pagetop

リポーターブログトップ > 月別の記事一覧

女性を取り巻くNEWS データ2

2006-12-27 05:18:10

■年の瀬の国会であわただしくいくつかの法案が可決成立しました。「教育の憲法」とも言われ戦後教育を支えてきた『教育基本法』が改正されました。「愛国心条項」が盛り込まれる等、国家規制が強まる懸念は「国旗、国歌法」制定後の教育現場への厳しい処分の実例からも危惧されます。戦後60年守られてきた教育基本法が慎重な審議もなく成立し、「防衛庁」が『防衛省』に昇格しました。若い時代に親達を批判したことが思い出され、無力感とともに憤りを感じています。

■『ドメスティックバイオレンス(DV)防止法』が制定されて5年。再改正に向けて議論が始まっています。11月25,26日「全国シェルターシンポジウム」が函館で開かれました。マサチューセッツ州のアジア女性のためのシェルターで活動するアグネス・チャンの講演では30年の活動によりNGOと政府との対等な対話が行われ予算を獲得しました。また「加害者への教育的介入プログラム」が効果をあげている様子です。日本でも「多摩DVを考える会」が13自治体の調査(苦情処理、マイノリティー対策、民間団体への財政支援など)を行いました。シェルターネット参加は52団体、内閣府への登録は90を越えています。来年は千葉県幕張メッセで国際フォーラムを開催予定です。          
            http://www.ourplanet-tv.org/                                

■映画、本情報
*『ダーウィンの悪夢』:アフリカ、ヴィクトリア湖に放たれた肉食漁ナイル・バーチは生態系を崩し環境破壊を招いています。魚の白身は北半球に輸出され現地の人々は腐敗した残部を食べるのです。さらに白人男性輸送業者に性的に搾取される女たち。まさにグローバリズムの実態が映し出されます。/12月23日よりシネマライズで公開                                                            TEL/03(5366)1545

*『甲野善紀身体操作術』:古武術研究から身体操作術を見い出し音楽家、俳優、医療福祉現場等に伝える活動記録です。/12月23日よりアップリンクX(渋谷)で公開 TEL03(6821)6821


★『安心して絶望できる人生』向谷地生良、浦河べてるの家著:北海道浦河の「べてるの家」は「精神障害者」と呼ばれる人たちが、地域で起業し生活するユニークな場。摂食障害、引きこもり、自傷行為、依存症などの人々が仲間に助けられながら自分の症例研究を発表した10例。生き難い世を渡るヒントを分けてもらえそうです。/NHK出版 740円
(矢口 峰子)                            
              

この記事のURL

『のんびる』取材から2 NPO法人 ケア・ハンズ

2006-12-20 11:46:14


ブログ原稿12月3回 ユ06.12.18

『のんびる』取材から2 NPO法人 ケア・ハンズ

今回は女性たちが作り上げた「草の根NPO、ケア・ハンズ」を紹介します。
代表を勤める誠子さんと二人の友人は共に団塊世代。11年前の1995年に介護の団体を設立しました。「介護保険法」制定の5年前のことです。

誠子さんの青春時代は学園紛争の嵐が吹き荒れた時代でしたが、深く関わることなく過ごし、社会人となり結婚。子育てにひたむきに生きてきたある日「自分は何もして来なかったのでは?」という疑問が湧き「社会と接点を持ちたい」という想いに駆られました。

そこで友人二人を誘い介護ヘルパー2級の研修を受講します。その後、その団体の事務局スタッフとして来るべき「老人介護社会到来」に向けての取り組みを行なう社団法人の協会の事務局スタッフを勤めました。

誠子さんが学んだ事は「高齢者の在宅生活を支えるには公的制度だけではどうしても足りない部分がある。それを支えるのは地域の力ではないか」ということでした。そんな想いから友人達と設立したのが「NPO法人 ケア・ハンズ」です。リーダー研修受講後の1995年のことでした。

地域の高齢者、障がい者、子育て等の家庭に出向き必要とされる援助を行う「ケア・ハンズ」。この活動を始めて5年目には「介護保険法」が制定されましたが、スタッフ一同の話し合いで、制度の枠に縛られずこれまで通りの支援を続けられる方法を選びました。その年にNPO法人格を取得し、市より「生活援助派遣事業」の委託を受けました。

望まれる介護をきちんと行うために必要なスタッフの研修も独自に行う誠子さん。ある日の研修を見学させたいただき、特にこの研修に力を入れていることが感じられました。                   

スタートして11年目をむかえる「ケア・ハンズ」はその歴史もさることながら、自分達のめざす介護のヴィジョンが実に明確です。それは“利用者が望む援助”を“制度の枠に縛られずに行う”ということ。こうした活動の積み重ねによって、他業種から参入した多くの介護保険事業者の中から業務閉鎖の例が聞こえる昨今、「ケア・ハンズ」の利用者はむしろ増えているということに揺るぎない信念と歴史を感じます。

社会参加を求めての始めの一歩から長い道のりを辿って来た誠子さんとその仲間達。多くのスタッフの女の底力に最近白一点のリタイア世代の男性が加わりました。これからも地域の求めに応じ「ケア・ハンズ」は軽やかに、喜んで出かけて行くことでしょう。 (矢口 峰子)

この記事のURL

女性が立ち上げた「NPO法人 市民葬送情報センター」

2006-12-16 10:08:09

長い間受け継がれて来た地縁、血縁による葬儀のあり方が変りはじめています。満智子さんは仲間たちと、長い間生協活動や地域の活動を続けてきました。ある日友人に「自分が亡くなったら後をお願い。葬儀はとくにいらないわ」と託されたのでした。

その方が亡くなり、彼女と友人達が催したのは遺影のかわりに自画像を飾り、音楽教室の生徒たちの演奏や合唱とたくさんのお花に囲まれた「お別れ会」でした。この「お別れ会」は二部制で行われるほど多くの人々が参加したとか。

その後思ってもみなかった反響があり、葬送に関する多くの人の希望や意見が寄せられました。その声に押されるようにNPO法人として「市民葬送情報センター」がスタートしました。

満智子さんたちが常に心がけているのは送られる人が「どんな人生を歩んで来たのか」「葬儀に参加した人が『このような人だったのか』と理解を深められるように」などです。

「市民葬送情報センター」はこの5月にエンディングノート『よろしくノート』を発行しました。家族や知人に伝えたいこと、終末医療について、財産、葬儀他きめ細かくゆきとどいた内容の一冊です。(定価500円)
  問い合わせ: 0120-941-110 E-mail npo-soso@wcv.jp

この記事のURL

女性のジャーナル『ふぇみん』より最近のバックナンバーエッセンス集

2006-12-05 10:47:45

 <<ごめんください>> 1面トップ、時の人をインタヴユーから
●ファンタジーで世界を魅了する/アーシュラ・K・ル=グウインさん●
『ゲド戦記』の著者アーシュラ・K・ル=グウィンさんはファンタジーや、SF作品で子供からおとなまで幅広いファンを持つち3巻で完結したと思われていた魔法使いゲドの成長、冒険物語(1968年に1巻創刊)を、17年後に再開し、2001年に6巻が書かれました。「私は男を物語りの中心に据えず女性を書く必要がありました。1960~70年代のフェミニストの運動からの助けなしには書き続けられなかったという本の秘密のタイトルは<人生に遅すぎることはない!>とのことでした。(9/25、2803号)                                                  
        

この記事のURL


▲このページの上へ戻る