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リユースペットボトルで美味しい水をin山梨

2008-07-11 13:36:30

いよいよ真夏到来。水が恋しい季節です。今回日本の美味しい水(ミネラルウォーター)とその容器のお話です。
まずお水。富士山麓の忍野村の天然水を紹介します。富士山の雪解け水が長い年月をかけて玄武岩層を通り、地中深くしみ込むことにより、バナジウムが豊富に含まれ磨かれたアルカリ天然水になります。

富士山麓の地下水に含まれる「バナジウム」については、私が聞いた話では「糖尿病の人に利く」という話です。富士山麓の鳴沢村で地下水を汲み、売り出している某ミネラルウォーター会社の経営者に聞いたのです。3年前。私は糖尿病ではないし、聞いた時点ではミネラルウォーターに関心が薄かったので「ほ〜お、そうなんですか・・・。」の反応にとどまりました。
その会社では4ℓ入りを1本1000円で売り出していたのですが、その社長さんは「全国に固定客がいるんです」といってお水の発送の仕事に勤しんでおられました。付加価値の高いバナジウム。

さて鳴沢村と同じ富士山麓の雪解け水の伏流水である、忍野村の天然水。ここで紹介する水は、某会社のに比べ価格も1.5ℓ入り150円と安いのですが、これから紹介するのは容器のことです。

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全国田舎暮らしガイド

2007-01-20 02:13:20

当セカンドリーグのブログの中の「コミュニティビジネスでまちを元気に!」ブログにリンクが張られていました。そのリンク中にあった全国田舎暮らしガイドを覗いてみました。するとそこに山梨県の甲州市塩山でレンタル市民農園利用者を募集している記事を見つけました。その市民農園の名前が面白い。「一葉やさい文学園」というのです。

「一葉」とは、いわずと知れた樋口一葉のことです。「たけくらべ」や「にごりえ」の作者として有名。また最近では5000円札の顔にもなりました。
24歳の若さでこの世を去った薄倖の女性として知られ、一葉の生涯を扱った戯曲・文学も多々ありますね。
その樋口一葉の両親が塩山の出身なのです。一葉自身は塩山を一度も訪れたことはないそうですけれど。でも、一葉の作品にはしばしば塩山の地名や風情が登場しているそうで、きっと彼女の両親が故郷の話をよく語って聞かせていたのでしょうね。

・・・で、「一葉やさい文学園」です。「一葉農園」にしてもおかしくないところを「一葉やさい文学園」とは!ひねりましたね。盛り込みましたね、塩山市は。
なんかそこで農業やると、知的な労働になりそう。そういえば、以前農業者を取材したとき、その農業者が「農業は実は大変知的な仕事なのですよ」とおっしゃった。その言葉を思い出しました。してみると、「一葉やさい文学園」とは物事の真髄を表した言葉なのだ、とうなづく私です。

この市民農園の利用者募集は1月31日が締め切りなので、慌てて私のブログでも紹介する気になりました。塩山市を全く初めての方、是非塩山観光協会のホームページをご覧になってください。観光案内も充実しています。今はイチゴ狩りがおすすめだそうです。

なおそこで特筆。塩山市にあるイチゴ狩り園は車椅子やベビーカーの対応可だそうです!「もっと楽しむためのバリアフリーとは!」ブログ担当の徳重リポーターに教えてあげたい!

まあ、農園の名前にしても、観光地にしても、なんでも、ちょっと他と違う個性を出すってことが大事ですよね。全国田舎暮らしガイドを見ていると、どこも、工夫して『わが町・村にいらっしゃい!』と呼びかけている必死の思いを感じ、団塊の世代の人たちには「全国の田舎に平均的に散らばっていただきたいなあ」なんて思ってしまうのですけれどもね。地域の自治体の人たちの努力、報われますように!(山本豊美)

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瑞穂の国だから

2007-01-07 17:36:13

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お正月も過ぎました。今年のお正月の初詣はどこに行きましたか?私は実家から歩いて20分の神社に出かけました。諏訪大社です。今年は鳥居の注連縄に興味を持ってじっくり見てきました。上の写真。
稲の茎、藁(わら)で出来ているのですよね。それにお賽銭箱の向こうの本殿にささげられているお神酒の樽。俵型です。あっ、もしかしたら米俵だったのかな、お酒にする前の。俵をわからない人、大黒様と恵比寿様の像を思い浮かべてね。大黒様が乗っかっている米俵3つ。アレが本殿にあったのです。
「ああ、こめこめこめ!」と心中つぶやきました。何でも米!稲がないとうまれない!藁(わら)も、お酒も。日本の神社は米つくりの風土と歴史から切り離しては考えられないのです。

参拝ついでに諏訪大社の宝物館を拝観しましたが、期待したほどには、稲作にまつわる宝物が無かったので、それにはがっかり。

さて本年、年頭より「農業、地場産業の助っ人になろう」視点でモノを見ていると、地域文化も今までと違って見えてきました。

山梨県上野原市秋山に「無生野の大念仏」という地域行事があります。県下でもこうした念仏踊り・伝統行事が残っているのは珍しいのです。それが行われるのは「旧暦1月16日」。「旧暦」って?今まで見過ごしてきた言葉の前に立ち止まりました。今の暦で言うといつになるのだろう。
調べてみると3月5日のことらしいです。

そういう時、新暦と旧暦を併記したカレンダーがあればいいな。富山和子さんの作る「日本の米カレンダー(旧暦入り)」というカレンダーがあるそうです。

あいにくと私は富山和子さんの、旧暦入りでない方のカレンダーを手に入れてしまった後でした。
旧暦って、日本の農事暦と同様なものだったのかな。暦について、今後農事の記事と絡めて何かとご紹介することになるかと思います、よろしく。

念仏踊りは神道でな無くて仏教と関係があるものですが、こちらも祭り紹介のホームページの写真を見ると、大きな注連縄が舞台を飾っています。祭りに注連縄は欠かせないのです!
おしまいに金子八幡神宮の注連縄の写真です。よかったら一緒にウェブ上で参拝を!

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稲作頑張れ!日本の農業復興頑張れ!
(山本豊美)

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あけましておめでとう

2007-01-03 23:18:39

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新年明けましておめでとうございます。写真は3日に家族で行った食事処「だるま寿し」で帰りがけ、お年玉にいただいただるまさんと海苔。嬉しかったデス。
元日に初詣した神社の参道沿いで開運だるまや、開運熊手が売られているのを見て買おうかナ・・・と迷ったのですが、「さっき神社の宝物殿拝観の際、高い拝観料払ったかんネ!」と、セコイ気持ちになって買わなかった私。3日に思いがけずお年玉いただいて、欲しかったものが手に入ったようで、幸先いいな・・・。お店の律儀さに感激です!
家に帰って、だるまさんに目を入れようと思い立ち、どういう風に目を描いたらいいかわからなくて、ネットで調べたら・・・驚き!
だるまに関するサイトがいっぱいあったから!!
だるまの玩具・飾り物・縁起物のサイトも多かったけれど、「だるま」という店名のお店のサイトも多かった。今更ながら、日本人に広く達磨が浸透しているのを感じました。
そして私のように、「達磨に目を描きいれるにはどうしたらいいの?」って思い迷う人も多いらしく、描き方を伝授したサイトもありました。
向かって右の目から入れるのが普通だそうです。そして願いが叶ったら、「大願成就」で感謝の気持ちを込めて、もう片方の目も描き入れるのだそうです。
「だるま寿し」さんからいただいた達磨は手のひらに載るサイズ。底に重しがあって「起き上がり小法師」になっています。紙を何枚も貼り合わせて作ったのでしょう、軽い。だるまの作り方って意外と手間のかかるものなのかも知れませんね。
目を入れるのは吉日に、ということで調べたら1月3日は先勝で吉日。早速片方の目を描き入れました。
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もちろん願いは(農業、地場産業の助っ人が増えますように!)。
皆様、本年もお健やかに。そしてこの一年、私のブログにもお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いします。(山本豊美)

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よい年をお迎えください

2006-12-31 16:06:14

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2006年が終わります。「セカンドリーグ」リポーターとして、本年はいろいろな人に出会い、学びました。いろんな人にお世話になりました。ありがとうございました。
2007年はいただいた絆を大切に、さらに農・地域文化発展のため持てる力を使いたいと思います。
写真は焼き味噌です。お蕎麦やさんでこれを食べながらお酒飲む時が私の至福の時です。年越し蕎麦をいっぱい食べ、日本の食を楽しみましょう!そして良い年をお迎えください。(山本豊美)

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お正月飾りを作る・その2

2006-12-17 19:21:07

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もう「迎春飾り」を準備されている方も多いと思います。私も玄関飾りを購入しました。12月16日に明野町で「茅ヶ岳歴史文化研究所」の主催した「お正月飾りつくり」教室を見に行くまで、私は日本で売られている正月用玄関飾りは藁(ワラ)で出来ていると当たり前のこととして思い込んでいました(写真はその教室で作ったお正月飾りの見本。稲藁で出来ています)。


今の農業は稲を刈り取るとき、ほとんど機械で行うので、藁束を作りません。藁は粉砕されて田んぼにまかれているような光景が一般的ですね。ですから、「茅ヶ岳・・・」で藁を使ってお正月飾りを作る企画のためには、その趣旨に賛同した農家が、機械を使わず手で刈り取って、干した藁束を用意してくれてあり、それを使うのだなと思っていました。
実際、聞いてみると、藁を提供したのは、今回のお正月飾りつくりの講師をされていた五味さんでした。
「茅ヶ岳・・・」では11月18日に「わらでぞうりを作ってみよう!」という教室も開催していますから、この時も五味さんの提供の藁を使ったのだと思います。
明野町は見渡すと田んぼも多く、五味さんのような篤農家が多い感じです。ちなみに都会から新たに入植した農家も多いと聞きます。
一枚の田んぼの広さはさして大きくないので、機械を使うけれども、手で刈り取る部分もあるだろうと想像します。つまり、藁を残して活用しようとすれば軽く応じられる風土であると見ました。

「お正月飾りつくり」の見学を終え、家に戻った私は、フト、我が家に買ってあった迎春飾りを手にとって見ました。すると「おやっ?」と、なんか変に思いました。昼間、「茅ヶ岳・・・」で見てきた藁と違うのです。注連縄(しめなわ)の色が緑色なのです。「これは藁じゃあないっ!」と思わず小さく叫びました。あわてて、包装の裏を見ると材質に「乾燥した水草」と書かれていました。そうだ、葦のような・・・あの、お盆に仏壇に葦ズ(ヨシズ)を飾る、あの色ではありませんか!!
慌てて、これを注文したカタログを見ると、「中国製」と書かれていました。私は毎年、この時期このカタログで迎春飾りを買っていたのですが、一度も、その材質について日本製の稲藁で出来ていることを疑ったことはありませんでした。一体いつから中国製の、それも水草に、取って代わったののでしょう・・・。しばし、声も出ませんでした。

日本人の、お正月を象徴する迎春飾りに稲藁(いなわら)が使われていなかったとは!トホホな感じとはこのこと。同時に、カタログにある「手作りのため、サイズ・形状等が多少異なる場合があります」とのことわり書きを目にして今度はしんみり。・・・そうか、中国の人が、懸命に手でヨリをかけて注連縄を作ってくれたんだな・・・と。
日本の農文化は今や中国の人が、材質は違うけれども方法は受け継いで行ってくれるのだな・・・と思いました。

・・・で、ここで昼間の五味さんの顔を思い出し、今の時代、農家が藁を残して活用出来るようにする稲刈りの農法だって簡単なものではない。機械でやればすむことをワザワザ手で刈るのは、誰だって大変なのだから・・・と思いました。だから、稲藁で作られた迎春飾りが消えていくのです。
改めて五味さんのような農家や、「茅ヶ岳歴史文化研究所」の人たちのやろうとしていることの意味の大きさを思いました。(山本豊美)

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わらでお正月飾りを作ろう

2006-12-17 01:36:56

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12月16日(土)「わらでお正月飾りを作ろう」というイベントがありました。NPO法人「茅ヶ岳歴史文化研究所」の主催です。このグループは山梨県北杜市明野町(ほくとしあけのちょう)に住んでいる人たちが中心になって、茅ヶ岳山麓の文化財の保存を目的に02年9月設立されました。今回のイベント開催場所は明野町歴史民俗資料館内で行われました。
参加者は子供7名大人(講師・指導員を含め)13名の計20名。午前中10時〜12時の2時間で、ワラ束から注連飾り完成までの工程をこなしました。
見学させていただき、強く印象に残ったことは、「縄をなう」という日本の農村文化が日本人の日常に広くあったのに、失われつつあるということの意味の大きさ。「手にヨリをかける」という日本語自体、無くなるのでは?との危惧さえ抱きました。
「ヨリ」とは、漢字で書くと「縒り」と書くのでしょうね。2本以上の棒状のものを手のひらでこすり合わせて絡ませながら1本にしていくこと。紙を使って「コヨリ」を作るとかいう行為も、私たちの日常では必要が無くなったのか、まず、していません。まして、ワラを使ってヨリをかけ縄を作る行為など、ワラを身近にしない生活ではなおさらする機会がなくなりました。

今回私が学んだことは、「注連飾り」の基本はこの「縄ない」の動作から成り立っているということ。講師の五味さんの手と子供の手では大きさが倍ぐらい違います。ワラ数本を両手のひらに挟み込み、手のひらをこすり合わせて「縄ない」をしていく作業では大きい手の方が有利には違いない。五味さんは根っからの農業者だ。体に「縄ない」が刷り込まれている。そう思いつつ見ていました。
けれど、それにしても・・・自分の手のひらの用い方に戸惑う子供たちの様子は私には予想外でした。「今の子供たちは、指先の感覚は研ぎ澄まされているかも知れません。でも手のひらの感覚は鈍ってます!」と断定したくなる。手のひらをこすり合わせる動作を日常やっていないのだなあ。今の子供たちは、粘度遊びなんかも私たちの子供の頃よりずっとやらないのではないかしら。お母さんの手伝いでお団子をこねて丸めることなんかも、昔のほうがやったでしょうね。
子供たちのそんな状況を想定していたのか、指導にあたる大人たちは丁寧に根気強く「縄ない」を教えています。「茅ヶ岳歴史文化研究所」の人たちの熱意と粘りづよさに感動を覚えたひと時でした。事前に見学のお願いをした私に、「茅ヶ岳・・・」の筒井さんは「小さなイベントですけれどどうぞ」とお返事をくださいました。が、目のあたりにして、いやどうしてどうして、大変重要なイベントであった、日本のこれからに、大きな投げかけを見せていただいた、と思いました。
昔、世界的に知られていた「日本人の手先の器用さ」が今や失われつつあるのでは?という問いかけ。そしてそれは農文化から遠ざかったからではないか?ということを考えた一日でした。(山本豊美)

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飲み水の源流域を見て!

2006-12-10 19:13:46

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今年10月28日〜29日に行われた「全国源流シンポジウム」。開催地の小菅村はとっても要注目!大学と村とのコラボ(連携)が活発なんです。東京農業大学や東京学芸大学との。「多摩川源流大学」は小菅村と東京農業大学とが連携。「多摩川エコモーション」は学芸大学の活動の一環で小菅村と学芸大学ととが連携して「小菅分室」を持っている。少し詳しく説明しましょう。
多摩川源流大学・・・08年開校。自然体験、学習に単位認定。源流域の自然体験や文化学習などを通し、森林再生や地域活性化をはかる。

毎日新聞11月6日付け記事から紹介・・・・・・・・・・・・・・・・
「源流大学:廃校拠点に農林業、文化を学ぶ」(東京農大、山梨で開校)
多摩川源流域の山梨県小菅村の廃校を拠点に、源流域特有の自然や農林業、文化について学ぶ「源流大学」を東京農業大学(世田谷区)が開校した。面積の95%を森林が占める同村は過疎化も進み、産業の衰退が著しい。村も研究に全面協力し、地域再生に期待を込める。
文部科学省の「現代的教育ニーズ取り組み支援プログラム」の一環で、期間は3年。
カリキュラムは
・森林の保全や管理、適正利用。
・急峻で狭隘な厳しい自然条件下での循環型農業の再構築。
・源流ならではの自然景観や文化景観の再生。
・伝統芸能や祭り、民芸品などの源流文化体験。
の4コース。
当面は地域環境科学部の単位認定科目とする。
小菅村の森林は東京都が3分の1を管理しているが、残る私有林は担い手不足で荒廃が進んでおり、小菅村は01年から農大とともに森林再生に取り組んできた。
廣瀬文夫村長は「源流大学で食や文化についても研究してもらい、過疎化の進む村を活性化したい」と話している。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上毎日新聞記事より


学芸大学の「多摩川エコモーション」の小菅分室・・・「自然文化誌研究会」といって環境学習や自然と共存する生活文化の継承に取り組む。2004年4月から出発。上の写真は、10月9日に行われた「きのこ狩り」のイベントの夜のキャンプの光景。渓流沿いのキャンプ場。見上げた夜空のお月様がまた、よ〜くみえたんだわあ。

東京農大も学芸大学も入って小菅村は頼もしい助っ人に恵まれたと感じます。東京都民の飲み水の源である森を有する小菅村。もっともっと目が注がれていいのです。

源流シンポジウムの報告は「小菅村エコセラピー研究所」のホームページでも見られます。(山本豊美)

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来年のカレンダー

2006-12-06 02:39:53

来年のカレンダー。もう購入されましたか? 方々から届くもので間に合っているよ、と言う方もいらっしゃいますよね。私も以前はカレンダーにこだわりを持っていませんでした。でもあるときフト、「カレンダーは家の中にあって毎日何となく目に入るものだから好きな絵柄のものを飾りたいな」と思うようになり、ここ数年は毎度、暮れ近くなると購入しています。
「富山和子がつくる 日本の米カレンダー」というものです。この度も、生協を通じて購入しました。このカレンダーに載っている日本の農の風景の写真が好きです。
今年11月のカレンダーの写真は愛知県豊根村の茅葺屋根の家の写真でした。写真の下の富山和子さんの解説文もまた素敵なの。ここでは紹介しませんが。
そして暦の数字の隙間にはちょっとしたメモを書くことも出来ます。
12月が来てしまい、11月のをめくらなくてはならなくなって紙に手をかけた時、自分の記したメモに目が行き手が止まりました。
11月29日の日付の下に「去年のこの日、西原(サイハラ)の紅葉が最後の美しさを見せていた」と書いてありました。ああ、そうだ、去年11月は山梨県上野原市西原地区に何回か仕事に通い、途中紅葉の美しさに感嘆の声をあげたのだった・・・紅葉に見とれて運転が危なくなったときが何度かあったっけ・・・。
そして、この日11月29日が西原での最後の仕事ではなかったか知らん・・・と、しばし感慨にふけったのでした。つまり、去年の今頃、2006年のカレンダーがすでに届いていたので、見ていて、11月のところに来たら、「来年の11月、今年のように西原へ仕事に行くだろうか・・・行けたならいいのに。また紅葉に見とれることが出来る。そうだ、書いておこう」と思い、書き記したのです。
写真の右端、茅葺屋根の農家の横に、橙色に紅葉した木が立っています。「これも美しいが、西原はさらに美しかったのだよ!」と悦に入ってメモしたのかも。

今年11月、西原へ仕事に行くことはありませんでした。でも、私の友人が干し柿つくりのイベントに参加するため11月26日小菅村に向かい、途中こんなメールをよこしてます「今バスは西原通過中。紅葉が遅くて今見ごろ!歓声上げてます」と。ああ、やはり今年の西原の紅葉も美しかったのだ!

「富山和子がつくる 日本の米カレンダー」は「水の文化研究所」が発行しています。

2007年のカレンダーの表紙に書かれている文をここに紹介します。

水田は文化と環境を守る
米と日本人とは、母と子のように太いきずなで結ばれています。
日本の文化は米作りの上に築かれ、国土の自然は農民によって支えられてきました。ところが今、農業は危機に瀕しています。
それはとりもなおさず、私たちが日本文化の土台を失うということであり、山や川など自然の環境も危うくなっているということです。
先祖たちが営々として育んできたこの美しい自然と文化を、次の世代へ送るために、どうしても農業を守りたい。
そんな願いをこめてつくったのが、このカレンダーです。

制作・販売は株式会社サン制作というところです。
〒103−0016東京都中央区日本橋小網町18−7子網ビル?03−3669−8371fax03−3669−8378HPアドレス
 http://www.ad-sun.com/komecalendar/kome_index.html
                            (山本豊美)

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日本の木を使おう

2006-12-03 18:57:05

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11月12日に山梨県上野原市もみじホールで開催された「2006年度桂川・相模川流域シンポジウム」の内容について再度触れます。

今回のシンポジウムの提唱の一つに「国産材を使おう」という訴えがありました。主催者の「桂川・相模川流域協議会」の会員団体の展示コーナーに展示されたいくつかは、桂川流域の森から切り出された材木を使って暮らしに木を取り入れるアイデアを示したものでした。
その中で山梨県大月市を中心に活動する団体「大月森つくり会」は、間伐材を使って作られたコンポストを展示しました。
コンポストとは生ごみなどを入れて発酵させ堆肥にする容器です。
今までのコンポストのイメージはプリン型の、上に蓋がついたポリ容器というものが一般的でしたが、この度、木の箱型のコンポストの登場です。ポリ容器と違って、木は何年かすると朽ちて土に戻りますね。そこでまた新たに購入するということで、継続した消費が見込まれます。小さなものではあっても森林の間伐材が継続的に売れていく道が出来るということはうれしいことです。

<木のコンポストの使い方>
庭の一隅においてもいいし、出来るなら(広い庭あるいは畑があれば)大きな穴を掘り、コンポストを土中に入れて、そこへ生ごみや枯葉、雑草など放り込んでいっぱいになったら土をかけて埋めてしまえばいいですね。コンポストの木の隙間から堆肥の養分が土中に滲みだして周囲の土に栄養を与えるのではないかと思います。土の上に設置したものだと、出来た堆肥を箱から掬いだして土中に埋めなくてはならないもの。手間ですね。

昔、プリン型コンポストに生ごみを入れて堆肥化しようと試み、「ぼかし肥」(EM菌)などの発酵助剤をきちんと振りかけなかった為に、生ごみを腐らせた挙句、蛆虫が大量に湧いてしまったという苦い経験を持つ私としましては、展示された木のコンポストを見て、もう一度生ごみの堆肥化にチャレンジしたくなりました。この木のフィトンチッドが、生ごみの腐りを防いでくれるような気がするのです。

あと、「堆肥にするんなら、コンポストなんて使わなくたって、地面に穴を掘って生ごみを埋めればいいじゃん?」と言う素人さんに、私の経験から答えさせていただきますと、単に埋めただけでは、野良犬などが来て掘り返してしまいます。また、埋めたところを忘れて歩いて自分の足がズボッと穴にはまってしまったり・・・。
やはり一度発酵させませんとネ、堆肥は!・・・だからコンポストは必要なのではないかなあ。蓋つきの木箱のコンポストなら足ズボッの心配もないし。
 この木のコンポストについての問い合わせは「大月森つくり会」へ。fax0554−22−1406山崎さん  
(山本豊美)

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ひとごとじゃないでしょ

2006-11-29 02:39:59

11月26日付け朝日新聞のオピニオンのページに、三神万里子さんの漫画が載っていて、笑えた。「ひとごとじゃないでしょ」という題の4コマ漫画。ここでその漫画をそのまま紹介できなくて残念。でもストーリーを紹介しますね。
・・・団塊の世代らしい男性2人が登場。2人は同じ会社の同僚だった様子。一方の男、退職して田舎で農業を始めた。女房はそんな彼に愛想をつかして離婚。「孤独と自然、土を耕し己を問う日々」の男の姿に「ストイックなもの悲しさが素敵」と若い女性が思いを寄せる。かくして田舎定住5年のその男に30歳も年下の「新しい女房」が出来た。それを見たもう一方の男、うらやましく思う。家に戻り、荷造り始めて「俺も田舎で農業をやるぞ!」と宣言する彼に、古女房が「はあ?」と迷惑げな表情で反応・・・というストーリー。
この漫画は、オピニオンのページの本文の内容と結びつけて描かれているので、漫画を読んでから本文に入りました。
 記事本文から・・・見出し「これからどこに住みますか 自治体を選ぶ時代です」・・・まずは受け皿の側から。人口減の著しい地方の市町村などで、大都市圏からの移住者を誘致する動きが盛んだ。まずはそんな自治体の事情を具体的に、長野県飯山市や北海道伊達市のケースをあげて紹介している。・・・次に選ぶ側、団塊世代にとっては、どうなのだろうという考察が書かれている。自治体が具体的な「定住者支援策」をあれこれ提示してくれると、選びやすい時代になったといえる。団塊の世代にはもともと田舎暮らしへの潜在的な需要はあったのだし。しかし、楽観ばかりは出来ない。地方は冠婚葬祭などで意外に金がかかる。人間関係も濃密なので、地域にとけこめず都会に戻る人もいる。加齢で車を運転できなくなった後のことも考え、医療サービスや買い物などの生活支援が受けられるか、確認しておくことが必要だ。
そして、記事の最後では都会と田舎両方に住むという選択肢もあることを提示して締めくくっている。

本文を読んでから再び漫画に目をやると、まさに「ひとごとじゃないでしょ」という気がしてきます。退職後の自由裁量の人生を自然豊かな環境の中で生きたい。けれど田舎暮らしのデメリットも予測した上で暮らしの設計図を描いていかないと何年後かには辛いことになるかも・・・。いずれにしても、選んだ道を粛々と進んでいれば、どこかでじっと見ていてくれる人がいる・・・なんて。共感するなあこの漫画。ちなみに三神万里子さんて、漫画家だけじゃなかったのですね。経済ジャーナリストでもあったのです。(山本豊美)

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熱い塾

2006-11-26 19:09:51

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11月13日(月)山梨県須玉町にある築200年の古民家で、夜18:00から「田楽塾」が開講されました。集まってきた人たちは皆、農業に熱意を持って取り組んでいる農業者で、年代も幅広く、若い女性の姿も数名ありました。主催は「NPO法人えがお・つなげて」。来年(2007年)2月9日に、「フリーター・団塊フェア」を行う予定という「えがお・つなげて」に取材を行い、専務の藤木さんにお話を聞く中で、ここで農業者の大学みたいな集まりが定期的に開催されていることを知り、この日出かけて行き覗いてみたのでした。
講師は長坂町で幅広く農業を営むウメズさん。飾らず自然体でお話する様子は、見ていて小沢昭一氏を彷彿とさせます。小沢昭一氏が「私の昭和史」を庶民芸能史織り交ぜて話す話風に似ているナアと。小沢昭一氏に「私の農業談」をやらせたらこんなかな。いやもうちょっとウメズさんの方が土着的かな・・・やはり農業人だからして・・・などと思いつつ楽しく拝聴しました。
私は農家ではないのでそんな聞き方をしていたのですが、参加した受講生たちは、一言も聞き漏らさないぞ、とでも言うように盛んにメモを取っていました。実際、堆肥のこと、野菜の病気のことなど、農業者にとって必要欠くべからざる情報が山のように話されたのですから。
江戸時代に建てられた古民家を「えがお・つなげて」が借りて活動の拠点にしているのですが、その中でこのように車座で行われている「田楽塾」を見ていると、江戸時代に藩士が集まって勉強したという「松下村塾」とか、坂本竜馬の「海援隊」とかいった集まりとかの熱気というものはこういう雰囲気だったのではないかと思い、昔から脈々と続いている日本人の志をここに見た!という感慨を持ちました。「えがお・つなげて」の提唱するキャッチコピー「日本に帰ろう」そのまんまでした。(山本豊美)

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流域シンポジウム

2006-11-13 05:56:17

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11月12日山梨県上野原市もみじホールに於いて「’06年流域シンポジウム」が開催されました。主催は「桂川・相模川流域協議会」。桂川とその下流である相模川の流れる山梨・神奈川両県の市民・企業・行政が作っている団体です。「流域シンポジウム」は、流域の環境保全を図る為に年に一度山梨県内と神奈川県内各所を交代で開催しています。今回が9回目。。私は今までに4回、このシンポジウムに参加していますが、今回が一番感動しました。冒頭の写真は、舞台に映写された「流域に散乱している不法投棄の現状」を撮ったもの。こうした「きれいな自然。大事な飲み水の水源。なのに心ない人がこうして環境を汚している現状がある」「行政の力だけでは解決できない。一生懸命ボランティアで美化に勤める人もいる一方で、汚す人も跡を絶たない。困っている」という問題提起はずっとこの会の基調でした。
今回もシンポの後半で行われた、山梨県の桂川流域の市町村からの報告は大方このようなものでした。が、今回のシンポは冒頭から、相模川の河口(海への出口)からはじまって、水源の山中湖まで航空写真映像で川をさかのぼっていく、という面白い発表があり、最初から人を引き込むに十分でした。こうしたCG画面で問題提起し、パネルディスカッションの生の出演者の声と顔を絡ませながらアナウンサーが問題の解決へと絞っていく、という手法はNHKの報道特集番組(私はもっぱら環境問題特集を見ますが)でおなじみのもので、今のところ到達している一番の「問題把握のわかりやすさ」に配慮された手法だと思います。それをこの会で展開できた、それにまずは拍手を送りたい。このブログで再現できず残念です。でもいずれはトライしてみたいですね。(^ー^)(山本豊美)

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就農の誘い

2006-11-12 05:35:05

だいぶ古い新聞記事ですが8月28日の朝日新聞山梨版に「団塊世代に就農の誘い」という見出しの記事が載っていました。副題が「放棄地増加に頭を痛め県公社企画」とあります。8月26日に山梨県北杜市で開催された農業体験研修をリポートしたものです。(財)山梨県農業振興公社が主催したものです。 21人の参加者があった、とあります。埼玉県蕨市や東京都中野区から参加した人のコメントも載せられていました。「やっぱり厳しいね」「あこがれだけでは難しいとわかった」との2つのコメント。読んで気になるのは参加者のその後。21人全員が「厳しい」と思い、あきらめたのでしょうか・・・。この記事の終わりの方で、05年に神奈川県海老名市から北杜市高根町に移住して農業に挑戦している人のコメントが紹介されていて希望が湧きます。ーーー「公社は農業の厳しさだけでなく、土地の魅力や社会保障を含めたサポート態勢をPRすべきでは」と指摘するーーーと記事文。これは大切と感じます。良いリポートだと。
私の身近で最近、林業に携わる人が、チェーンソーの事故で足に怪我をしてしまいました。幸い15針縫っただけで入院もしなかったようですが、聞いて胸が痛みました。林業に携わる人は報酬が少ない上に、危険が伴う仕事だと、改めて思いました。彼は27歳と若い青年なので周囲からの期待も大です。怪我にめげず頑張って林業を続けて欲しいです。
誰でも仕事で怪我をしたり病気になったりした場合、仕事できなくなる、お金入らない、治療費かかる、の3点セットが襲いかかってくるわけですが、それを一人乗り切るのは厳しい。やはり何かしらのセイフティーネットが周囲にあるに越したことはありませんね。
「明日の農業・林業に担い手の確保が急務。職業人として移住して!」と全国の自治体が声を大にして呼びかけているけれど、実際に移住した人は、元気でバリバリやれている時期ばかりじゃない人生を生きているわけですから・・・。移住者の実体験からでる言葉「社会保障を含めたサポート態勢を・・・」を載せたのは良いなと感じたのです。
そして「土地の魅力をPRするべき」との言葉が鍵ですね。新規農業者は、収穫したものがお金に換算すると大変少ないことは覚悟で移住してくると思うの。だけど、その土や空気や水とのふれあいで、お金でないものが手に入るから農業をやめられないのではないかと思うのです。辛さを上回る魅力!これがその土地のどういうところにあるのかを良く知ってPRすることが大切ですよね!(財)山梨県農業振興公社のホームページ覗いていたら、今度11月25日に「新・農業人フェア」が北海道で行われることを知りました。このフェアの盛況を祈りましょう。(山本豊美)

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ゆずの木のオーナー

2006-11-09 07:26:52

11月8日の山梨日日新聞に「かいじネットワーク」という地域面に「ユズの木オーナー募集」という記事が載りました。「NA穂積」を取り上げています。紹介しますね。

−−−増穂町小室の穂積地区の住民有志でつくる町おこしグループ「NA穂積」(井上和夫代表)は、同地区特産のユズの木のオーナーを募集している。地元農家が収穫まで管理し、オーナーは希望する日にユズの収穫を楽しめる。(中略)オーナーとの契約期間は今シーズンのみ。契約料は、1本当たり収穫量が150個〜300個程度見込まれる木が1万円。300個以上は1万5000円。本数の制限はない。
同グループによると、今年はユズの生育が遅れていて、収穫期間は11月中旬〜12月中旬になる見通し。一方、県峡南農務事務所は、穂積地区で行うユズ狩りの参加者を募集している。木のオーナー、ユズ狩りとも同事務所が一括して問い合わせを受け付け、受け入れ農家を紹介、ユズ狩りの実施日時を調整する。問い合わせは同事務所農業農村支援課。電話 055−240−4116

ほう、今年はゆずの生育、遅れたのか・・・。12月中旬までゆず狩りが出来るのですね。ひょっとすると、お正月にもまだゆずがなっている木があるかも。そしたら、穂積村の名物、夜明けの「ダイアモンド富士」を見てゆず狩りも出来てっていう素敵な体験2つ一緒に出来ますね!いよいよ穂積村に行きたくなってきたなあ。(山本豊美)

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大平宿には囲炉裏がある

2006-11-02 06:37:40

69031.jpg 囲炉裏の炭火の火を前にじっくり酒を飲む。灰の中にに立てて焼いたた岩魚の串ざしをかじる・・・いいですね。せせらぎの音をまじかに聞きながら、一晩過ごしてみたい。鄙びた民宿や旅館で「囲炉裏端でのお食事」を売りにするところは全国あちこちにあるけれど、ここは誰の世話を受けるのでもない、皆自分でやる。岩魚の串焼き何本食べようと、自分のしたいようにできる。そう、「大平宿」は自炊で囲炉裏体験ができる宿なのです。
9月3日に探訪しまして、このブログでも紹介しましたが、秋深まり、火が恋しくなる季節。もう一度「大平宿」を紹介します。囲炉裏の写真が載せられなくて残念なのですが、せせらぎの音の聞こえる宿の外観を見てください。「大平宿」利用のお問い合わせは飯田市にある南信州観光公社まで。電話は0265−28−1747です。(山本豊美)

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火を再び人の手に

2006-11-01 06:15:54

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10月26日の「えがお・つなげて」取材で得たたくさんの提言の言葉のうち今一番印象に残っている言葉があります。「火を使わないと人はダメになるそうです」という言葉。藤木照冶さんが、「森には伐採した木がたくさんあります。それを里まで引き出そうとするとコストがかかる。だから、建材などに使われずほったらかしの現状があります。『えがお・つなげて』はバイオマス構想の中の一つに木をチップにして燃料に使おうと考えています」と話す中に出てきた言葉です。
「現代人は火から遠のいているでしょ?生活すべてに電気が拡がって。でも火を使わないと人はダメになるっていいますよ」と続けたのです。ハッとしました。
9月末に取材した北都留森林組合の中田無双さんの言っていた言葉を思い出したから。「団塊世代の人たちからも山に来たいって声はたくさん届いています。中には、単に『焚き火がしたいから』って言う人も・・・」と言うのに「えっ!焚き火だけのために山に来たいって言うのですか?」と聞き返しますと、「ええ。そういう人は結構いますよ」とさらりと中田さん。曰く「だって都会では焚き火ができないでしょ?」。
・・・思うに、これは、現代人が火を求めているってことではないでしょうか。その昔、ヒトだけが火を使うことを覚えた。人類の文明は火を使うことから始まったといってもいい。今、あちこちで「火を炊きたい」の声が上がるということは、原初の人の血が私たち現代人にも脈々と伝わっていたことの表れではないかしら・・・。
今の日本全体に時代の閉塞感漂うと言われている中、その鬱屈を打破する鍵は、もしかしたら、木を燃やす焰?! 焚き火の焰を見つめることから始まる、心の先祖がえり、これなのではないかしら。
ここに至って、以前私に、飯田市にある「大平宿」の取材を薦めてくれた人の意図がわかりました。「大平宿」は囲炉裏を囲んだ人の暮らし、火を使う人の暮らしの体験ができる宿なのです。「えがお・つなげて」の提唱する素晴らしいキャッチコピー「日本に帰ろう」は「火の近くに帰ろう」でもあるのではないか、という気がしてきました。
写真は須玉町の古民家の庭にある立派な松の木。本文の倒木チップ化計画とは関係ありません。ただ、山梨県内であちこち松枯れを目にする中、こんなにも元気な松の木にお目にかかれたのでうれしくて記念写真を撮りました。(山本豊美)

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須玉町に行ってきました

2006-10-31 06:39:38

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10月26日(木)山梨県須玉町に行ってきました。須玉ICを下りてすぐのところに古民家がありまして、そこが「NPO法人えがお・つなげて」の拠点の一つ。昔の庄屋さんの屋敷だったとか。重厚な門構えに、まずは夢中でカメラを向けました。
「えがお・つなげて」は八ヶ岳の東側、みずがき山の麓、海抜1200メートルの高地で展開しているNPO法人。日本の原風景を再生し、地域の自立をめざしている団体です。NPOとして発足したのは2001年2月ですが、5年の間に県内外で怒涛のような大きなうねりを巻き起こし、人を起こし、地域をおこす実績を重ねてきたのです。そんな「えがお・つなげて」への地元の人々の信頼が、このような活動拠点を得られたところにも現れているようです。「日本の原風景を再生し」という願いを持った人々の拠点のひとつに日本の民家再生も組み込まれたところが、う〜ん、うなずけるなあ。
午後3時ごろに訪問。しばし家のぐるりを回って歓声を上げつつ撮影。そして、「えがお・つなげて」の専務理事 藤木さんからゆっくりお話をうかがいました。「えがお・つなげて」が企画準備中の「日本フリーター・団塊フェア」(2007年2月9日開催)についてお聞きしたのです。その内容はまた。(山本豊美)

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市の賑わい

2006-10-22 22:15:44

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10月22日付け朝日新聞の山梨版に「『市』が立つ町へ来ませんか」と題した記事があり、増穂町と北杜市の市を紹介していました。私は22日北杜市を通りかかったので立ち寄ってみました。写真は台ヶ原宿の市の様子。朝日の記事から引用します。
ー江戸時代に甲州街道の宿場町として栄えた北杜市白州町台ヶ原宿で21日、出店が立ち並ぶ「台ヶ原市」があった。往時の面影残る旧街道沿いに骨董(こっとう)品店やクラフト店などが登場し、多くの人でにぎわった。宿場町の雰囲気を味わってもらおうと、旧白州町の10業者で作る甲州台ヶ原蔵楽部(くらぶ)が主催し、今年で4回目になる。酒蔵や和菓子店など木造の建物が並ぶ約400メートルの街道沿いに65店が出店。大人は古美術を品定めし、子供は木のおもちゃで遊んで、宿場町の散策を楽しんでいた。東京都小平市から家族で来た教員の臼井豊胤さん(43)は「江戸時代を感じさせる雰囲気がとてもいい」と話していた。22日午後4時まで開かれている。−

22日もたいそうな賑わい。私も江戸時代の面影残す建物と現代クラフトの出店のコントラストの妙味に魅かれました。台ヶ原宿は東京から一般道(国道20号)で165キロです。帰りの渋滞を覚悟しても出かける価値十分にありますよ。ちなみに私は骨董で酒盃とそば猪口を買いました。(山本豊美)

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伝統行事に思う

2006-10-18 06:57:37

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10月14日檜原村で「てのひらにみらいを」の集いに参加したときのこと。学習会が終わり、夕食懇談会の前にアトラクションで、湯久保獅子舞が上演されました。獅子舞というのは普通お正月にするものだという思い込みがあったのですが、この獅子の着装は薄物の麻の着物と袴で、裸足にわらじ履き。花笠をかぶった娘さんらは普通の着物なのに・・・と思ってみていましたが、理由がわかりました。
獅子の重い頭をかぶって動く人は汗だくになるので、こうした薄物でいいのです。さらに、湯久保の獅子舞は昔は9月1日に行っていたが現在は8月の最終土曜日と9月の第一土曜日に上演されているというから、まだ時節は暑いときです。着るものが薄物なのは納得。檜原村には七地区にその土地伝統の獅子舞が残っているそうです。
湯久保の獅子舞の創始は1763年と推測されるそうで、240年以上の伝統があるんですね。獅子の頭は普遍的な型を踏襲している(木彫りで、漆や金の塗り重ね)から、これを村で買うには村としては痛い出費だったろうな。だから、着物はケチって昔の村人の常服の麻あるいは木綿にしたのかな?などとはじめは勘ぐりながら見ていたけど、知って、そうじゃないんだね。
近くで見ていたら、袴の帯のところとか、擦り切れていました。この衣装を伝えていくためには、布地も絶やさないことが必要。織物の継承がなされていかねば。農山村の荒廃、人口減、過疎化が進むと、伝統芸能もまた、消えてしまう。そう思って見ていた。
しかし、会場に檜原村の幼稚園児が10名ほど来ていて、その子等が椅子に座りじっと獅子舞を見ているのには驚いた。言っては何だが、この獅子舞、長すぎた。私と一緒に参加した女性も「長すぎて単調で飽きた」と言っていた。その獅子舞を騒がず動かずじっと見ていた子供たちはスゴイ!あの子供たちに檜原村の未来はある!伝統文化もきっと受け継がれていく!そんな気がしてきた。(山本豊美)

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檜原村に行ってきました

2006-10-18 05:28:05

10月14日・15日と檜原村(ひのはらむら)で「てのひらにみらいを」という催しがあり、14日だけ参加してきました。(15日は残念ながら予定が入っていてダメでした)この催しは「三多摩自治体学校inひのはら」という学習会でした。友人に誘われて初参加の私には、この会の趣旨がわからないまま参加したのですが、配布資料の中の「開催のご挨拶」に実行委員長の下地龍二郎さんが書かれている文を読んで、大体わかりました。ちょっと紹介しますね
「檜原村は過疎の指定を受けています。−中略ー村ではお年寄りの世帯が増加し、共同作業や、祭事にマンパワーが不足していますー中略ー
都市に定着した住民が、檜原村や地方山間地域に自然環境や精神的な安らぎの場を必要とするのであれば、ぜひとも第2村民の役割を演じて欲しいと思います。
山も川も放置すれば、人間を寄せ付けない恐ろしい環境を作り出します。東京の60〜70キロ圏にかやぶき屋根や神楽、式三番、獅子舞などの伝統行事が色濃く残っています。−中略ー
日本全国と檜原村の課題を凝縮したような学習会のプログラムです。明日の日本が見えてくるような期待をしながら、皆さんがたの白熱した議論を見守りたいと思います。」
そうです。檜原村の問題は、日本の村の問題であるのです。分科会が5つあり、私は「森のエネルギーと水」をテーマにした分科会をのぞきました。報告が2つ。
はじめに檜原村在住の田端由紀夫さんから「東京の森林と水源保全」について報告があり、次に株式会社「森のエネルギー研究所」の大場龍夫さんから「森のバイオマス最前線」という報告がありました。
2つの報告を聞いて思ったことは、もっと木を活用しなくてはダメだということ。森にはこんなにエネルギーが眠っているのにその活用は、やっと端緒についたばかり!
最近やっと日本も「バイオエタノールで車を走らせよう」とか、掛け声を上げ始めましたが、サトウキビやトウモロコシを原料とするバイオエタノールの開発と平行して木質バイオマスの開発を、国家挙げて推進すべきだと思いました。
この報告、問題提起を受けて15日に論議が深められるので、15日に参加できないのはとても残念でした。でも、後日、全体の報告集が出ることでしょうから楽しみにしています。(山本豊美)

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小菅の森できのこ採り

2006-10-12 07:43:49

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10月8日と9日に山梨県小菅村に出かけました。奥多摩に位置する小菅村はいわずと知れた多摩の源流の里。小菅村の土地は94パーセントが森林で、そのうちの42パーセントが国有林ということです。東京都民の飲み水の源流になっている川の水をはぐくむ森ですから、保全は必須。村の人たちに加わって森の保全をしようとしている人たちが大勢います。
この日はそんなグループの一つ「NPО法人自然文化誌研究会」のメンバーと交流しながらきのこ採りを行いました。天候に恵まれて山歩きは最高!きのこにはめぐり会えましたけど食用になるきのこにはなかなか・・・。収穫したきのこできのこ汁を作って食べようという企画はお流れか・・・と思いましたが、夕方地元のきのこ採り名人が、採った持って駆けつけて下さり、近くの栽培のきのこもたくさん集まって無事きのこ汁が振舞われました。
素人には山に自生のきのこ採りは難しいということを実感した日でした。(山本豊美)

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NA穂積 ゆずの里にGO!

2006-10-06 03:24:16

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10月3日、山梨県増穂町にある「NA穂積 ゆずの里」に井上和夫さんをお尋ねしました。井上さんは建設会社の社長さんですが、10年前からボランティアでここゆずの里の地域おこしに関わっています。これから12月半ばまで「ゆず狩り」のシーズンに入ります。が、この地域がもっとも熱くなるのは、「ダイアモンド富士」の見られる暮れからお正月にかけて。カメラマン(アマからプロまで混在)が明け方、富士山頂からの日の出を撮影しようと好適地に陣取ってじっと待つ姿がたくさん見られるそうです。
 6年前、21世紀への変わり目の時刻、NHKがここで「行く年くる年」を撮影した時のエピソードも面白かった。「世紀の瞬間に日本らしさを打ち出すには、やはり富士山の日の出だろう、和太鼓の大音声の効果も添えて!」と考えたのは、国営放送のNHKらしいところ。その放映を見ていた世界あちこち在住の日本人から「感動した!涙が出た!」との手紙が幾通も増穂町に届いたそうです。その後「世界に富士山をアピールした町!増穂」として、増穂町は全国の町長会でもすっかり知られるようになりました。NA穂積のホームページでも、ダイアモンド富士の写真見られます。
今年の暮れは、「ゆずの里」の特産ゆずで「ゆず風呂」に入り一年の疲れを流す。そして、富士山からの初日の出を見られたら・・・「素晴らしき哉、人生!」ですね。(山本豊美)

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火遊びがしたい。

2006-09-28 22:27:53

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北都留森林組合は山梨県上野原市にあります。丹波山村・小菅村・上野原町の森林組合が昭和59年に合併して設立しました。特徴は管内に東京都と神奈川県の水源地である森があることです。都市の住民の飲み水の源流の森を守っているということです。そういうことが目に見える森林保全をしようとしています。
今日、北都留森林組合に出向き、指導係の中田無双さんにお話を伺ってきました。伺った時、庭に木炭の袋がいくつも置かれていました。皆、すでに売れ先が決まっている商品でした。見て、林産物の販売の主流は木炭なのかな、と思いました。が、中田さんのお話を聞くうち、まだまだ売れ筋のものは、とかの市場的レベルでないことを知らされました。
いろいろな試みが始まっています。流域材で家を建てる、とか、木質バイオマス事業とか・・・。でも、まずは林業で生計を立てていくのは難しいという現実があります(これは北都留に限ったことではありませんが)。でも、林業を潰してしまうことはできません。森を守る人がいなくなったら・・・想像つくでしょう?(しばし絶句してください)
でも中田さんのお話の後半に救いが!今林業につきたいとか、関わりたいとの問い合わせが、とても多いのだそうです。北都留森林組合に!
「林業の為に、何か私にできることがあったら言ってくれ」と待機している中高年層が都会に多いのだとか。
具体的には彼らは、植林や間伐などの森の保全の作業、そして周りの農地での農作業などにも喜んで参加してくれます。そして、子供向けの自然体験で企画した「ムササビ観察」などにも大人が目を輝かせて参加している光景も目立つのだそうです。
それともう一つ。「火遊びを希望する人が多い」と中田さん。「都会では焚き火はできませんからね」と。なるほど!
枝打ちした木屑など燃やして焚き火して、ついでに焼き芋とか、もっと素敵なのは、清流の魚!串焼きにして食べる!
焚き火はいいよね。これから冬。焚き火、暖炉の火、囲炉裏の火、それら、死語になりそうな言葉だけど、「そうさせない!続けるぞ!」って思っている人が多いなんて・・・胸が熱くなった。
写真は、戸外での火遊びというより、室内の暖炉の火に似合いそうな木の椅子たち。こうした椅子も森林組合では売っていますが、問い合わせは、「自分で木を切るところから始まる椅子や小物つくりがしたい!」という要望が多いのですって。(山本豊美)

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森へ行こう!

2006-09-28 20:49:50

「ノルウェーの森」っていう村上春樹の小説がありました。読んだことないけど題名聞いただけで深くて青いフィトンチッドいっぱいの森を連想しますね。ところで前に新聞で海外に住んでいる人からの投稿欄にノルウェー在住の女性からの寄稿があって面白かった。「ノルウェーでは秋になると人々はきのこ狩りに行きたくて落ち着かなくなる」とあつた。きのこが大好きな国民性があるみたいな書き方。日本人なら「桜の時期になると花見をしたくて落ち着かなくなる」と書かれるのでしょうね。・・・で、だからノルウェーの森は秋になるときのこ狩りの人々で彩られるのでしょうねえ。
さて、日本でもきのこ好きな人はいます(かく言う私もきのこ好き)。普段買うきのこは栽培モノですが、天然モノにあこがれています。松茸なんて高望みはしません、なめこぐらいで結構。自分の目で見つけ、自分の手で取ってみたい!たった1本でもいいから。
そんなところに朗報が飛び込みました。10月4日「小菅村エコセラピー研究会」blog.goo.ne.jp/ecotherapyが鶴峠〜オマキ平の癒し道散策をしながらきのこ狩りをするのだって! ワッ!血が騒ぐ。もしかして私はノルウェー人の末裔?(山本豊美)

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南信州飯田そば大学その3

2006-09-10 10:50:08

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福井さん。女子高の先生。11年前、仁科さんが学園祭でそば打ちをしてくれたのが出会い。その後毎年女子高でそば打ちを続け、授業でも取り入れることになった。

その飯田市の高校の弓道クラブは全国の大会でも良い成績を収め、有名だが、クラブOBがそば打ちを手伝ってくれる。今では「同好会」としてメンバーが定着してきた。

昨年開催された「浜名湖花博」に、飯田市の女子高生らがそば打ちで参加したという。(山本豊美)

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南信州飯田市そば大学その2

2006-09-10 10:46:11

仁科保

飯田市でそば打ち体験による地域活性の核となっている人は、仁科保さん。そば打ち名人。10年前に飯田市がそば打ち体験教室を開いたとき、講師を務めた。以来毎年、飯田市内外のそば打ち教室を飛び回る。10年間で受講生は4000人にのぼった。「南信州飯田市そばの会」会長。「そば種子銀行」にも携わる。自らを「戦前戦後の食料難に蕎麦で命をつないだ年代」と言い、蕎麦の生命力を感じてもらうことで、子供たちに命の大切さに目を向けてもらえれば・・・と語った。(山本豊美)

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飯田市そば大学その1

2006-09-10 05:15:10

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9月9日飯田市で「第2回そば大学講座」が行われた。昨年第1回目は北海道の幌加内町で開催された。そこは有名な「霧下そば」の産地。そば通のメッカともいえる場所だ。で、なぜ2回目が飯田市?理由は「講座」を聴講してわかった。

今、「信州大そば」が脚光を浴びているのだ。今まで信州で作られていた蕎麦「信濃1号」より強くて味の良い品種。その「信州大そば」の栽培を飯田市を含む南信州に広めようとしている仕掛け人がこの人井上弘司さん。飯田市産業経済部企画幹。「そば大学講座」のパネルディスカッションのコーディネーターを務めた。

中山間地の多い日本では、米の栽培のできない村では古くから蕎麦を栽培してきた。このところ、農家の高齢化や後継者不足などから、耕作放棄地の問題が全国的に悩みとなっているが、その課題解決策として、遊休農地で蕎麦栽培をしようという動きが全国で起こっている。

蕎麦は比較的簡単に栽培でき、年に2回収穫できる。農業の素人でも栽培するのにハードルは高くない。飯田市はそんな「そばによる地域おこし」の先駆的取り組みをしている市なのだ。(山本豊美)

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大平宿

2006-09-05 05:12:44

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 今度飯田市のグリーンツーリズムを取材することになり、3日、下準備で大平宿に行った。大平(おおだいら)街道は飯田市と木曾の妻籠をつなぐ街道です。杉の山の崖ぞいにくねくねと続いている。道沿いに立つ標識の立て札が江戸時代を忍ばせる。
 9月3日は日曜日。天気晴朗。写真撮影には最適の日でありました。大平宿にはちらほら観光のカップルの姿あり。中高年の連れ2組。若い連れ1組。あとは、ツーリングで立ち寄った男性が一人とか・・・。まだまだ秘境のおもむきが。そう、ここは江戸時代の面影を今に伝えているのです。住んでいるヒトはいませんが、囲炉裏が残っている民家が連なり、希望者は囲炉裏体験ができるのです。昭和48年から保存活動が始められ現在は「囲炉裏の里 大平宿 生活原体験の場」として全国から利用者が訪れます。現代で忘れられている「火を使うこと、火を囲んで話すこと、生活すること」が自然にできる日本唯一の場所なのです。お問い合わせは飯田市役所観光課へ(山本豊美)

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西湖いやしの里根場

2006-08-28 05:58:01

828.jpg 8月27日日曜日、河口湖美術館に行ったついでに足を伸ばして西湖に行き、この夏オープンした「いやしの里 根場」の萱ぶき屋根の集落のテーマパークに行った。蕎麦屋さんがお目当て。お昼時で行列作っていた。
 この蕎麦屋さんを開くにあたっては、応募してきた蕎麦職人多く、コンテストして最高位になった方がここでの蕎麦屋開業の許可をえたということを、今までの新聞報道で知っていたので、期待した。「待つこともまた楽し」。(でも江戸っ子なら待てないよね、こんなには)蕎麦は確かに美味しかった。私としてはそばつゆがいまいち甘味欲しいな。ワサビは本ワサビでした。それにしても、新しい茅葺の家で食べるので余計に美味しく感じられたなあ。この西湖いやしの里はまだまだ建設がつづく。
「21世紀の現代に茅葺建築物を建てるという貴重な光景」をいつでも見学できるし、また、この里作り作業に参加できる。
○茅刈り(11月〜1月頃)
○茅葺き(随時)
参加に興味のある方は富士河口湖町観光課へ☎0555−72−3168
ホームページwww.town.fujikawaguchiko.yamanashi.jp
あと、今まで大石にあつた「大石紬伝統工芸館」もここ西湖いやしの里根場に移された。
(山本豊美)

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大月エコの里

2006-08-21 00:55:58

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8月20日、大月エコの里で行われた「蕎麦まき・蕎麦うち体験教室」に参加してきた。

NPO法人おおつきエコビレッジ」が主催した催しである。
大月エコの里は車で来てもいいけど、JR中央線「鳥沢」駅からもちょっとしたハイキング気分でいける。徒歩20分ぐらい。

ここの売りは関東の富士見百景に選ばれた眺めのよさ。(この日は曇っていたので富士山は見えなかったが・・・。)

農地約4ヘクタールと山林6ヘクタールがあり、「大月エコビレッジ」ではここを大月市の地域活性の起爆材になる場所として自信を持って取り組んでいる。

まずは蕎麦蒔きやそば打ち体験を定着させ、山林には桜を植樹したり、数年先には池をこしらえて子供たちの環境教育に役立てようとか、いろいろな構想を持っている。(山本豊美)

NPO法人おおつきえこビレッジ
〒409-0502 山梨県大月市富浜町鳥沢6193
      電話/FAX:0554(26)5160
      e-mail:ootuki_eco@titan.ocn.ne.jp

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日本のバイオ燃料

2006-08-18 23:56:27

8月16日付けの山梨日日新聞に「バイオ燃料本格供給へ」という見出しの記事が。
先日、NHKテレビでブラジルがサトウキビを原料に、バイオ燃料を生産してエネルギー自給に大変名躍進を遂げていることを紹介した番組があり、その記憶がまだ鮮明なところに「日本でも!」という記事。ブラジルに比べれば「遅まきながら」という気もするが、良いことだ。
「農水省は農産物の有効活用を図る立場からバイオ燃料を普及させる考えで、全国数ヶ所でモデル事業を実施する」という。大型プラントを数ヶ所に建設するため、来年度予算の概算要求に約100億円を盛り込むそうな。
あのテレビ番組を見ていて、「日本でもやればいいのに。ブラジルのようにサトウキビから作るとしたら、沖縄が適地だな・・・」と思っていたのだが、北海道・山形・大阪・岡山・沖縄(2箇所)の計6箇所で、とあるから、「北海道ではトウモロコシから作るのだろうな」と思った。
日本で国が動いたのは遅いが、民間ではだいぶ前からバイオ燃料を広げようとしている動きがあった。「菜の花プロジェクト」や「天ぷら油の再利用」だ。
山梨県では私が入っている生活協同組合コープやまなしが「天ぷら油で車を走らそう」の掛け声で6年前からバイオディーゼルフューエル(BDF)事業を推進。ここのところ見学者など急増。新聞に何度も取り上げられている。(山本豊美)

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農村休暇邑もあり

2006-08-11 20:08:00

山梨県ではグリーンツーリズム推進の柱に「休暇邑」の設置を位置づけている。ムラを「村」でなく「邑」と書くことに山梨県のこだわりが見られる。「邑の方が村よりも多様な意味合いを含んでいるから」との説明があったと記憶する。
ところで、8月8日付けの山梨日日新聞に次のような記事がありました。以下に紹介します。
見出し
「コーディネーター育成研修スタート 農村休暇邑協会」
記事本文
ー県観光部や市町村でつくる「富士の国やまなし農村休暇邑(むら)協会」(会長・石川豊 南アルプス市市長)は、体験ツァーの企画や指導をする「農村休暇邑地域コーディネーター」の育成研修をスタートさせ、このほど、笛吹市芦川町で開講式と第一回研修会を開いた。 研修生十一人が参加した。旧芦川村で山村留学などに取り組んだ野沢今朝幸 元村長らが同村での都市農村交流の経緯を紹介。都市と農村の交流活動を続けているNPO法人「えがおつなげて」の曽根原久司代表を招いてのワークショップでは、地域資源の発掘や活用方策の検討、各地域の受け入れ態勢整備などについて考えた。 研修は来年三月まで。 ワークショップを年四回行うほか、現地研修や県外視察を計画している。(山本豊美)

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シルクの里

2006-07-29 21:29:07

山梨県田富町「シルクの里」は東京から車で2時間。中央高速「甲府南インター」出口から10分ほどのところにある。古くはシルク(絹)の生産地として栄えた田富町の特色を盛り込んだ施設が点在する。
レストラン、温泉、織物・陶芸の体験工房が併設された「シルクの里フレンドリー館」、子供向け遊園地、池のある公園、田富町歴史資料館、そして宿泊施設がある。
そんな便利な施設群から徒歩5分の段丘に畑はあった。甲府の町並みが見渡せる丘の畑。農業法人(株)サラダボウルが「農業の学校」に用意した畑だ。(山本豊美)

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潜在農業者1200万人!

2006-07-29 06:04:28

山梨県でNPO法人「えがおつなげて」を主催する曽根原久司さんが、先日、テレビで耕作放棄地の問題について語っていた。今の日本、潜在農業者1200万人もいるのだから、その人たちに期待できるとの言葉に驚いた。「そんなに多いのだ!」
農業生産法人「サラダボウル」の田中社長のところにも、全国から、就農希望者が問い合わせてくるとのことだったから、曽根原さんの言葉も大げさな数字を並べたのではないだろう。
そうした潜在農業者に対し、山梨県には力強い受け皿があることをもっともっと知らせたいものだ。
7月28日のテレビ番組で、曽根原さんは耕作放棄地の問題は「待ったなし!」の問題だと言い切っていた。
私みたいなリポーターが焦る気持ちで「ねえ、思いのある人、やろうと思ってるだけじゃあ駄目よ!畑が呼んでるよ、早く行ってやって!」と走り回っても・・・なあ・・・。当事者(潜在農業者)がすぐ飛びつけないのは、何かハードルがあるのかしら・・・。ああ、でも、待ったなし、なんだなあ。(山本豊美)

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楽しい農業目指すサラダボウルさん

2006-07-23 00:18:27

21日、田富の農業生産法人「サラダボウル」の田中進社長にインタビューしてきました。
サラダボウルさんのホームページを覗いて勉強したつもりになり、「山梨県とか、各方面から期待されている農業者」としてサラダボウルさんが取り上げられた新聞記事の切り抜きを持って、周到に準備して出たつもりの私だったけれど、的が絞れてなかった、私のインタビュー。同行の、のんびるスタッフのマミさんの取材姿勢を見て、はっと気づいたのでした。ハイ、勉強になりました。
田中社長の口から何度も「楽しい農業を目指します」という言葉が出たので、これは特筆すべき、というか、今後も着目していきたいとこ!
・・・ところで、サラダボウルさんのホームページや関係の広報に登場している、明るい、カワユイ農業マンのキャラクター。サラダボウルさんのホームページ製作を手がけた会社の社長さんが漫画家しりあがり寿氏と知り合いだった関係で、あのキャラが誕生したとわかりました。田中社長に向かって「私、しりあがり寿さんの漫画、大好きなんです!」とのたもうた私。そのときだけ鼻息荒く、やる気満々で目が輝いていたのでは?取材そっちのけで漫画談義でもはじめるのかと、田中社長、ちょい引いたかも・・・。あとから考えてヒヤヒヤの初リポートでした。(山本豊美)

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都会で山梨の顔を見る

2006-07-04 19:14:05

ちょっと前、山梨日日新聞に県職員の談話として「グリーンカフェやまなし」の出足好調だとあった。就職相談がたくさん来ているのだそうである。かと思えば、新聞の別の記事では「富士の国やまなし館」をのぞいた客が、販売している山梨名産品の種類や数が少なくてがっかりして帰る例も報道している。
「グリーンカフェやまなし」は「富士の国やまなし館」の中にあって、県内での田舎暮らしや農林業体験などに関する情報を紹介するための専門相談窓口。東京日本橋にある「やまなしの顔」「山梨県の広告塔」は一度のぞいてみたい。夏は山梨県の緑と清流、美味しい果物(ぶどう・桃)の売り時だから、勝負だね。
新聞記事によると、他県(熊本県)の物産館などでは地方の食もそこで味わえるそうで、客足も停まるというか、じっくり館内を見る工夫がなされているそうな。「やまなし館」も館内での食を提供して、魅力を出して欲しい。そうすれば「グリーンカフェやまなし」の訪問者もさらに増えるのでは?県の広報によるとーーーー近年、健康的でゆとりのある生活スタイルや自然、安らぎ、癒しなどを求める都市住民の『田舎』へのニーズが、ファミリー層や大量退職を迎える団塊の世代などを中心に高まっています。こうした中で、首都圏と県内農山村地域との交流の橋渡し役を担うのが「グリーンカフェやまなし」です。ーーーーとある。
「グリーンカフェやまなし」東京都中央区日本橋2−3−4日本橋プラザビル1F「富士の国やまなし館」内jr東京駅八重洲北口から徒歩4分
(山本豊美)

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民間の支援も公的機関もあります

2006-06-27 19:08:39

6月2日に「農を通じた仕事おこしセミナー」でコープやまなし(生活協同組合)が農業の活性化と団塊の世代の活躍を結びつける構想を表したのに出会えば、7月1日には山梨県が「団塊の世代を対象とした『入門セミナー』」を開催したのに遭遇する、といった具合に、今山梨では、民間機関も公的機関も、団塊の世代を応援し、地域活性化を結びつける構想を打ち出し、支援の姿勢を見せている。
時は緑が燃え盛る夏に差し掛かっている。夏は、子供たちの対象の体験イベントがめじろ押しなのだが、この夏、子供だけではない!団塊の世代にも体験メニューいっぱい!チャンスだ。
長いこと押し込めてきた自分の中の子供を思い切り開放してやろう。(山本豊美)

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自己紹介

2006-06-25 19:23:23

山本豊美と申します。
農業の後継者不足、過疎化、地場産業の活性化という課題には、セカンドステージ世代の参加や活力利用で解決できるはず。様々な事例を紹介しながら、会員の参加を促します。
よろしくお願いします。(山本豊美)

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団塊の世代頑張れ

2006-06-05 17:43:32

6月2日甲府市内で開催されたコープやまなし主催の「“農”を通じた仕事起こし」セミナーに参加しました。
閉塞した時代の空気に風穴を開ける道を熱く語る団塊の世代の方々や、農業に従事する方、県の農林課の方など多様な層の参加で、一人一人を知るには時間が足らないと思った2時間半でした。
参加者の話を聞いてて思ったことは、団塊の世代の豊かな含蓄や、農の現場での面白い試み、工夫を若い世代に伝えていく場がもっと欲しいということでした。
私は普段訪問介護の仕事をしていて、いろんな高齢者にに接しています。多くの高齢者の人生の厳しさを見て暗澹たる気持ちになることも度々です。
でも、最近一人の85歳の元気な老婦人に接して、魅せられ、特にその方の話にすごく感動させられました。人生哲学のようなものをくっきりとした言葉で伝えられました。
たくさんのお話を聞かせていただいた中で、一番最後に言われた言葉は、「年寄りのする仕事は、話すこと!若い人に人間の生きるうえでの大切なことをちゃんと伝えることだよ!」という言葉でした。そして付け加えて「だけど、ただじゃあ若い人は聞いてくれない。耳を傾けたくなる気持ちをおこすようなことを、しておいてあげないとね!自分が懸命に生きてることを見せていないと!」という言葉も。
コープやまなしが、山梨県の中で、多様な人々のつながる“農”を主体とした現場を持つことに興味津々です。そこで、豊かな語り伝え、行いの伝わりが続けられることを願ってます。(山本豊美)

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