第三回 花咲くおとめ座劇場 ライブ
秋晴れの午後、創立8年の歴史を持つ「花咲くおとめ座劇場」ライブを堪能して来ました。オープニングは和太鼓のセッション「秩父屋台囃」「おとめ座八木節」で幕が開き、会場を埋める200人程のファンを高揚させてくれました。
会場がすっかりおとめ座モードに高まったところでいよいよ第一部の始まりです。まずは三味線の「津軽じょんがら節」。そして次は「売り声」、越中富山の薬売りの口上です。座員の中で最高齢のR氏は小沢昭一と幼友達という77歳。戦後闇市派と言われる世代らしく「僕は戦中派。少年時代、誰もが大きくなったら兵隊さんになる!と言っていた頃僕はガマの油売りやバナナのたたき売りになりたいと言っていた。」と自己紹介。今もってピースフルな笑顔がステキな気骨ある紳士でした。
さあ、プログラムは「飴屋踊り」そして「南京玉すだれ」と続きます。すだれがチョット言うこと聞かず開かなくてドキドキの一瞬もあったものの、一枚のすだれが太鼓橋になったり東京タワーになったりetc。「すごーい!」まさに大道芸の醍醐味でした。そして次は「正調安来節、どじょう掬い踊り」驚くほどにしなやかな踊りに会場からの拍手喝采!
いよいよ第二部は待ってました『花咲くおとめ座チンドンショー』です!ノスタルジックな音色のサックス、クラリネット。うらぶれた音色のバイオリン、そして花形チンドンの太鼓、シンバル、鉦の音色が会場を昭和のノスタルジーへといざなうのでした。おとなも子供も客席、通路を練り歩くチンドンの隊列を手拍子で迎え、クライマックス!メドレーの曲目は「美しき天然」「蒲田行進曲」「りんごの唄」「安里屋ユンタ」「ドンパン節「お富さん」、客席からも手拍子と歌声が湧き上がりフィナーレ…。
客席を埋めるのは老人、ミドルエイジだけでなく若者そして小、中学生。皆手拍子で盛り上がりロックフェスタ顔負けの『花咲くおとめ座劇場』でした!!
(矢口峰子)