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「のんびる」取材日記〜里山に遊ぶ〜

2007-01-25 14:46:51

「越生町緑とせせらぎを守る会」取材より              ’07.1.19

秩父山系の裾野に豊かな里山に抱かれた小さな町、越生があります。埼玉のどん詰まりに歴史と文化が息付いている町。秩父連山縦走のアプローチに、早春の梅林の散策にこの町を訪れる人の数は少なくありません。春霞の梅林風景は安野光雅の絵のように、まるで水彩画のような平和な光景です。

その町に突然降って湧いた「桜の郷・彩花苑」構想。これは100万人の花見客を呼ぶ大観光地をつくる目的で、大高取山の尾根を削り谷を埋め立てて何万本もの桜を植えるという計画でした。それまでに文字通り緑とせせらぎを守る生き方や活動を行ってきた会が立ち上がり、県を相手にこの計画をストップさせる運動がはじまりました。今から6年前のことでした。

この地で農業を営み、環境運動の中心となり活動を支えてきた俵山さんに聞きました。越生町の中心にある大高取山にはきれいな湧き水の沢があり、30種近い絶滅危惧種を含む800種以上の植物が生育し、ムササビ、ニホンリス、キツネなど多くの野生生物が活発に活動していました。そこに100万人の花見客を呼ぶ大観光地を造るため大高取山の尾根を削り、谷を埋め立て何万本もの桜植えるという計画でした。会は環境調査を進め、自然環境を守るために県に計画の基本的な見直しを求める活動を行いました。住民、研究者らの調査の結果大高取山一帯が人口密集地にもかかわらず、奇跡的といえるほど豊かな自然が残された地域であることも分かりました。

この活動により県は計画の撤回を決定、以後会は継続してこの里山の動植物の調査や環境の保全活動を続けています。そして椎の北限の2種、オオタカ(天然記念物)の営巣が確認され、会は保存のためのフィールドワーク、定例観察会を行っています。「桜の郷」構想がもたらした禍福の効果といえるのでしょう。

一月、厳冬の最中とは言え里山歩きはちょうど良い運動でした。フィトンチットたっぷりの山道をいのししの堀跡や、狐、狸のけもの道を確認し、木々の芽ぐみや野鳥のさえずりを楽しんだ贅沢な時間でした。山頂での昼食にはサプライズの日本酒が振舞われ「のんびる」取材のゴージャスなプレゼントでした。

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スローに働く、スローに暮らす!2

2007-01-18 20:32:05

「できるかな?ジョブ・シェア」
スローワークの実現のひとつの方法として英国のジョブ・シェアを紹介します。この方式、英国では公務職場を中心に働き方の選択肢として定着しています。大学の常勤講師の英国人男性と3歳の息子と暮らす30代の日本人女性は、同僚の女性と週37時間の労働時間をシェアしています。月・火・水と木・金の週を交互に繰り返す方法です。賃金、国民の祝日も半々にシェアします。

こうした働き方が導入しやすい条件として、フルタイム労働自体が柔軟なフレックス制だということ。つまり必ず職場にいなければならない時間が決っておりそれ以外は朝の7時から夜の7時までの間、本人の判断で実労働時間が週37時間に達していればよいのです。

英国でこのような裁量労働制が実現できたのはどうしてでしょう。2年前までは労働時間が週40時間以下のEU諸国の中で、英国は週43時間労働と最も労働時間の長い国でした。週60時間以上働く労働者も多く残業手当も支給されないという状況があったのです。サッチャー政権時代に低下した公的サービスの向上を図る政権交代後のブレア政権は、1998年EUの指令を受け週48時間の労働時間規制を受け入れました。

女性の職場進出が進む中、家庭や育児との両立や長時間労働などに関する制度の変革が迫られ「育児休業制度」「ジョブ・シェア推進」などの法整備のほか、TUC(労働組合会議)も賃金からワーク・ライフ・バランスへと取り組みを広げました。さらに「労働が終わってから次の労働開始まで、最低11時間空けなければいけない」という規定はEUの指令によるもので、英国のワーク・ライフバランスも欧州全体の生活重視による規制が背景にあるのです。

この国のワーク・ライフ・バランスは残念ながら働き過ぎと失業、ワーキングプア、若者の非正社員化など適正労働とは言い難いのが実情です。老いも若きもスローワーク、スローライフが現実になる道筋が見えてくることを望みたいものです。

*「スローワークの経済学」(参考文献)「スローワークで社会を変える」(講演録)
  『くらしと教育をつなぐWe』より          (矢口 峰子)

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スローに働く、スローに暮らす!「できるかな?ジョブ・シェア」

2007-01-18 12:59:10

スローに働く、スローに暮らす…スローライフ、スローフードはようやく耳に馴染んできましたが働き蜂・日本人には夢のような話です。しかし、“カローシ”が国際用語になるほどの今、この国の働き方は何とかしなくてはいけないところに来ています。

過労死の中高年男性(近頃では20〜30代男性も)と仕事にありつけない若者のフリーター、ニート達。このアンバランスを正す方法として“スローワーク”の実践を紹介します。

まず、スローワークの基本として「人間には労働=働いてお金を得る他に、食事、睡眠などの“再生産の時間”そして“余暇時間”、さらに家事育児、介護などお金にならないが必要な仕事“無償労働=アンペイドワーク”の時間」があります。このバランスを欠いて長時間労働をしている現実を変えるgood ideaとは?

日本の大手企業は「大量生産、大量販売」を旨とし、猛烈なCM攻勢の続く中で過労死に至るほどの働き方があります。スローワークはその逆を行く!あまりにも当然?でありますが…。いらないものを無理に売り込む手段として工業デザインが必要とされている現実に違和感を覚え、大手企業から女性たちが起業に転身しリサーチの結果、雑穀食を売る仕事をおこしました。ほかにも激烈な競争の市場に参入するのではなく“欲しい人がいるのに手付かずだった分野を発見し必要なものを売る”という姿勢でスローワークを続ける女性たちが増えていると感じます。

また、スピードを競う働き方に馴染まない統合失調症の人たちが暮らす北海道の「べてるの家」では、体調のため「ファースト」ではなく独特のスローな労務管理メニューが創られています。現実に合せ、短時間、がんばらなくても働ける働き方を開発しました。自分の体調の急変や、それをうまく伝えられないストレスから症状の悪化をまねくなどを考慮し“三度の飯よりミーティング”を行い「スローな市場」を開発しました。通院の折りに病院への届けもの(商店の代行)や地場産業の日高コンブの袋詰めなど地域の手薄な隙間労働を請け負う方法が地域のニーズにマッチしている「スローワーク」といえます。                     (矢口 峰子)

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女性を取り巻くNEWS データ2

2006-12-27 05:18:10

■年の瀬の国会であわただしくいくつかの法案が可決成立しました。「教育の憲法」とも言われ戦後教育を支えてきた『教育基本法』が改正されました。「愛国心条項」が盛り込まれる等、国家規制が強まる懸念は「国旗、国歌法」制定後の教育現場への厳しい処分の実例からも危惧されます。戦後60年守られてきた教育基本法が慎重な審議もなく成立し、「防衛庁」が『防衛省』に昇格しました。若い時代に親達を批判したことが思い出され、無力感とともに憤りを感じています。

■『ドメスティックバイオレンス(DV)防止法』が制定されて5年。再改正に向けて議論が始まっています。11月25,26日「全国シェルターシンポジウム」が函館で開かれました。マサチューセッツ州のアジア女性のためのシェルターで活動するアグネス・チャンの講演では30年の活動によりNGOと政府との対等な対話が行われ予算を獲得しました。また「加害者への教育的介入プログラム」が効果をあげている様子です。日本でも「多摩DVを考える会」が13自治体の調査(苦情処理、マイノリティー対策、民間団体への財政支援など)を行いました。シェルターネット参加は52団体、内閣府への登録は90を越えています。来年は千葉県幕張メッセで国際フォーラムを開催予定です。          
            http://www.ourplanet-tv.org/                                

■映画、本情報
*『ダーウィンの悪夢』:アフリカ、ヴィクトリア湖に放たれた肉食漁ナイル・バーチは生態系を崩し環境破壊を招いています。魚の白身は北半球に輸出され現地の人々は腐敗した残部を食べるのです。さらに白人男性輸送業者に性的に搾取される女たち。まさにグローバリズムの実態が映し出されます。/12月23日よりシネマライズで公開                                                            TEL/03(5366)1545

*『甲野善紀身体操作術』:古武術研究から身体操作術を見い出し音楽家、俳優、医療福祉現場等に伝える活動記録です。/12月23日よりアップリンクX(渋谷)で公開 TEL03(6821)6821


★『安心して絶望できる人生』向谷地生良、浦河べてるの家著:北海道浦河の「べてるの家」は「精神障害者」と呼ばれる人たちが、地域で起業し生活するユニークな場。摂食障害、引きこもり、自傷行為、依存症などの人々が仲間に助けられながら自分の症例研究を発表した10例。生き難い世を渡るヒントを分けてもらえそうです。/NHK出版 740円
(矢口 峰子)                            
              

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『のんびる』取材から2 NPO法人 ケア・ハンズ

2006-12-20 11:46:14


ブログ原稿12月3回 ユ06.12.18

『のんびる』取材から2 NPO法人 ケア・ハンズ

今回は女性たちが作り上げた「草の根NPO、ケア・ハンズ」を紹介します。
代表を勤める誠子さんと二人の友人は共に団塊世代。11年前の1995年に介護の団体を設立しました。「介護保険法」制定の5年前のことです。

誠子さんの青春時代は学園紛争の嵐が吹き荒れた時代でしたが、深く関わることなく過ごし、社会人となり結婚。子育てにひたむきに生きてきたある日「自分は何もして来なかったのでは?」という疑問が湧き「社会と接点を持ちたい」という想いに駆られました。

そこで友人二人を誘い介護ヘルパー2級の研修を受講します。その後、その団体の事務局スタッフとして来るべき「老人介護社会到来」に向けての取り組みを行なう社団法人の協会の事務局スタッフを勤めました。

誠子さんが学んだ事は「高齢者の在宅生活を支えるには公的制度だけではどうしても足りない部分がある。それを支えるのは地域の力ではないか」ということでした。そんな想いから友人達と設立したのが「NPO法人 ケア・ハンズ」です。リーダー研修受講後の1995年のことでした。

地域の高齢者、障がい者、子育て等の家庭に出向き必要とされる援助を行う「ケア・ハンズ」。この活動を始めて5年目には「介護保険法」が制定されましたが、スタッフ一同の話し合いで、制度の枠に縛られずこれまで通りの支援を続けられる方法を選びました。その年にNPO法人格を取得し、市より「生活援助派遣事業」の委託を受けました。

望まれる介護をきちんと行うために必要なスタッフの研修も独自に行う誠子さん。ある日の研修を見学させたいただき、特にこの研修に力を入れていることが感じられました。                   

スタートして11年目をむかえる「ケア・ハンズ」はその歴史もさることながら、自分達のめざす介護のヴィジョンが実に明確です。それは“利用者が望む援助”を“制度の枠に縛られずに行う”ということ。こうした活動の積み重ねによって、他業種から参入した多くの介護保険事業者の中から業務閉鎖の例が聞こえる昨今、「ケア・ハンズ」の利用者はむしろ増えているということに揺るぎない信念と歴史を感じます。

社会参加を求めての始めの一歩から長い道のりを辿って来た誠子さんとその仲間達。多くのスタッフの女の底力に最近白一点のリタイア世代の男性が加わりました。これからも地域の求めに応じ「ケア・ハンズ」は軽やかに、喜んで出かけて行くことでしょう。 (矢口 峰子)

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女性が立ち上げた「NPO法人 市民葬送情報センター」

2006-12-16 10:08:09

長い間受け継がれて来た地縁、血縁による葬儀のあり方が変りはじめています。満智子さんは仲間たちと、長い間生協活動や地域の活動を続けてきました。ある日友人に「自分が亡くなったら後をお願い。葬儀はとくにいらないわ」と託されたのでした。

その方が亡くなり、彼女と友人達が催したのは遺影のかわりに自画像を飾り、音楽教室の生徒たちの演奏や合唱とたくさんのお花に囲まれた「お別れ会」でした。この「お別れ会」は二部制で行われるほど多くの人々が参加したとか。

その後思ってもみなかった反響があり、葬送に関する多くの人の希望や意見が寄せられました。その声に押されるようにNPO法人として「市民葬送情報センター」がスタートしました。

満智子さんたちが常に心がけているのは送られる人が「どんな人生を歩んで来たのか」「葬儀に参加した人が『このような人だったのか』と理解を深められるように」などです。

「市民葬送情報センター」はこの5月にエンディングノート『よろしくノート』を発行しました。家族や知人に伝えたいこと、終末医療について、財産、葬儀他きめ細かくゆきとどいた内容の一冊です。(定価500円)
  問い合わせ: 0120-941-110 E-mail npo-soso@wcv.jp

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女性のジャーナル『ふぇみん』より最近のバックナンバーエッセンス集

2006-12-05 10:47:45

 <<ごめんください>> 1面トップ、時の人をインタヴユーから
●ファンタジーで世界を魅了する/アーシュラ・K・ル=グウインさん●
『ゲド戦記』の著者アーシュラ・K・ル=グウィンさんはファンタジーや、SF作品で子供からおとなまで幅広いファンを持つち3巻で完結したと思われていた魔法使いゲドの成長、冒険物語(1968年に1巻創刊)を、17年後に再開し、2001年に6巻が書かれました。「私は男を物語りの中心に据えず女性を書く必要がありました。1960~70年代のフェミニストの運動からの助けなしには書き続けられなかったという本の秘密のタイトルは<人生に遅すぎることはない!>とのことでした。(9/25、2803号)                                                  
        

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女性の羊飼い達(メーメー母さん)

2006-11-28 13:02:47

いよいよシリーズ最後は日本のホームスパンの進化を支えてきた“縁の下の力持ち=羊飼い”を紹介します。

日本の羊飼い達が本気になって国産羊毛のグレードアップに取り組んで16年ほど(シンポジュームより)、それまで英国より何ケ月もかかって船便で送られた来た羊毛しか知らなかった私達にとってギューギューに押し詰められた羊毛とは雲泥の差、艶やかに輝くようなクリンプス(カール)はまるで初雪を掌に頂くような感動でした。

出逢って無くてはならない存在となって久しいシゲ子さんは富士の裾野で夫とともに羊を育てて20数年。農大で羊を学んだお二人です。一頭ずつに「ムッチ」「パッチ」「姫」「黒姫」等など、名付けられ愛おしまれ、それはそれは美しい輝くようなステイプル(房)の羊毛を蓄えた羊ばかりです。織物教室では、各々の作品を「○○のブランケット」、「△△のマフラー」などと呼び合い愛着のほどが忍ばれます。羊の年譜のように作品を作り溜めている生徒さんも…。

そしてもうひとつのは、北海道は弟子屈、奥春別原野で羊を育てるチエ子さんの牧場です。彼女は産まれも育ちも関東で、若かりし頃広告会社で仕事をし同僚だった夫と共にアメリカに渡り、帰国後北海道の地を選んで移住したという経歴の女性です。夫と共に出版するグラフ誌は、美しい北国の風景が空から大地から語りかけるように迫り、おおらかな大地そのもののような静かで豊かな文章が読んでいて心地良い冊子です。出版のかたわら育てている羊たちの毛は織物教室の生徒さん達とモニタリングよろしく作品作りにいかさせてもらっています。

こうして羊が取り持つ縁が有機的に繋がり、これからもそれぞれの角度から有機的に『羊WORLD』を育てていくことでしょう。

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2.内弟子時代そして「アトリエ風舎」の日々

2006-11-21 02:00:41

20代半ば、英国の伝統織物“ホームスパン”の修行を決め、二年先のその日が来るのを心待ちにしていました。思いがけず順番が早まり26歳の春に工房通いが始まったのです。無給の内弟子修行に際し、入門料、交通費、手弁当、そして独立後に仕事を始めるための織機、紡ぎ車、染織器材、羊毛や糸等の原材料購入にわずかな貯えをあてるとギリギリのスタートだなあ、と思いつめていた自分がいとおしくさえ思われます。

1年〜2年の修行の日々を共にした弟子仲間の前歴はカメラマン、新聞社勤務、横笛修行、新卒とさまざま。当時は月〜土勤務は当然の時代。同じ釜の飯仲間と学んだ「若き日の苦労(などと思った事はなかったけれど)」によって、あれから30年この仕事に活かされ、鍛えられ、そして癒されてきました。辞めたいと思ったことは一度たりとも無く、今も“この仕事が好き!”と思いながら仕事ができる私はきっとしあわせ者…。

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〜英国の伝統織物(ホームスパン)を日本で継承する私達〜

2006-11-06 19:58:22

 1、織の道にいざなわれて
ふとした時に思い出す事があります。今から30年余り前の
こと。ニート、フリーター対策が叫ばれるこの頃、彼等彼女
等の心情を察する時に、真っ暗な明かりの見えない闇の中で
次なる仕事を捜しあぐねていた頃の自分の姿が重なります。             
                                              新卒の私が社会人としての第一歩を記したのは児童館。地域             の子供達との日々はそれは楽しく、幼児から「セン公ぶっ飛             ばしてえ!」と叫ぶ中学生までを相手に、下町の人情にドッ
プリ漬かり地域に開かれた児童館を地で行っていたのです。
が、お役所仕事に変わりなく、想いと現実のギャップに健康              を害し病休に入り、そして退職。                          
                                              
休暇中に陶芸、染織の現場に赴き技を覚えながら次なる仕事             を捜し続けた日々。20代半ばの出口の見えないトンネルの             中で、やっと出会えた「ホームスパン」という英国の手紡ぎ             手織りの毛織物。越後上布、絹織物の産地に生まれ育った私            に、思い出の中に息衝く和の布とは異なる英国紳士の雰囲気             漂うツイードの服地を手仕事で創り出す工房の内弟子入門が             許されたのです。先生御夫妻の下に学ぶ、5人の弟子仲間と の輝ける(?)一時代を記してみようと思います。                
                                         
                    (矢口 峰子)                                                                     

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おっしょ(師匠)さんはスーパーウーマン!<NPO法人「集団 日本舞踊21」

2006-10-23 19:24:18

私の日常ではニアミスさえし得ないだろうという場に生きる人々との出逢いが、長く生きていると稀に起こったりもします。アンラッキーな場合もあるけれど、超ラッキーという場合だってあります!今回はそんなおはなし…。

『のんびる』のリポーターとして「行って来い!」と言われれば、どこへだって行く、誰にだってアタックする覚悟(?)はできてます。葬儀のお話から大学の学部長まで、これまでの自分の人生で触れる事のない世界に出逢うめぐり合せ。根がおしゃべりな者ゆえ何でも興味深く、心に響く言葉も必ず受け取れて”井の中の蛙、大海を知る!”この頃です。そして今度は何と日本舞踊の舞踊家という方々に会ってインタヴューせよとのお達しが…。お師匠さん、お手柔らかにと祈りつつ当日を迎えました。 (矢口 峰子)

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リンク集

2006-10-09 13:36:08

リンク集〜女性のための〜

■女性と仕事の未来館■
 http://www.miraikan.go.jp/
現在の仕事に悩んでいる人、次のステップの準備を考えている人に情報、カウンセリング、そしてスキルアップの講座などが用意されています。一度訪れてみるとよい場所です。


■女性ユニオン東京■
 http://www.f8dion.ne.jp/~wtutokyo/
小規模、零細企業など労働組合がない職場で働く人は多く、とりわけ女性の割合が多いのです。こうした状況の中からこの組合が結成され、労使交渉で不等解雇の撤回やセクハラ訴訟などの実績を持っています。ホットなニュースでは「市川房枝記念館閉鎖による解雇問題」が浮上し問題化しそうです。


■国立女性教育会館■
 http://www.nwec.jp/
「男女共同参画基本法」制定と前後して、”ヌエック”の愛称で親しまれ「女性学・ジェンダーフォーラム」の会場となり全国の研究者、学者、運動家、行政職員が熱い議論を交わした場所です。東武東上線、武蔵嵐山駅徒歩10分。宿泊施設アリ。今でもひっそりと建つこの施設、会議に資料収集に散策に活用されたらいかがでしょう。


■ふぇみん(婦人民主新聞)■
 http://www.jca.apc.org/femin/
10月5日号で2804号を数える女性のジャーナル(実は男性読者も結構アリ)です。終戦翌年に創刊され60年の長きに亘り世相を斬り、運動を起こし社会にコミットして来た歴史があります。安部新政権の国会が始まるや、北海道から九州から駆けつけ国会前集会(毎週火曜夕)に参加する人々を取材し、発信しています。


■くらしと教育をつなぐWE■
 http://www.femix.co.jp
以前ブログで紹介した「男女の家庭科共修実現を支えた冊子」です。今号では”スローワークで社会を変える”特集をしています。「男は仕事、女は家庭」の性別役割分業を止め「みんなで幸せになる<経済>」を展開するのは朝日新聞記者の竹信三恵子さん。過労死も安過ぎるパート時給も、ワークライフバランスの適正を計り人間らしく働き、人間らしく休むシステムに変えることはできる!と説いています。CF:スウェーデン、オランダのように!


■シングルマザーズフォーラム■
 www7.big.or.jp/~single-m/main.html
「ようこそ、NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむへ。母子家庭の当事者を中心にシングルマザーと子どもが共に生き易い社会を求めて」や、離婚、非婚シングルマザーによる児童扶養手当の概要、機関誌紹介の『シングルマザー』のHPもあります。


■ニキ美術館.那須高原■
 http://www.niki-muzeum.jp/index.htm
原始母性信仰の象徴のようにおおらかな体内(胎内)潜りのオブジェ。女体も草花も鮮やかに彩色され、その色彩のトーンはフランスというよりインド、アジア、では?紹介の冊誌『WE』の表紙絵がニキ.ド.サンファルに替わって26年前のニキの絵との出会いを思い出しました。生まれたばかりの娘と並んで寝ながら展覧会場に思いを馳せ、いつか娘と一緒に作品の前に立とうと念じたまま、まだ果たせません。那須に行けば見られるのにそれもまだデス。                          (矢口 峰子)

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〜団塊世代の新たな足跡4〜

2006-09-16 23:10:01

<時代を記録する=女性紙編集部『ふぇみん/婦人民主新聞』>

戦後60年。国土も人身も疲弊しきった敗戦の中からめざましい勢いで新しい国創りが始まったばかりの1946年3月、日本国憲法発布の年に佐多稲子、宮本百合子らの文学者や多くの女性達が婦人参政権を求めて「婦人民主クラブ」を結成。その年の10月に『婦人民主新聞』が創刊される。以後60年、時代の多様な問題を取り上げ迅速なアクションを起こし、今日の女性の地平を築いてきた。

「基地闘争」「反原発」「水俣」「男女雇用機会均等法」「男女共同参画基本法」etcを取材し報道し運動する。女性の力を結集し数々の法案成立にも少なからぬ役割を果たして来た歴史がある。

タブロイド版8ページ、旬刊(毎月5、15、25日)のこの新聞は今年60周年を迎え、8月10日号で創刊2800号を数える。

1面<ごめんください>のコーナーで毎回紹介される国内外の女性達はじつに多様で、興味深い。また、6面の映画評論はミニシアター系、自主制作フィルム等が紹介され、お楽しみのコーナー。書評欄は大手メデイアに載らない書籍の紹介も興味深い。

2006年1月〜7月の1面に登場した女性たちをタイトルで紹介します。

*ネパール唯一のフェミニスト・ジャーナリスト/ウシャ・テイテイクシュさん
「松井やより賞」の第1回受賞者に(1月15日号)

*子どもの人権を考える「子ども情報研究センター」所長/田中文子さん
子どもとおとなのパートナーシップ誌『はらっぱ』編集長(1月25日号)

*「連連影展」を企画する/若井真木子さん(2月5日号)
フェミニスト.アクテイブドキュメンタリー・ビデオフェスタ=ミニミニ映画祭

*フェアトレードの店「るま・ばぐーす」を運営/岩佐園子さん、島田美津子さん
市民グループ”アジアの会”で活動」(4月15日号)                            
                                (矢口 峰子)

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〜団塊世代の新たな足跡3〜

2006-09-14 23:15:48

家庭科の男女共修実現を支えた冊子『We』

戦後、教育の新体制がスタートする中で、数々の教育制度の改革がおこなわれた。主要5科目といわれる教科以外の科目の中で、家庭科のみが男女別の教科書で男女別に学ぶという時代が続いた。美術、音楽、体育などと異なり、女子は「家庭科」男子は「技術家庭」に別れて別々に学んでいた時代が戦後47年続いたことになる。

従来の”男は力仕事、女は家事.育児”というジェンダー=役割分業論でなく、性別に係わりなく一人の人間として共に学習すべき教科であるという考えのもと「家庭科の男女共修」の運動がスタートした。

この運動を支える役割を果たした冊子『We』は1982年に創刊され、共修運動の先駈け家庭科教員の半田たつ子編集長を中心とする家庭科教員によって10年間続けられた。

長年の夢であった”家庭科の男女共修”スタート前夜の1992年3月、財政難のため廃刊の憂き目にあう。が、「何とか発行を続けて欲しい!」との声を力に、発行母体を読者組織の「Weの会」に移し新編集部がスタートする。

そして1995年に(有)フェミックスと改めて11年、現在も”くらしと教育をつなぐWe”は「生き難き世を生き易くする知恵」を満載して刊行されている。


=INFOMATION=
フェミックスは2006年に会社組織となり、編集+カウンセリングの事業を展開。                
      
*セクハラの相談、米国仕込みの護身術WEN-DOのワークショップも人気メニュー。                    
                                 (矢口 峰子)

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〜団塊世代の新たな足跡2〜

2006-08-04 23:02:51

  見えて来た夢のかたち

昨年10月に第1回会議を開いて9ケ月。以来月例ミーチィングが伊豆修善寺で開かれている。「友だち村」1泊のワークショップや各回テーマをもとに夢の実現に向けての話し合いを進める中、4月には正会員メンバー5人が中心となり、温泉付き割烹旅館を維持していくこととなった。

この場所「女性のための田舎暮らし支援センター」がオープンした頃から新聞、テレビなどの取材も増え、月例ミーチィング参加者も回を重ねるごとに増えている。

これまでのプロセスを『GH(グループハウジング)の会ニュース』の中から紹介します。
”あなたも自然と温泉に恵まれた伊豆で女性たちのグループハウジング計画に参加してみませんか?”

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〜団塊世代の新たな足跡1〜

2006-08-03 22:54:21

血縁に依らない終の棲処

はじめの一歩
今を遡ること2年半、2003年の暮れも押し詰まった日、私と友人は伊豆高原に向かう電車に揺られていた。作品展を終え、生命の洗濯とばかり旧知の友の経営するペンションに一泊の”小さな旅”の始まりである。

同行の友人は一人娘の扶養義務を終え一足早く「終の棲処」を考え始めていた。その頃、著名な女性の大学教授やフェミニズムの先駆者等が発起人となり、グループリビングの先駆けケア付マンションがオープンしたばかりだった。その『ともだち村』を見学したいという友人と修善寺を訪れた。

その頃の私は高校生、大学生を抱え、まだ自分の”終の棲処”を考える時期に至ってはいなかった。けれど漠然とながら娘三人の誰かと暮らす老後もイメージできなかった。その意味では私も同様”グループリビング予備軍”と言えるかもしれないし、見学は望むところであった。

小春日和の朝、ペンションの女主人の車で伊豆山中の『ともだち村』に到着。見学の後、体験宿泊の友人を残して帰路に着く。遅れて帰宅した友人からスタッフの一人に知人がいたことを聴く。

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自己紹介

2006-08-02 04:03:49

はじめまして!
セカンドリーグ.リポーターの矢口峰子と申します。御同輩の皆様に読んでいただきコンタクトできることを楽しみにしています。まずは自己紹介を。<1950年3月30日生まれ、団塊世代のシッポ。>ベビーブーマーの私の出席番号は56番〜59番が多かったことを記憶しています。今どきの小中学校の教室と比べると200%の収容率でしたネ!

そんな時代に生い立った世代が今リタイアの時期を迎え、日本社会の地殻変動が予測されます。あの人数、あのパワーを持ってすれば老齢化社会も恐くない!そういえば我らがヒーロー泉谷しげるが20’Sにモジャモジャの長髪を振り乱して唄った「老人革命」というフォークロックがありましたね。すっかり涼やかなヘアスタイルの泉谷は更にパワーアップし、ゆるぎないナイスミドルとなりました。私達セカンドリーグ、リポーターも「更年期、あーシンド!」などと言わずカラ元気でまいります。             

さて、私のブログのテーマは「自立して生きる女のガイド」です。夫と三人の娘の五人家族、大学4年生と1年生の教育が終ればいよいよ自分自身の最後のステージをどう生きるかが問われるのでしょうね。そんな時一足先にセカンドステージを準備し始めた友人たちの事なども紹介しながら自分のセカンドステージの未来図を模索してみようと思っています。御意見、アドバイスなどどうぞヨロシク!!           (矢口 峰子)

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