどる運命を見ることでカタルシスを味わう。それが人形劇を見ることのキモだと思います。

もう一つ。
飯田を訪れた1週間後の8月11日、神奈川県の篠原(シノバラ)にある大石神社の人形浄瑠璃を見に行きました。神社の境内は夕方から人で埋まっていました。

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ほとんどが地元の人でしょう。茣蓙を敷いて陣取った家族や親類縁者がご馳走の載った折箱や皿を囲んでお酒を酌み交わしながら夕方から浄瑠璃の開演を待つ。その姿に、「江戸期から日本の庶民の楽しむ姿というのはこうであったろうな・・・」という郷愁のような、興奮を感じました。

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出し物は「釣り女」。もっと舞台の近くに行って写真を取りたかったのですが、人で埋まっている辺りを進めず、遠いところからの写真でごめんなさい。
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浄瑠璃語りの太夫は竹本駒之助師匠。人間国宝であられます。写真左から2番目。きちんと撮影に臨む姿勢が無かったなあと後悔しきりです。(望遠レンズも用意してこなかったし、こんなに人が集まるのだという事前情報把握もしなかったのでした。)

篠原は過疎の村です。でも年に一度の大石神社の人形浄瑠璃の日に村中の人が集まってこうして村の伝統を味わう日をもっているのだと知ってらやましい気持ちがわきました。「過疎でいいじゃないか!伝統を楽しむには過疎に限る!」などと思ってしまいました。

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村の出店。テント2張の出店だけど、お客さんは満足そう。

「いいだ人形劇フェスタ」も、来年2008年は30周年で、「世界の人形劇フェスタ」を開催するとのこと。世界中の人形劇団が集まってくる・・・!どんなことになるのかな・・・。
今からわくわく。

「いいだ人形劇フェスタ」を飯田市が興したのは、飯田には人形浄瑠璃の人気の座が2つあり(「今田人形座」「黒田人形座」)、飯田の人々が愛して守り、受け継いできたということが大きな要因でしょう。
伝統の人形芝居と、現代の人形劇。そのコラボも面白い飯田の人形劇フェスタ。
来年も「いいだ人形劇フェスタ」にじっくり足を運んで見たいな。(山本豊美)

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続・夏祭り 人形劇の町飯田

2007-08-14 03:56:44

8月4日(土)の「いいだ人形劇」フェスタの目玉は人形パレード。
飯田の町の目抜き通りを人形劇団がそれぞれの劇団のスター(人形)を押し立ててパレードし、沿道の人々と触れ合います。17時半ごろJR飯田駅前を出発すると聞き少し早めに待機しました。

人形たちのパレードに先立って人々のパレードが行われました。

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ブラスバンドのパレードに日本の祭りの血の騒ぎ方と違うところでの興奮を感じました。

いよいよ人形パレードの始まりです。
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赤鬼・青鬼が先手を切って登場。向こうに見える赤い屋根は飯田駅舎の屋根。可愛い駅ですね。

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木の切り株人形(?)がこの劇団のスターのようです。

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劇団なのかブラスバンドなのかちょっと識別しがたいですが、人形パレードを彩ってくれてます。

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上の劇団(?)ブラスバンドと他の劇団とにこやかな交流。

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沿道の人々も人形とのふれあいに沸き返ります。

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人形に迫られて(?)逃げの姿勢の女性。この人形、人形を繰る男性と面差しが似ていますね。人形って作った人に似るんですね。下の写真も見てください。

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これは和尚さんでしょうか?着物を着た男性。人形と本人とどちらが主役?

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ちょっと休憩。着ぐるみを着た人はこの暑さの中大変そう。人形の顔は中の人の苦しい顔を反映してませんが・・・。

「いいだ人形劇フェスタ」のリポート、ちょいと一区切り。人形パレードはまだ続きます。お楽しみに。(山本豊美)

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夏祭り・飯田は人形劇の町

2007-08-08 02:05:56

8月4日(土)に長野県飯田市に行ってまいりました。8月2日〜5日にかけて開催された「いいだ人形劇フェスタ2007」の様子とそれによる飯田の町の活気を覗いてみたかったのです。
たまたま4日は「第26回飯田りんごん」が開催される日で町をあげてのお祭りムード。JR飯田駅から商店街へと続く中央通り、それと交差する並木通り、銀座通りが歩行者天国となり、たくさんの出店が出て焼イカやフランクフルトなど美味しい臭いを漂わせていました。
飯田市のお祭りが「飯田りんごん」と呼ばれるのは、りんごの名産地というところからきています。りんご並木が飯田の町を横切っていました。
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「並木通り」に林立したりんごの樹の中でも一番の古木。樹齢50年以上。傍らの説明に「アメリカから渡ったりんごの樹」との説明書きが。

メインは夜7時からの踊り。曲も振り付けも市民が創り上げた踊りで誰でも気軽に踊りの輪に参加できるものです。
また愛宕神社で花火の打ち上げも行われます。「いいだ人形劇フェスタ」は2日〜5日の4日間開催されるのですがたまたま私は飯田の一番賑やかな日にきてしまったようです。
私の滞在した時間は昼から夕方にかけてでしたが、夜の踊りの熱狂「飯田りんごん」を待つ静かな熱気が町を満たしていました。歩行者に解放されたストリートで太鼓演奏やよさこいソーランなどの踊りが披露され大勢の人が見入っていました。

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浴衣姿の若い人たちが多いなあ。飯田市は小京都とも呼ばれています。町並みがとても歩きやすい。おしゃれな一角もあります。

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「蔵の街飯田」とも言われている飯田の町。まちなかに昔の蔵のたたずまいをよみがえらせた建物がありました。
こんな素敵な町だから、若い人が浴衣を着てぶらぶら歩いてみたいという気持ちを起こすのかな・・・。地域おこしに町並みのたたずまいは重要ですね。
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りんご並木と蔵の並ぶ飯田の町にとけこむ太鼓うちの晴れ姿。

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飯田駅からの中央通りの交差点ではよさこいソーランが披露されました。

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その先、銀座通りではヒップポップダンスが披露されていました。

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銀座通り商店街のショーウィンドゥの中にマネキン人形と相対峙して飾られている浄瑠璃の人形。

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人形がガラス越しにストリートダンスをそして見物人をじっと見つめているみたい。古くからの伝統の人形芝居が今でも飯田の町に息づいている姿のように思えました。
飯田市には「今田人形」と「黒田人形」という2つの人形浄瑠璃の座が続いてきています。

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ショーウィンドーの中で琴を爪弾く浄瑠璃の人形。この人形が動くお芝居がみたいなあ。「いいだ人形劇フェスタ」期間中、浄瑠璃も上演されるのかな・・・。

残念ながら前日の8月3日に上演されてました。4日は無し。

「いいだ人形劇フェスタ」は今年で9回目。カーニバルから通算29回目。日本全国から、また海を越えて外国から、300に上る人形劇団が参加しました。観客数は昨年の数字では46,787人ということですから、人口107,072人の飯田市にすれば、「いいだ人形劇フェスタ」期間中、市の人口の半分近くの人が市の内外から訪れて人形劇に触れるわけです。
4日の「飯田りんごん」の踊りとその前奏の太鼓やダンスといった路上での競演、それと「人形劇フェスタ」!飯田の町の人たちは一時にこんなにたくさんの楽しみを詰め込んで準備に大変だったでしょうね。
「人形劇で町おこし」と意気込む飯田市。一年前この町を訪れたときは「そばで町おこし」の飯田市の顔をこのブログでお伝えしたのでした。
いろんな顔を持ち前向きな飯田市。来るたびにさらに深く知りたくなる町です。
昼間から飯田のお祭りムードにすっかり酔ってうろうろしてしまいました。「いいだ人形劇フェスタ」に集まった人形たちの姿もお伝えしなくては。それは次回に続きます。
(山本豊美)

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続・廃校リニューアル情報

2007-07-24 23:57:41

7月6日と7月8日付けブログ記事で「廃止された小学校再利用2態」の情報をお届けしました。その記事が「今週の注目記事」で取り上げられました。その「今週の注目記事」文中、文部科学省「廃校リニューアル50選」が紹介されていました。
今回、その「廃校リニューアル50選」の中で山梨県須玉町にある「三代校舎ふれあいの里」に着目したいと思います。
といっても、私、まだ実踏していないのです。ホームページを覗いただけなのです。まずはそこでタイムリーなお知らせ。
来る8月5日(日)21時30分〜テレビ朝日系で放映される「にっぽん菜発見 そうだ自然に帰ろう」という番組に「三代校舎ふれあいの里」の中の「おいしい学校」が登場するそうです。「元祖でぶや」でもおなじみの石塚君が「三代校舎ふれあいの里」でどんな美味しい顔(『まいう〜』と言ってくれるのでしょうか・・・)を見せてくれるか乞うご期待!
7月17日収録のものだそうです。そんなことはさておき、「須玉町『三世代校舎ふれあいの里』」のことを。運営主体は須玉町と第三セクターである株式会社「おいしい学校」です。「おいしい学校」とはいいネーミングですね。須玉町のセンスの良さが出ているようにも思いました。8月5日のテレビで見てから取材に行こうと考えてます。高原にある須玉町の空気の美味しさまでお伝えできればなあと思っています。乞うご期待。(山本豊美)

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続廃止された小学校の再利用2態

2007-07-08 00:24:42

6月30日昼間は神奈川県相模原市藤野町名倉(なぐら)にある「学校法人シュタイナー学園」のオープンデイの賑わいを楽しみ、夜は同じく藤野町牧野(まぎの)にある「篠原(しのばら)の里」で「ほたるの夕べ」を楽しみました。旧名倉小学校はシュタイナー学園という学校法人による学校という形態で再生活用されていましたが、旧篠原小学校は学校とは少し違った形態で再利用されていました。旧篠原小学校は改築され交流・宿泊・研修・ふれあい施設「篠原の里センター」として活用されていました。運営は「NPO法人篠原の里」です。「ほたるの夕べ」は夕方5時半ぐらいから始まりました。参加者が三々五々集ってきました。まず食堂で夕食を取ります。メニューはタコライスと野菜のたっぷり入ったスープとフルーツポンチ。それと麦茶でした。地元農家が提供した数々の野菜を使った料理がこの施設の売りです。野菜スープには茄子やインゲンやひよこ豆も入っていてなんだかスープだけでも栄養取れそう!食事が終えた人は2階のコンサート会場に上がって「ガイネ」さんのコンサート始まりを待ちます。あいにく外は雨。コンサートを聴いてからほたるを見に行くのですが果たしてほたるは出るのか気がかりでした。「ガイネ」さんのコンサートは1時間ほどで終わり、いよいよ皆外に出てほたる鑑賞です。
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雨の中、暗闇の中、参加者はホタルの光を求めて歩きます。

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「あっ、いる!いる!」と声があちこちで聞こえます。雨なのにいましたね。数にすれば20匹ぐらいですが、光が点滅するごとに歓声が上がります。

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ホタルは川のそばにいます。「篠原の里」から50メートルほどのところに小川があり、その周辺の林にホタルが飛び交っていました。

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更にいくともう少し大きな川がありました。竹林が近くにありました。伐られた竹が川原に横たわっていました。その川原にホタルの点滅がいくつも。この川はカワニナが多いのでしょうね。周囲に民家はまばらです。ホタルは里山に生息するといわれます。あまり人里離れると、生息しないし、人の賑やかなところだと、また居ないし、ホタルの生息域って微妙なんです。篠原の里は人と自然のバランスがちょうどホタルの生息にあっていたのだと思います。
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参加者は10分間ほどのホタル見物のあと帰途につきました。

廃止された小学校を再利用して活用している「学校法人シュタイナー学園」と、「篠原の里」2態を6月30日にみることが出来ました。どちらも、人を誘うのに魅力的なイベントを行っていると感じました。そして地元の人々との連携を大切にしているとも感じました。全国で学校の統廃合が進み、廃校になった学校の生かし方について悩んでいる自治体等もあると思います。この2つの事例、参考になるのでは?(山本豊美)

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廃止された小学校の再利用2態

2007-07-06 03:49:30

6月30日、神奈川県藤野町名倉にある「学校法人シュタイナー学園」と、同じく藤野町篠原(しのばら)にある「NPO法人篠原の里」に出かけてきました。「学校法人シュタイナー学園」は旧名倉(なぐら)小学校を再生し、「NPO法人篠原の里」は旧篠原小学校を再生しています。近年、少子化や過疎化による学校の統合が進みました。全国で廃校になった校舎はそのまま放置されているのでしょうか・・・。空いた学校をどうしていくのかは、各自治体や地域住民の知恵と意欲の見せどころだと思います。今回藤野町で見た2例は、空いた学校の再利用方法として多くの示唆を含むものと感じました。
ではまず「学校法人シュタイナー学園」から紹介します。6月30日に行われた「オープンデイ」の模様です。校内での写真撮影は禁止でしたので、校舎外の様子を少し紹介します。まずは建物。
山里の風景の中ひときわ目を引く建物が「NPO法人藤野シュタイナー高等学園」の校舎です。

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この日はこの建物の中で展示とお茶会が行われていました。旧名倉小学校を使った「学校法人シュタイナー学園」は小・中学生が通い、こちらの「NPO法人藤野シュタイナー高等学園」には高校生が通います。
旧名倉小学校の本校舎から体育館へと続く通路の屋根の梁には、生徒らが収穫した麦が吊るされていました

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この光景をみていましたら、私も自分が小学校に通っていた頃の小学生活が思い出されて、胸が熱くなりました。

オープンデイの学校見学参加者たちに人気があったのが「手作り品販売」。シュタイナー学園に子どもを通わせている親御さんたちが作った手作り品の数々が販売されています。私も12:40から体育館で始まる販売店のオープンを待つ行列に並んで待ちました。
お店には、フェルトやレース編みなどで作られた人形など、思わず手に乗せたくなる可愛いやさしい品々ばかりです。シュタイナー学園で使われているクレヨンや絵の具などの教材も販売していました。ここで私の買ったものを紹介しますね。

まず、エコバッグ。
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始めポケットティッシュ入れかと思いましたら、ファスナーを開けて引き出すと・・・
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あら、買い物袋に変身。

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並の布バッグと違い、底が厚めのキャンパス地なので袋としての安定感もあり、素敵だと感じました。
次に小さな花の精のフェルト人形。
家にあるアジサイの葉の上に載せてみました。

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売っていたとき、人形の顔は描かれていませんでした。そこで私はちょこっと描きいれて見ました。

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写真ではよくわからないかも知れませんが、お人形のドレス部分のフェルトはアジサイの花びらの形をしているのです。

そして、ライアーの演奏CD。
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仲正雄さんの演奏によるもの。シュタイナー教育ではライアーという楽器がよく登場します。とてもやさしい音色で、生活の中、癒し系のバッググランドミュージックになりそう。

シュタイナー学園の販売品はどれもこれも暮らしにやさしさと潤いを与えるものばかりで、私はまだまだ買いたかったのですが今回はこれぐらいで我慢しておきました。また来年のオープンデイが待ち遠しいです。

シュタイナー学園で見た空き校舎再利用の事例報告。次は「篠原の里」での「ほたるの夕べ」参加報告をしたいのですが。続きはまた。
(山本豊美)

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人形劇の町飯田

2007-06-28 07:20:48

長野県飯田市は「人形劇の町」。市内にはつの人形座があります。
「黒田人形浄瑠璃伝承館」「今田人形の館」「竹田扇之助記念国際糸繰り人形館」の3つ。
そこにこの3月25日にオープンした「川本喜八郎人形美術館」が加わり、「人形劇の町飯田」のイメージを更に強めました。
私は昨年9月飯田市を訪れ「そばの町飯田」を取材しました。当ブログでお伝えし、「のんびる11月号」にもリポート記事を掲載しました。その折飯田市に人形劇の館が多いことを知ったのです。
飯田市には昔から「黒田人形浄瑠璃」が盛んでした。その伝統を残そうとした市や住民が伝承館を作ったりしたこと。また、飯田市内外の人形劇団を大切に保存しよう、交流しようとしてきた歴史があります。その結果、今のような「人形劇の町飯田」が出来たのです。
その飯田市の面目躍如の祭典があります。毎年夏8月に行われている「いいだ人形劇フェスタ」です。今年は8/2日〜5日に行われます。

「日本で最大の人形劇の祭典です。国内外から規模もジャンルも様々な人形劇団が集い、飯田市内の約100会場で250ステージ以上の人形劇が繰り広げられます」(飯田まちなか情報より)と読んだからには、人形劇好きならずとも飯田市へ足を運びたくなりますね。
5月に「いいだ人形劇フェスタ」のホームページを覗いていたら「観劇するボランティアスタッフ募集」という項がありました。それに申し込むと、市内の公民館などに安く宿泊でき、3日間人形劇をみて歩くのにいろいろと便宣を計ってもらえそうな文がありましたので、是非応募しようと思っていました。昨日6月27日、「確か締め切りが6月30日だった」と思いつつ改めてホームページを覗くと、もう申し込み打ち切ったのか、その文章がなくなっていました。もしかしたら見間違えだったのかも・・・。
私の早とちりはさておき、このフェスタに関心のある方、詳細は実行委員会のホームページを覗いてください。

「いいだ人形劇フェスタ」の歴史は古く前身は1979年に始まった「人形劇カーニバル」です。カーニバルを20年続けて、21年目から「いいだ人形劇フェスタ」と名称を変更して続いています。ホームページで年毎のワッペンを見るだけでも楽しいです。

「川本喜八郎人形美術館」もフェスタ期間中は大きなイベントを企画しているそうですので、「人形劇フェスタ」で人形劇上演見て周りだけではなく、既存の美術館に立ち寄る楽しみもありそう。8月2日〜5日が待ちきれない山本です。(山本豊美)

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子どもたちとあ・そ・ぼin山梨

2007-06-15 05:58:35

「今、日本には4万人の要保護児童がいます」と聞いて、思わず胸に戦慄が走りました。4万人?!・・・。「そのうち3000人の児童が里親のもとで育っています。あとは・・・養護施設に入っていたり・・・」。
5月25日、共育ちの会「あ・そ・ぼ」の総会の中で聞いた言葉です。
共育ちの会「あ・そ・ぼ」はこのブログでも以前ご紹介しました(1月28日のブログ)。
「子どもたちが『あんしん』して『すこやか』に『みらい』を『ゆめみる』町づくり」今回の第4回総会に掲げた総合テーマのように、共育ちの会「あ・そ・ぼ」は子どもたちが元気にすくすく育つ環境を願って活動している、山梨県長坂町を拠点としたグループです。
25日私が取材した総会のテーマ別交流会は4つに別れて開催されました。

「あんしん」・・・子どもたちの事件/児童養護施設の子ども達との交流
「すこやか」・・・食育、健康、体力実態
「みらい」・・・自然破壊・地球温暖化
「ゆめみる」・・・新しい町づくり・地域の男女共同参画
以上のように。

ブログ冒頭の言葉は交流会参加者の一人、佐藤さんのお話のなかで出てきた言葉です。佐藤さんは「山梨きずな会」のメンバーです。里親の会です。現在里親72名、賛助会員150名程で組織去れています。佐藤さんは、その言葉に続いて、「今の日本には、養護施設は満員状態で施設に収容しきれない程多くの要保護児童がいます。是非皆さんも彼らの里親になることを考えてください」と訴えます。「里親になることを考えて下さったら、県の児童相談所に問い合わせてください」と結びました。会場の参加者誰もがしばし沈黙する「要保護児童40000人」の数値。「里親になる」のは簡単ではないので・・・ちょっと私には・・・と心中思いながら、でも、佐藤さんの投げかけた訴えの行方を追いたくて交流会を見守りました。
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「あんしん」テーマの交流会の様子。写真奥の人が佐藤さん。

共育ちの会「あ・そ・ぼ」は児童養護施設の子どもたちとの交流もしています。席上その様子の報告などもありました。また、児童養護施設で働いている職員の方のお話も聞くことが出来ました。
子どもたちの境遇は親からの虐待などで入ってくるお子さんがほとんどだということです。「子どもたちの境遇を可愛そうとだけで、目を瞑ってしまわないで!」「里親になれない人でも、子どもたちを支援できる方法はある。養護施設にボランティア訪問して触れ合うこともその一つ。外部からどんどん入って施設の閉鎖的状況打破することも大切です」といった声が聞かれました。
会議中も、地域の「高齢者の生活支援と子育て支援」を推進している会のメンバーが、今かかわっているある家庭の問題を報告し、それに対して皆が深刻に受け止め、火急を要する問題だとして、その場で児童相談所に電話したりするなど、この会議は本当にフレキシブルに生きていました。
他のテーマの交流会もそれぞれ深刻な問題ではありますが、この日の交流会では「あんしん」というキーワードの元に討議された「要保護の子どもたちの今」がずっしりと胸に残りました。
(山本豊美)

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多摩源流でキャンプ

2007-05-07 00:25:03

5月3日〜5日に小菅村で行われた「むらまつりキャンプ」に参加してきました。キャンプの中び、5月4日の小菅村の村をあげての大きな行事「多摩源流まつり」に合流するため、「むらまつりキャンプ」と呼ぶのです。3日間ともお天気に恵まれて、新緑の小菅村をとことん楽しむことが出来ました。

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3日午後2時ごろキャンプ場に到着しました。もうテントの設営が始まっていました。

キャンプは「NPO法人自然文化誌研究会」が毎年行っているものです。参加対象は小中学生ですが、大人も歓迎です。今回参加した子供は20名。スタッフはなんと30名!驚きではありませんか!子供一人につき、1.5人のスタッフがつくのです。でもつくといっても常時付き添うわけではありません。それだけの目が注がれている体制がとられているということです。

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キャンプ開会式。「村長」の挨拶も至極あっさり。左の人がキャンプ村「村長」の鈴木さん、もの静かな人です。

このキャンプは基本的に自由。食事の時間も食べたいときに食べればいいし、朝いつまで寝ていても構わない。一日のプログラムはかっちりと組んではありません。お祭りだって、行きたくなければ行かなくて良いのです。

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参加社の連れてきた愛犬ともたっぷりふれあえます。

私はキャンプは子供の頃一度体験して以来何十年ぶりなので緊張しました。子供たちのほうが、リピーターが多いこともあって自然体でした。
私はリポーターとしてというより、ある部分スタッフ、ある部分お客さん(子供たちと同じ立場)、残る部分は小菅村と同じ山梨県の住人であると言うことから、地元のおばさん的感覚でキャンプ地をウロチョロしていました。カメラだけは常に首からぶら下げて。キャンプの素晴らしさを写真でお伝えするほうが確実ですもの。あまりたくさんの写真は載せられませんが。みてください。

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川辺でドラム缶風呂を沸かしていました。水遊びをして冷えた子供たちが体を温めるためでもあり、露天風呂に入りたい人にも、ね。


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木はたくさんあります。なんでも作りたいものを思うままに作る参加者。普段眠っている創意工夫の力全開!


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釣りを始める子もいました。でも釣り針は?えさは?・・・いいよね。釣りの気分だけでも・・・。

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この青い淵を見ていたらどうしたって飛び込みたくなりますよ。でも冷たい水の予感。体がためらっちゃうね。

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楽しみな食事。食べ終わった食器(コッヘル)は、水を入れて洗ってその水を飲む。そしてトイレットペーパーでふき取ってから片付けます。清流につながるキャンプの流し場なので、汚水は流せないから。キャンプの流儀を皆さん心得てました。

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「NPO法人自然文化誌研究会」事務局長のクロちゃんは明日の行程の説明をしたり、子供たちに花札などの昔あそびを教えたり、大忙し。


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夜、笛の音が聞こえてきました。村の家並みから少し離れたキャンプ地に横笛の練習に来た古老2人。明日のお祭りで披露するのですって。リハーサルをそばで聞くことが出来て幸せ。人々が古老を取り巻いて座って、村の伝統についてのお話など、古老の物語をじっと聞き入ったひと時でした。

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子供たち、大学生のお兄さん・お姉さんスタッフが入り混じり熱いトランプゲームが続きます。こんなにたくさんのメンバーでトランプに興じる光景も懐かしい。

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山村でなければちょっと味わえないイノシシ肉のあぶり焼き。思ったより柔らかでした。味付けもグー。

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ここでなければ味わえないものに「やまめの串焼き(塩焼き)」があります。5月4日の「多摩源流まつり」会場では、なんと、2000匹もの串焼きを売ったのです。キャンプのスタッフたち、ここでも村の人たちと交流しながら、やまめ売りの呼び込みしたりして活躍してました。

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2000匹の中身は正確には山女(ヤマメ)と岩魚(イワナ)です。似た大きさなのでどちらがどちらなんだか・・・。でも美味しかったです。お酒があったら最高!

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小菅村は普段人口1000人にも満たない小さな村。「多摩源流まつり」の日には1万人以上もの観光客で賑わいます。だから、村人あげてサービスに余念がありません。お祭り広場に休憩する人々は、あちこちの出店で美味しいものを食べて満足げでした。

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「多摩源流まつり」の夜には勇壮な火の祭典がありました。「山伏参上と日本一のお松焼き」です。この「お松焼き」をみていたら、体の中に蓄積されていたストレスが消えていく。昇華していくのです。ああ、火ってスゴイ!太鼓を打ち鳴らして、気持ちの高揚を更に乗せる演出、噴水もありました。噴水にはライトを当てて色の違う噴水にしてみせるなど、この祭典にはいろいろな工夫が盛り込まれています。そして最後に、打ち上げ花火!ああ、もう言うことはない!このお祭りのとりこです。「来年もきっと来るからね!」

キャンプは翌5日も続きました。昼過ぎ、小菅の温泉に入ってリフレッシュしてから、銘々帰途に着きました。

さて、どうですか?「小菅村のキャンプ、面白そう・・・」と思ったら、夏に同じ場所で予定されているキャンプに是非出かけて見てください。
2つありますよ。

○こすげ冒険学校7/31〜8/5
参加費¥40000ぐらい。
5泊6日の長期キャンプで心身共に野生にかえる!?
○やまめキャンプ8/11〜8/12
参加費¥20000ぐらい。
上記2つのキャンプ、費用は奥多摩駅からの交通費・宿泊費・食費・教材費・保険などが含まれています。お問い合わせは「NPO法人自然文化誌研究会」まで。
(山本豊美)

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新緑の中、温泉でリフレッシュ

2007-05-02 05:48:17

新緑が目を洗うような季節ですね。手ごろな近間の湯治場でひと休みして見ませんか?「泳げる温泉」として人気だったここですが、2007年からは「岩盤浴の温泉」の顔も加わり、リニューアルオープンしました。5月1日、新緑を洗うような雨の中、でかけてきました。

東京・神奈川方面から山梨県に入り小一時間ほどで目指すスポット「秋山温泉」に到着します。
国道20号線を上野原市に入り、商店街に差し掛かったら、「新町2丁目」の信号左折。JR上野原駅を右に見ながら道を下って、桂川橋を渡るとひたすら道なりに進んでください。右に「メープルポイント・ゴルフ場」をみてすぐ暗くて狭い小さなトンネルに入ります。車のすれ違いに注意。
トンネルを出て狭い道を進むと道は二股に分かれます。「秋山温泉」と書かれた看板どおり右の道を進んでください。道なりに進むと今度はまだ新しい「田野入りトンネル」をくぐります。上野原町と秋山村が一昨年町村合併した折に作られたものです。「田野入りトンネル」を出るとすぐ、T字路。信号、左折してまもなく右折。橋を渡ってください。左方向に上っていくと「秋山温泉」の看板が見えてきました。

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看板を見て左の道に入ります。到着しました。

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駐車場はほぼ満車。入館料、大人800円(お風呂のみ)。子供600円。お風呂+プールだと100円加算されます。水着は持ち込みでも、館内のレンタルでも良し。
館内の写真撮影は自主的に遠慮しました。

でも一つだけ私のお気に入りを激写!2階の休憩処においてあるマッサージチェアです。10分200円。このチェアのマッサージはオススメ!利きます!揉みほぐしもいいのですが、ぐりぐり押してくる機械のこぶしに、思わず「オゥッ!」と声を漏らしてしまいました。スパや温泉に備えてあるマッサージチェアを利用するのは好きで、方々で試してます。体の表層をマッサージするだけの機械が多い中で、この「秋山温泉」のマッサージチェアは体の奥まで力が作用する力強い機械です。

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椅子の中から聞こえる機械音がまた、押す人の力む、うめき声みたいに聞こえ、耳をくっつけて聞いているとなにやら不思議な心地になってきます。江戸川乱歩の「人間椅子」を連想しちゃう。椅子の中に指圧人が入っているみたいで・・・。2回続けて利用し、20分400円なりの出費。でも、その朝感じていた肩や腰の辺りの重い感じから開放されました。人の手による指圧にかかるよりお安いのでは?
私は今回試しませんでしたが、友人のオススメはリニューアルオープンした目玉「岩盤浴」。「秋山温泉」の岩盤浴は「ジェラピー岩盤浴」といってトルマリンなどの宝石の粉を使ってちょっと普通の岩盤浴と違うそうです。40分800円なり。お時間のある方、試してみては?
今回「秋山温泉」を左に見た県道「秋山〜道志村線」を進んで道志村の「道の駅道志」まで行きたかったのですが、思いのほか厳しい林道でした。雨で道路も危ないし車の状態も良くなかったことから、道半ばで断念。新緑の林道沿いの風景だけお届けします。

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せせらぎ。沢蟹を探しに降りて行きたくなります。

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安寺沢というところまでは、このように車で走りやすい道が続くのですが、その先は上りが続き、狭いです。晴れた日に是非。道志村まで、秋山温泉から30分弱の林道ドライブをお楽しみください。
(山本豊美)

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風林火山展に行ってきました

2007-04-17 02:45:04

今年山梨で「風林火山」が熱い!NHK大河ドラマ「風林火山」の信玄公のご当地甲斐の国。ドラマの終わるのは12月。でもお正月に信玄公ゆかりの神社詣でのお客さんもいるのだからという理由か来年(平成20年)1月20日まで続く「甲斐の国 風林火山博」。
毎年恒例の信玄公祭りも4月7日・8日はいつもの倍ぐらいの観光客で賑わったとか・・・。と言うわけで、祭り好きな山本。今年一年中「風林火山」のお祭りをしている観のある山梨県甲府市に行ってまいりました。

会場はJR甲府駅から徒歩5分の山梨県民情報プラザ。

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商店街アーケードは「風林火山通り」と命名され、風林火山の旗が林立していました。「旗の賑やかなること林の如し」・・・。
「風林火山博」入り口です。

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大河ドラマ「風林火山」ゾーンに直行しました。おおっ!山本勘助の着用したよろい兜が目に飛び込んできました。

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兜を飾る「山本」の文字。私も山本だけに感慨ひとしおであります。山本勘助の声も再現されています。

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現代のこうした科学(?)技術は素晴らしく、勘助の肖像画から、骨格や肉付きを割り出して、そこから声の質量を予測するんですと。勘助を演じる俳優さんにとってはやりにくい時代なんではないでしょうか・・・。

「由布姫か湖衣姫か・・・どっち?」なんてコーナーもありました。

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井上靖著の「風林火山」では由布姫。他の作家からは湖衣姫と命名されたヒロイン。本当は名前不肖だそうな。姫の出身地諏訪では代々「諏訪御寮人」と呼ばれてきました。戦国の世では、(近代にいたるまでかな・・・封建時代とひっくるめることにいたしましょう)封建時代では、女性は家系図に名を残さないからなあ。

NHKの底力を感じさせる展覧会。ついつい引き込まれます。由布姫の着物、「うちかけ」の展示もありました。

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女性客の興味も引くようになってますねえ。私が一番夢中になったのは、信玄公の刀。

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握りのところにある飾りが可愛い!写真では焦点が後ろの手袋に合ってしまい、刀飾りがボケてます。残念!
この小さな飾りは犬が太鼓だか鞠だかに戯れているところを彫金で表したもの。戦に明け暮れた殿様が常時携えていた刀にこんな可愛い彫刻が施されていたとは!戦国時代の男性のおしゃれ心と言うか、遊び心と言うか・・・教養の深さに感動。
写真がボケているせいで「犬だかなんだかわからんじゃないかっ!」とイライラした人、是非ご自身を会場にお運びになって肉眼でお確かめを!

山本勘助は4月15日放映の回でも左目の眼帯を「あわびの貝殻」で通してます。でも武田家に仕官して録(財産)も豊かになったことから、眼帯を良いものに変えます。これは紋の入った眼帯。

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鉄で出来ているのでしょうか・・・まさか!木でしょう・・・いや、鋳物と書いてありますね。なんだか重そうです。
今のメガネの軽さを思えば、昔の人は、日常的に重荷を負うていたのですね。姫の打ちかけだって重そうだし・・・。

山梨県出身の切り絵作家百鬼丸さんの作品、武田24将の肖像画もありました。

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百鬼丸さんの切り絵の切り口の鋭さは、戦国武将の姿を現すのにふさわしいと感じました。

この大河ドラマの出演俳優さんたちサイン色紙もあって、サービス精神行き届いていました。

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加藤武さんの色紙の言葉は人間的な奥深さと言うか、滋味がありますねえ。

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信玄役の市川亀治郎さん、達筆なのです。

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ガクトさんの色紙も高いセンスを感じさせます。

会場では他にもクイズに挑戦コーナーがあったりしてとことん楽しみました。
会場を出て1階に上がると風林火山にちなんだ山梨の物産展を行っています。私はそこで清里名物のソフトクリームをいただきました。

面白くて、休憩場所もあって、美味しいものもあった。う〜ん・・・これはオススメ。旅の行き先選択にまよっている方、是非来てもらいたいです。
これから山梨は山々の緑萌える季節。緑に映える色とりどりの風林火山の「のぼり旗」。すごくたくさん作ったのでしょうね。旗のデザインもいろいろあるから見比べるのも面白いですよ。

聞くところによると、夏の「お母さんコーラス全国大会」の今年の開催地は山梨県甲府市だとか。全国から3000人の声自慢のお母さんたちがお集まりになるようで。お母さん方、風林火山の旗めく山梨でゆっくり楽しんで良い思い出を持ち帰ってくださいな。(山本豊美)

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山中湖村でエコツーリズム

2007-04-08 00:00:06

3月25日(日)行ってきました山中湖!「山中湖交流プラザきらら」で行われたクラフト教室の取材です。去年7月オープンしたこの施設。山中湖畔の広い公園の中にシアターや、スポーツ施設など含んだ建物が点在しています。広いんです!
クラフト教室は「交流プラザきらら」の管理棟「ハルニレ」で開催していました。

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「きらら」とはいいネーミング!管理棟「ハルニレ」の木造の建物も周囲と溶け合って落ち着きを感じさせます。



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「山中湖交流プラザきらら」は山中湖村が経営。今までにない山中湖村の観光スタイル、エコツーリズムを具現した施設です。
晴れたらアウトドアで楽しめ、雨の日は屋内で手工芸の教室で楽しめます。「・・・せっかくここまで来たのに・・・雨でがっかり」ということがないのです。それに季節も。
どちらかといえば山中湖は夏の避暑地、でした。それが、これからは「♪冬も楽しい山中湖♪」に変わったのです。この「山中湖交流プラザきらら」を拠点にした様々なイベントで。

どんなイベントなのか・・・はあとでゆっくり。
まずは管理棟「ハルニレ」の中で行われている「クラフト教室」を覗いてみましょう。

「山中湖交流プラザきらら」の自然体験部門のイベントを企画運営しているのは「NPO富士山自然学校」にボランティアで働く人々です。「クラフト教室」も彼らが主催しています。

今日は、昨夜山中湖村のペンションに泊まったカナダの学生さんたちが教室に参加していました。

工作の素材は皆、「NPO富士山自然学校」の人たちが山中湖村の森の中から拾い集めてきた木の実や小枝です。あたたかな自然素材。

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外は雨で寒くても「ハルニレ」の中は暖かでした。木のチップを燃やすストーブが燃えて、大きな窓から光が入ってきます。

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「ハルニレ」館をやさしく暖める木のチップを燃やすストーブです。

クラフト教室の生徒たちは黙々とマイ・アート作りに挑戦中。

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机の上には見本作品が置かれていました。題して「森の音楽隊」。でも、生徒さんたちは見本に縛られず、それぞれ自由に造形してました。

「ハルニレ」の建物の中には販売コーナーもあって、体験教室で使うような素材や、製品が売られています。

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このような森の製品のほか、手作り石鹸、皿やお箸などの木工品が展示販売されていました。

1時間でそれぞれの作品が出来上がりました。生徒さんたちの作品が並べられ、鑑賞しあって、笑い声や感嘆の声が響いてます。建物の中を、私はちょっと探訪してみました。

機織(はたおり)体験もできるのですね。

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大きな織機がありました。その傍に小さめの織機が3台並んでいました。
お父さんと子供たちが「クラフト教室」体験している傍らでお母さんが「機織り」体験するなんていいですねえ。
経験したこと無くっても平気!親切に指導してくれるインストラクターの皆さんが揃っています。

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「NPO富士山自然学校」のインストラクターの人たち。皆山中湖村の住人だそうです。

「NPO富士山自然学校」の渡辺代表のお話によると、この「山中湖交流プラザきらら」は3年間の構想・下準備の末に出来上がったもので、山中湖村の動植物(蝶や虫などの昆虫を含め)を一同に集めてある場所なのです。
ここで山中湖村の自然観察がとくと出来るというわけです。

「ハルニレ」の廊下の壁に「植栽図」が飾ってありました。

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はじめ、「何かなあ・・・刺繍した布?」と思って見たら、なんと「きらら」公園内に植えられている木や草花の名前が固有名詞としてその位置にピンで貼り付けられている地図でした。
スゴイ!このようにして公園内の植栽を管理し、育成しているわけですね。

「自然と共生し、循環を作り出す施設にしたかった」と渡辺代表が言った言葉を象徴するかのようなモニュメントが管理棟「ハルニレ」の隣に。
山中湖の水を地下80メートルからくみ上げ循環させている噴水です。豊かな水量です。巨大な蛇口といった感じですね。

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「山中湖交流プラザきらら」で、山中湖村で楽しむエコツーリズムの、全天候型レジャーの一端を紹介しましたが、四季を通じて一年中楽しめるエコツーリズムもすすめていました。

今回私の写真ではご紹介できませんでしたが、冬の「ダイヤモンド富士」と「アイスキャンドル点灯」の組み合わせ。
富士の山頂に乗っかるように太陽が沈む光景を目におさめて、しばらくすると、夕闇の湖岸にキャンドルが星のようにきらきらと輝く光景が現れる、という仕掛け。去年の冬はこの景色を見るツァーに例年の3倍ものお客さんが山中湖村を訪れました。
春は若葉の山の観察や山菜とり、秋はキノコ観察やキノコ汁のご馳走ツァーなど、メニューがいっぱい。あなたも是非、今年は魅力いっぱいの山中湖村でエコツーリズムを体験してみて!

直近のイベント
4月28日:コブシの花と春の自然食材を味わう。
5月:(日時は未定)富士山「幻の滝」
詳細はこちら。
NPO富士山自然学校・BLOGみんなの広場
http://cant.air-nifty.com
またはここまで。
さあ、春から夏へ!みんな、自然の中に出かけよう!!(山本豊美)

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山梨の魅力発見!

2007-03-24 04:56:52

山梨の魅力発見!今回は人形芝居です。山梨県指定無形文化財の「笹子追分人形」を見て来ました。3月21日、山梨県生涯学習推進センター(甲府市丸の内1−6−1)が、「やまなし再発見講座」の一巻として行った講座「笹子追分人形 三番叟(さんばそう)の実演と講話」を聴講してきました。

追分人形芝居は、山梨県大月市の笹子追分新田地区に伝わる郷土芸能です。淡路島に伝わる諸派の人形芝居や、国立劇場で定期的に上演される文楽などと同じ、3人遣い様式の人形芝居です。

この追分人形については資料が少なくいつごろ発祥したのか明確ではありません。江戸時代には地域の若者によって維持・管理・演技とも受け継がれていました。でも明治維新の文明開化の風潮から急速に廃れ、その上、地域に起こった水害で人形衣装や小道具など大部分を流出し、廃絶の危機に陥ります。
これを惜しんだ、笹子追分に住む天野忠甫(あまの ちゅうすけ)氏が私財を投じて、日本各地から衣装や人形を買い求めました。また、天野氏は自ずから東京の西川伊三郎に入門。芸を磨き、西川伊久造の芸名をもらい、村に帰って、座を興しました。それが今に伝わる西川一座です。
それでは実演と人形の顔をゆっくり拝見。

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三番叟はひょうきんな踊りです。

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娘人形の顔。悲しい運命をたどることの多い文楽(追分人形)の娘人形。やさしくいたわってあげたい気持ちになります。。

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三番叟を踊った人形は、なんだか西欧の方のサーカスのピエロに共通するおかしみが漂います。

鳴り物(三味線)や語り(義太夫節)がないのがちょっとさみしかったですが。

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人形の操作方法も仔細に見せてくれました。

今回の講座には70名の参加者がつめかけ、熱心に保存会の人にお話を聴き、人形に触れて、人形の操作をして見るなどして、会場は熱気にあふれていました。

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人形の頭(かしら)の製作者、石黒一夫さん(右から2人目のメガネの男性)が、人形の目や口を動かすカラクリを説明。バネには鯨の歯を使っていることや、糸は三味線に使われている絹糸。それも合成の糸ではなく本当の絹糸、三味線で使い、ある程度古い糸でないとダメ、とか面白い話をいっぱい聞かせてくれました。


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人に操作され動き出すと、顔に生気が漂ってくる不思議な人形の魅力にすっかりはまりそう。

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人形を動かす黒子の皆さん。現在座員は15名(30〜60代)。毎週金曜日の夜7時半からと日曜日の午後1時から、追分にある人形会館で稽古を積んでおられます。

なぜこの「追分人形」が山梨県の指定無形文化財になっているのかというと、座の演目に文楽の世界でポピュラーな「菅原伝授手習鑑」「絵本太功記」「本朝二十四考」等の他、地方色豊かな「吉久保美人鑑(よしくぼびじんかがみ)」があるからです。

もうひとつ、この座には数多くのかしら(60体ほど)と衣装が残され、その中には、淡路の国の名匠「由良亀」や淡路徳島の「天狗久」作のものなど数点があり、県下のほかに類例を見ないからだそうです。


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4月1日(日)午後1時半より、大月市民会館で「奥州安達が原」の演目の公演が行われます。興味のわいた方、是非お出かけください。

お問い合わせは「笹子追分人形保存会」の斉藤さんまで。
電話0554−25−2339。

なお保存会では人形の修復や公演のお金を捻出するため、賛助会員(年額一口3000円)を募ったり、公演先で人形のポストカードや手ぬぐいなどのグッズを販売して資金を集めています。
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人形のポストカードには、今日お目にかかれなかった人形たちの顔があって、この次も公演に出かけて、今回会えなかった人形に会いたくなりました。(山本豊美)

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気になる風景・春の山梨

2007-02-25 21:06:56

2月25日は都留のうぐいすホールで「うぐいすキネマ館」を鑑賞してから、都留市上谷にある「好浩」(よしひろ)(電話0554−43−6318)で昼食を取りました。ここの鍋焼きうどんが有名です。
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600円と安い上にボリュームたっぷりです。私が店内にいる間にも引きもきらずにお客さんが来ていました。法事の会食に利用するグループも来て、うどん屋だけでない「割烹」の「好浩」の面目も躍如でした。

食事が済むと、都留市の戸沢という地区を通って上野原市秋山村に出て、上野原を縦断するというドライブをしました。途中見かけた「気になる風景」を紹介します。
松木というバス停近く(盛里駐在所近く)で梅の花満開。遠景です。

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大きなお屋敷の一角に梅の木があり見事に花を咲かせていました。
少し行くと石船(いわぶね)神社がありました。ここの社殿の飾りが変わっていて面白かったです。

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石船神社に立て看板がありました。

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看板にはこう書かれています。

市指定有形文化財
石船神社には復顔首級があります。
首級とは、人の頭がい骨に箔(金や銀を非常にうすい板のようにしたもの)を押し付け、梵字(古代インドの文字・仏教遺物に多く使われている)を墨書きし、その上に小さな木片や漆と木屑を混ぜたような塑形材で肉付けして、生きている人の頭部のように仕上げられて入る。両眼には玉眼(水晶などで造ったもの)が用いられていたが、現在は左目にのみ認められている。
この復顔技術は我が国で最も古い時代に属するものとして高く評価されている。
なお、石船神社には、護良親王(1308〜0355)の御首級であるという伝えがあり、同神社の御神体として古くから地域の信仰を集めている。
                        昭和56年12月1日
                        都留市教育委員会

遠く昔、足利尊氏で有名な、南北朝の戦いの犠牲者として、護良親王の名前が思い出されますが、この地域の言い伝えによると、護良親王のお后、雛鶴姫が、護良親王の首級を持ってこの地に避難してきたそうな。で、雛鶴峠で赤ちゃんを産みました。でも肥立ちが悪くて命を落とした。とのことです。
この地には雛鶴姫にちなんだ地名がいくつか残っていますから、言い伝えは本当なのかも。そう知って、改めて石船神社の屋根の飾りの鬼の顔を見ると、不気味なのもわかるような気がしますね。怨念がこもっているんだよ、と示してあるような気がして・・・。

また、石船神社の境内の木にはムササビが生息していることで有名でした。十数年前は・・・今はどうなっているのでしょうか・・・。以前のうっそうとした林の印象がありませんが・・・。

また少し行くと、吉祥寺というお寺がありました。川のせせらぎの音が常時聞こえてきます。井戸もありましたが、今は使われていないような雰囲気。

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秋山村から、雛鶴トンネルと田野入りトンネルを通って上野原の町に近づきました。田野入り地区で面白い形の木がたくさんあるのを見つけました。

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何の木でしょう。

次に鶴島地区にある神明社です。

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ここのお清めの水場、手水鉢の石を洗うたわしが藁で出来ていました。

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以上、目にしたものを点点と並べただけのそっけない記事でごめんなさい。次にブログにアップするときは、「何でこういうものがあるの?」という謂れとか、理由を、関係者に聞いて、情報を載せますね。次回乞うご期待。(山本豊美)

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名画に見る人の匂い

2007-02-25 17:38:07

 2月25日は山梨県都留市にあるうぐいすホールで「うぐいすキネマ館」の映画鑑賞を楽しみました。主催は文化庁/東京国立近代美術館フィルムセンターと(財)都留楽友協会です。文化庁/東京国立近代美術館フィルムセンターの「平成18年度 優秀映画鑑賞推進事業」の一巻らしいです。

東京に出ずとも地域で日本の優秀映画が見られるのは幸せだと思い、「悪名」での勝新の男ぶりを見たさに出かけて行きました。
 「悪名」は1961年封切りの大映映画です。今から46年前ですね。この映画は当時大ヒットし、続編が作られ、シリーズ化しました。さすがに主演の勝新太郎、若いです。肌の輝き、目の輝き・・・海から上がったばかりの魚のようにピチピチしてます。それにとてもチャーミングです。
 はじめは河内弁が聞き取りづらく字幕が欲しい気分でしたが、次第に聞き取れるようになりました。中村玉緒も初々しく、私生活でもこの頃、勝新と中村玉緒が結婚したのかな・・・などとほほえましく想像しながら映画を楽しみました。

 映画の時代設定は、やくざ稼業の男たちがほとんど丹前のような着物を着流しでぞうりをはいており、芸者や飲み食い処の女給は日本髪で着物だから戦前だと思います。背景は芸者置屋とか、肉を食べさせる食堂(すき焼き屋?)や、小規模やくざの親分の家などが出てくることが多いので、戦前の日本人の暮らしの影の部分が見えます。つまり貧乏と隣り合わせの暮らしぶりがわかるのです。それで、映画から人の体臭がにおってくるような気がします。特に朝吉と貞の出会う場面。

 初対面の2人は遊郭で衝突し、殴り合いをするのですが、見ている私には、まるで犬同士の喧嘩や、テレビの動物ものでよくお目にかかる、オスの縄張り争いの喧嘩に重なって見えました。つまり自然界につきものの、自然の掟に従った争いに・・・。ですから安心してみていられました。

 肉弾戦も健康な男児同士のぶつかり合いというか、お互いを知り合うための通過儀礼だな・・・という感じで。そのとおり、殴り合いに負けた田宮二郎扮する貞(サダ)は、勝新扮する朝吉(アサキチ)に降参して、子分となってついていくようになるのです。度量の広い朝吉は「兄弟でいいじゃないか」といって、貞の目を潤ませることになるのですが・・・。

 こういう場面を見ていると、つくづく今の日本が、肌寒いというか人間臭さのない社会になったと感じます。50年ほど昔に比べて。
 昔は、男同士ならこういう取っ組み合いの喧嘩は日常茶飯事だったのでしょう。
 確か、最近「いきいき」という雑誌に、作家の佐藤愛子も書いていました。「兄たちはしょっちゅう取っ組み合いの喧嘩をしていた」と。
 でも、この映画に描かれる人間の戦いでは、倒れた相手を死に至るまではいじめません。荒っぽいやくざの世界のことなのに、です。
それが今の日本ではどうでしょう。取っ組み合いはしなくても、陰湿なやり方で、相手を死に至るまで追い詰めるケースがいくつも見られるではありませんか・・・。「動物の生態から遠ざかると、人間ろくなことはない」と、この映画「悪名」が教えてくれている気がします。

 先ほど、「人の匂いが感じられる」と書きましたが、どういう場面でか、というと、男同士の殴り合いの場面とか、朝吉が近所の人妻お千代に誘惑されて深い仲になるのですが、二人が旅館の布団に横になって駆け落ちを相談する場面とか、因島で、苦界に沈む琴糸という女郎を足抜けさせるために船を出してくれるよう頼みに行った島の漁師の家で見る漁師夫婦のみすぼらしい姿などに・・・私の記憶の中にある、人の匂いが漂ってくるのです。

 それと、もう一つ。特筆すべきなのは、この映画の主役はもちろん朝吉と貞の2人の男なのですけれども、その2人を動かすのは女たちなのです。そもそも朝吉が動くというか、宿命に従って行動するきっかけは女が作るのですから。朝吉はただの正義感の強い、人の良い、喧嘩に強い男という設定で、そのままではこれといったストーリーは生じません。女が関わってくることで、ストーリーが始まるのです。

 お千代に駆け落ちを迫られて、人の良い朝吉は駆け落ちしてしまうことから、いろいろな歯車が回り始めます。

 ところで、私はこの「悪名」に登場した女たちの中で一番きれいだなと思ったのはお千代です。中村玉緒さんには悪いけど・・・。中田康子という女優さんが演じています。中田康子さんは今で言ったら、藤原紀香さんといった感じの美人です。そしてお千代という女性の人物設定も良いです。好きな男にもべたべたしないで、自分の男好きの、不貞者のレッテルにも開き直ってわが道を行くタイプ。お千代のお陰で朝吉は、琴糸という女郎を助けるための資金を捻出できたり、ピストルを手に入れることが出来たりするわけですから、たいした陰の女です。
 「悪名」は、このお千代を筆頭に、朝吉に「この人を妻とします」という誓詞を書かせるお絹(中村玉緒)や、因島の半分を取り仕切る「麻生組」の女親分(浪花千栄子)など、強い女たちに可愛がられ、慕われるチャーミングな一人の男の物語と読みとくことも出来ます

 ちなみに当時大映の看板女優だった中田康子さんは今も健在でいらして、ジャズダンススタジオを主宰しておられます。NHK文化センター松本教室で「より美しく生きるためのエクササイズ」の講師もされています。なんだか、「悪名」という映画で演じたたくましいキャラクターが重なるような自立した強い女性の生き方をされていますね。
 
 今回の映画上映は、うぐいすホールの大ホールで行われましたが、観客は20名ほどと少なかったのが残念でした。ほとんど中高年。昔見た記憶をよみがえらせたでしょうか・・・。私は50年程前の日本人と、その暮らしに染みついていた匂いを懐かしみながら会場を後にしたのでした。(山本豊美)

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山梨県明野町その2

2007-02-20 04:10:12

2月17日明野町小さな旅は、「お神楽チャレンジ教室」を覗いた後、「北杜市埋蔵文化財センター」から車で5分ほどの周辺に移動しました。「明野ふるさと太陽館」という看板に出会いました。

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宿もあるのですね。
駐車場に向かっていくと、薬膳料理のお店があります。

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ここでお昼をいただくことにしました。
お店の窓から明野温泉の建物が見えます。

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薬膳料理は1300円です。私の注文したお料理の名前は「明野燦燦御膳(あけのさんさんごぜん)」。
太陽の光がサンサンと降り注ぐ「日照時間日本一長い」明野ならではの名前。期待しちゃいます!

このお店は「地域資源活用工房」で「食と健康」をテーマに明野町の農作物を活用して都市と農村との交流を図ることを目的に作られた施設だそうです。
営業は
夏季(4月〜10月)午前11:00〜午後3:00
冬季(11月〜3月)午前11:00〜午後2:30
休業日は毎週火曜日(祝祭日にあたる日はその翌日)と年末年始です。

ふらりと入った私でも「薬膳料理」が食べられましたが、もし大勢で行くときは予約したほうがいいです。

メニューを見ると他に「ふるさとほうとうセット(10月〜3月)」1000円や焼肉定食850円、麦とろ丼700円。カレーライス650円などがありました。


いよいよ「明野燦燦御膳」が出てきました。

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豪華です!

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皆美味しかったのですが、特に3つあげると、

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「長いもの田楽焼き」「肉じゃが」そしてデザートの「スパークリングダイコン」です。

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特筆すべきは「スパークリングダイコン」。明野は大根の産地としても有名ですが、こんなお料理を考え出すとは!また、こんな味の大根があるとは!感触は大根おろしなのですが、いわゆる焼き魚にかける大根おろしとは全然違う風味と、役割を発揮している感じでした。ブルーベリージャムと相性もぴったりで。是非一度お試しを。


食事を済ませて、付近を散策。面白い看板を目にしました。

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「へぼの巣を取らないでください」だそうです。
私は長野県の出身ですが、地蜂のことを「へぼ」と呼ぶのは聞いたことがありません。山梨の方言なのでしょうか。
そして、ここでは「へぼの巣」を保護しているのですね。なんかうれしくなってしまいます。でも夏場にはこのあたりにうっかり近づけないですね。

明野町はりんごの産地でもあります。今は枝払いの作業が必要な時節。ところで、りんごの木って面白い形をしていると思いませんか?

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うねうねしていて。美味しい果実をたくさん実らせるために、木自体は身を飾らないのかしら・・・見ているとなんだか深遠な思いに浸りそう・・・。

春の明野はまた楽しみ。夏の明野は更に素敵。大きなひまわり畑があるから。
年に何回か行きたくなる明野でした。(山本豊美)

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続・山梨県で一番賑わうお祭り

2007-02-13 06:54:04

山梨県南アルプス市の「十日市」リポートの続きです。
前回、この市場の賑わいは山梨県内では例を見ないほどのものだと申しました。なぜそんなに魅力のある市場なのか・・・?・・・食べ物の出店を除いた出店で、売られているものの値段がほとんど書かれていません。そこが魅力の一つであると思います。値段は売り手と買い手の交渉で決まるのです。これは近年珍しいことです。私が見て歩いている間にも、そこここで、値段をめぐって熱い攻防戦が展開されていました。失われたコミュニケーションが活発に展開されていく。それが面白いのです。

売り場を離れたところでは、慣れた顔の地元の人らしい男性2人がうっすら笑顔で「ほとんどが、明日、午後に買うのだよ」とひそひそ話してはうなづき合っている場面も見られました。

一日目は見て歩いて、「これ」と思うものにめぼしをつけておく。2日目の店じまい直前に買い叩いて安く買おうというわけなのかな・・・。ですから、2日間で「15万人の人出がある」と言っても、内実は2日目もほぼ同じ客が来ているので、半分の7万5千人の人出があるといった方が正しいかも・・・。木のちゃぶ台が売られていました。

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千葉県の業者が出店していました。思わず見惚れて立ち止まる人が続出の美しいちゃぶ台達。トチの木で出来ている38万円のか、花梨材の38万円のか、わたしはどちらも良いなあと迷いました。(お金無い為、買うと想像するのだけですが・・・)。私が南アルプス市近くに住んでいたなら、翌日も出てきて、市場の閉まる頃になっていくらに値段を下げるのか、はたまた下げないのか、観察したいと思いましたが、何しろ遠くなので、それが出来ず残念。
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十日市の「市神」の安養寺も大変な参詣者が。

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安養寺境内には「十日市」のいわれを書いた立て札が立っていました、その前でもだるま市が。

昔はこの時期の十日市では春に向けて農耕具を売ったそうです。でも今は農耕具はわずかです。どちらかというと、出店の通りを一歩外れた農家の庭先などに並べて農具や生活用品が売られていました。

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暖かい冬。

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農家の庭先の梅は早くも満開です。

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歩きつかれて、道端に座って一休みする家族の姿も。十日市は家族で楽しめる市場でした。

今回のリポートで興味をもたれた方、7月の十日市には行かれると良いですね。(山本豊美)

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山梨県で一番賑わうお祭り

2007-02-11 05:31:24

2月10日土曜日、山梨県南アルプス市で行われた十日市(とうかいち)を散策してきました。国道20号線を竜王で左折、釜無川に渡した信玄橋を渡って白根方面へ走ると国道52号線とぶつかります。そのまま52号を進むと「小笠原橋北詰」の交差点。左折するとまもなく南アルプス市消防署が見えてきます。ここから先の通りが出店の並ぶ市場になっているため通行止めです。

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車を駐車場に入れて、さあ歩こう。
人出がすごい。前日の新聞に「2月10日と11日の2日間に行われる十日市の人出は約15万人と予想されている」とありました。山梨県の人口が約88万人。人口の約6分の一が南アルプス市に集合ですか(?!)もちろん他県からもおいでになる人はいるでしょうけれど・・・。今まで山梨のいろんなイベントを覗いてきましたがそんなに多くの人を集めたイベントは見たことがありませんでした。
出店は5百軒ほど。続く続く・・・。大判焼き、たこ焼き、焼き蕎麦、焼き栗、焼きイカ、金魚すくい、果物に糖蜜をかけた飴売り、七味唐辛子、甘納豆などの出店の定番にシシカバブ、トッポッキなどのニューフェース(私にとってはこうした異国の食べ物の出店を見るのは初めて)もあり、それが延々と・・・。
こんなに店が出て大丈夫なのかと心配しましたが、昼時には人の波が、思い思いの出店の前で立ち止まっている。・・・大丈夫なのでした。

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車道をはさんで、向こうにも市の通りは続きます。確かに5百軒はありそうな出店たち。

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十日市の歴史は古く500年ぐらい昔からあるのだそうな。昔は年に6回開かれていたそうですが、今は年に2回。2月と7月に開催。
2月の十日市は春に向けて農耕具を、7月の十日市は盆の準備や木工製品を売っていたそうです。
私は今回、地元の山の木で作られた、農耕具・木工製品などに興味がありました。

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しかし、行けども行けども業者の出店ばかり。と、ありましたありました「うす」と「杵」が。そば打ちの台とか「こね鉢」なども。

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出店の通りから1歩裏に入った民家の庭先で売られていました。

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値札はついていません。売り手と交渉です。この十日市のお客の楽しみは、この「交渉」の末の、「良いものを納得の値段で手に入れた」実感にあるようです。植木市も、縁起物のだるま市も賑わっていました。

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植木市では春の花が咲き競っていました。

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梅の盆栽も満開。

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縁起物のだるまも10軒以上出てました。でも「甲州だるま」と書かれただるまを売っている店は1軒だったなあ。

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甲州だるまは他のだるまとひげや眉の描き方が違うのですね。上は我が家にやってきた甲州だるま。も一つ上の写真の、出店で売られていた一般のだるまと比べてみてください。私は、出店で並んでいた中では一番小さいサイズを買いました(1200円)。まだ目は入れられていません。

市場通り中ほどを入った安養寺は、「十日市の市神さま」ということで、人の波はここのお参りにも押し寄せています。行きかう人がお互い挨拶しあっているのを聞いて、集まってきた人はほとんど市内とその近郊から、一家総出でやってきているのだなあと思いました。11日の午後、市場が終わり近くなると、売り手、買い手の交渉も一層熱を帯びていることでしょう。(山本豊美)

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暖冬〜2月の山梨に春を見る〜

2007-02-05 00:01:28

暖かいですねえ。地球温暖化・・・ですねえ。不肖、私めは足のできもの、イボみたいなの(正しくは脂漏性角皮症)の削除手術で6針縫ったので、ここのところ外出が不自由だったのですが、やっと抜糸も済んで、普通に歩けるようになりました。
1週間ほどの足の不自由暮らしを経験して、歩けるありがたさをしみじみ感じています。これからは野に山に縦横歩き回るライフスタイルに変えよう!と決心。ひとまず「春を見つける旅」に出ました。といっても、まだ足が心もとないですから、家の近所をぶらついただけです。では一緒に春を見て回りましょう。お話しながら・・・。

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ところは、山梨県上野原市。家を出て最初に出会った春はレンギョウの花でした。3分咲きといったところ。
ここのところ暖かく、過ごしやすくはあるけれど、ニュースを見ていると「いいんだろうか、こんなことで・・・」と心配。「降雪量が少ない」と「夏の渇水」を想像し、ついでに農作物に与える影響を心配してしまう。
家の中にいて新聞やテレビでニュースを見ていると、「世界の大豆の輸出入の動向が変わる」とか・・・。いえこれは、温暖化に関係なくて、世界中のいくつかの国でバイオ燃料にするため、作付けを大豆からトウモロコシに変えたとか、そういった理由だそうです。輸入大豆で製品を作っている日本のメーカーさんが困った顔で映っていました。日本に大豆が入ってくるのが少なくなるから、というので。
このところ「納豆」に関する偽情報のテレビ番組にまつわる騒ぎがあつたりで、納豆メーカーは大変だったな・・・と思っていたら、違う角度から、納豆メーカーだけでなく、大豆製品のメーカーが苦労しなけりゃならない羽目に・・・。
でも世界的に見ると、バイオ燃料の推進で、皆、自国でエネルギーを生産しようとするのは良いことなのだと思います。大局的に見て、地球温暖化を食い止めるためのエネルギー政策になるのだから。当面大豆製品メーカーさんには痛いですけれど。

さて次に出会ったのがネコヤナギ。思わずなでてみたいビロードの産毛ですね。

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桜の花です。

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でもこの桜の木は12月にも花をつけていたのを見ました。つまり寒ザクラという種類なのでしょうか。

外に出てみれば、「こんな暖冬では、困った」な顔をしている人には会いません。陽のあたる道をゆったり散歩している人たちが目に付きます。目が合って挨拶するときはついにっこりして「いい陽気ですねえ」の言葉も出てしまいます。

タンポポも咲いています。
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ニュースによれば、「1月中からタンポポの花が咲いている」と日本のあちこちから声が届けられたそうで・・・。

家の中でニュースに向き合っていると、おろおろしてくるのです。地球温暖化現象と、実際のここ数日の陽気に。「異変が起こっているゥ」と。
・・・でも外に出ると、早くも春の到来を告げる花や木々たち。可愛い新芽たち。私までなんだか若返るような春の芽吹きに触れました。暖かいのは体が歓迎してしまう。しかし、やっぱり頭の中では怖くなる。う〜んどうしたものやら・・・。

最後に、暖冬のせいでこんなこともあった、という新聞記事を紹介させて。
2月4日付け朝日新聞。生活面。「家庭菜園 涙の豊作防げ!」という大見出し。
「この暖冬で、家庭菜園の野菜が取れすぎて困った人が多いようです」から始まっています。「収穫はうれしくても『ご近所に配ってもまだ余る』と戸惑う家庭も多かったのではないでしょうか。全国で15万世帯が市民農園を利用する時代。・・・」
・・・ほ〜お、市民農園で野菜作っている家が15万世帯もあったなんて知らなかったです。
記事は「作付けを計画的にしたり、貯蔵方法を工夫したりして、防ごう」という結びになっていました。確かに。貯蔵方法はいくらでも工夫の余地ありそう。市民農園の利用者さん、頑張って!
それにしても、暖冬、いろいろなところに影響が出ているのでありました。最後にバラの花の3分咲きを見つけて、春を見つける散歩を切り上げて帰りました。
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お散歩のお付き合いありがとう。
(山本豊美)

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共育ちの会「あ・そ・ぼ」

2007-01-28 21:10:46

「農業・地場産業の助っ人になろう!」テーマからちょっとずれた感がありますが、今回お届けするのは「共育ちの会あ・そ・ぼ」の活動です。
1月27日に行われた会の新年会を覗いてきました。
山梨県長坂町にある「あそぼ館」は、会の代表今紀子(こん のりこ)さんの家の敷地に建てられた会の拠り所。
「あ・そ・ぼ」には会員・賛助会員含めて130名の会員がいますが、この日は30名ほどの会員が集まって、朗読や紙芝居やゲームを楽しむひと時を過ごしていました。

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写真は「魚釣りゲーム」に夢中のみなさん。
会員はほとんどが長坂町や隣の大泉町に住んでいる人々です。
日頃から地域の小学校や公的施設で朗読や紙芝居を行っている人たちが参加していますから、この日も数名の会員による熟達した語りで「節分」についてのお話や「鶴の恩返し」などの昔話が紙芝居や本の読み聞かせで披露されました。

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写真は「死んだ兵士の物語」という本の読み聞かせ。
その合間にも「あそぼ館」の室内に設置された本棚から本を取り出してきて読んでいる子供もいて、自由で気楽な雰囲気の集まりだと思いました。子供たちに文化を伝えることももちろんですが、大人がお互いに研鑽しあう文字通り「共育ち」の集まりだとも感じました。

長坂町、大泉町とも、都会から移り住んできた人の多い町と聞いていますが、この会のメンバーもそうした家族が多いというお話でした。
代表の今さん自身、18年前に大泉に住むようになって、子供の通う学校で知り合ったお母さんたちと人形劇サークルを作り、ボランティアで公演活動を始めたという経歴があります。
数年後、ここ長坂町に移り住んでからも大泉のサークル仲間の結びつきは途切れず活動は広がり、4年前「共育ちの会あ・そ・ぼ」を立ち上げたのです。13年前、自宅と一緒に倉庫も建てた時、その2階を仲間の集まる、会のイベントも行える場所にしようと考えていたそうです。それが現在の「あそぼ館」になっています。
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写真は今さんの家の敷地の一部。左が住居。右が「あそぼ館」のある倉庫。周りは田畑。(今さんご夫婦も、ここに来た当初は手広く田畑を作っていました)
定年退職され、セカンドライフをこの八ヶ岳北麓で暮らそうと移り住んで来られた人たちは、それぞれ特技を持っているようです。ピアノを弾く、琴をかなでる、絵を描く、菜園で野菜作りをする等々。そうした人々が参加してくる会なので、イベントをすると多彩です。
農産物を持ち寄ってバザーを開いたり、ピアノコンサートを開いたり。去年5月に行われた「あ・そ・ぼ」の総会の時には琴の演奏会のアトラクションが好評だったそうです。今年の総会もいろいろ楽しい企画が計画されているようです。

山梨県も今、団塊世代を呼び込もうと一生懸命な様子。20年近く前に移り住んできた人たちが築いた「あ・そ・ぼ」のようなコミュニティの素晴らしさを今、移住を考えている人たちに知って欲しいなと思いました。 (山本豊美)

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日本の木を使おう 続き

2006-12-03 20:22:18

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「2006年度桂川・相模川流域シンポジウム」展示コーナーに、積み木が展示されていました。spaceもやい”という山梨県上野原市を中心に活動する市民団体の展示コーナーです。

この積み木は山梨県に住む荻野雅之さんが桂川流域の森の間伐材を使って作った積み木です。一辺が3センチの3種類の積み木。自称「積み木おじさん」こと荻野さんは、日本の木に、子供も大人ももっと日常的に簡単に触れることが出来るよう、積み木を広めているのです。全国で「楽つみ木広場」を開催して歩いています。
spaceもやい”は去年10月に上野原に荻野さんと彼の研究所「木楽舎」のスタッフを招いて、「楽つみ木広場」を開催しています。そのときは荻野さん、1万5千個の積み木を持って来て、上野原市のもみじホールの床いっぱいに広げ、積み木にたっぷり触れる時間を持たせてくれました。
今年はspace“もやい”の会員が持っている荻野さんの積み木を「流域シンポジウム」で展示しただけでしたが、他の展示コーナーでの木製品の展示と相まって、目に訴えるものがありました。
会場を訪れた人々は足を止めて積み木を手にしたり、積んで造形を作ったりしていました。
え〜と、このブログ、今回「日本の木を使おう」と声を張り上げた割には、話がコンポストだの積み木だの、ちっちゃなモノの話で「なあ〜んだ」ですか??・・・すみません。
でも荻野さんの言葉にこんな言葉が・・・。

〜わたしは小さなつみ木。ヒノキの森の木から生れました。姿は3センチと小さいけれど、3種類の形のつみ木の仲間達と、小さな手が出会うと、感動が生れます。ヒノキの香りを鼻でかぐといい香りがします。肌触りもやさしく、色を塗っていない自然の素晴らしさを教えてくれます。〜

(山本豊美)

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新そば食べる

2006-11-30 02:24:46

112891.jpg11月26日東京都八王子市野猿街道沿いの「車家(くるまや)」にて蕎麦をいただきました。今年の新そばを食べたいと思いながらなかなか都合がつかなくていたのですがやっと、という感じです。「車家」は昼の時間帯はかなり混んでいます。駐車スペースは充分ある(10台は停められる)のですが、この時間帯は満車になるため、道路につながって待機している車が多い。福島から古民家を移築したというお店の店内も素晴らしい。待合所に備長炭を燃やした手あぶり火鉢があるのも心憎い。私も30歳近い息子も早速火鉢の近くに座りかがんで手を炭の上に伸ばしました。
可笑しいな。火鉢のある暮らし風景とは無縁で育った息子でも火鉢のそばに来ると何となく手を出してもみあわせるという仕草をするんですから。日本人のDNAに、炭火を囲むとどういうからだの動きをするかが刷り込まれ