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外国人観光客に大人気の築地中央卸売市場

2008-01-07 00:33:38

マグロのセリ

あけましておめでとうございます。本年も時々セカンドリーグのブログを訪問してくださいませ。お待ちして居ります。

よいお正月をお過ごしでいらしたことでしょう。お正月にはお刺身やお寿司などを堪能なさった方も多かったのではないでしょうか。我が家も手巻き寿司を楽しみました。その中のメインの材料はマグロですが、関東首都圏のまぐろの卸売りは築地市場で扱われて居ります。その朝のセリが外国人観光客には大人気なのです。都心のホテルからほんの10分から30分以内で市場へいけるので、セリはいつも外国人でいっぱいです。

築地の朝は早く、セリは午前5時に始まります。今日はアメリカからのお客様10人ほどを6時にお連れしました。正門でまず注意事項:「商品には手を触れないように。場内は電動カートが縦横に走っているので事故にならないよう充分気をつけて。ここではみな真剣に仕事をしているので決して邪魔にならないように。」などを説明してから、まっすぐ奥へ進んで仲卸売り場を通り抜けてセリ場につきました。もう既にセリは、たけなわです。売り手であるセリ人の呼び掛けに対して仲卸業者、売買参加者が指で値段を示します。一番高い値段をつけた人がその魚を買うことができます。最近、外国人の間の人気がことさら高まって、時々マナーの悪いお客もいて、商品であるマグロを触ったり、またいだりということもあって、見学の場所が制限されています。築地市場としては、一般人の入場を禁止したい意向もあるほどと聞きました。

Auction2.jpg
大手の水産会社数社が漁場から運んできたマグロをセリに出すのです。セリ場では冷凍のマグロがごろごろと床に置かれています。マグロと言ってもスーパーで売られているバチマグロやキハダマグロは漁獲量も多いのですが、ホンマグロは本当に稀少です。大間産などの生のマグロはもう少しはなれたセリ場で扱われているようです。150kgぐらいのものでも本まぐろですと卸値で一本1000万円もすることがあるとのことで主に高級料亭や高級寿司店に納められ、銀座のお寿司屋さんで食べると目の飛び出る値段になるわけです。
目の前にある300kgの冷凍マグロはインド洋で取れたもの、あちらには地中海産と世界中の海から来ています。セリ独特の指遣いは、日本人でも素人にはわかりません。証券取引所が電子化して取引はすべてコンピューターになったと聞きますが、マグロのセリもそのような日が来るのは近いかと思うと、この一種独特の雰囲気が失われるのが残念です。その上、マグロの漁獲高が世界的に減っているので、漁獲制限をかけようとする動きがあるとか、マグロ食い人種の日本人(私もマグロ大好き人間なので)にとって大きな痛手になるのではないかと心配です。

Kengakusha.jpg

今回のアメリカ人の方々は日頃かなりお刺身を食べているようなのでことのほか熱心に見学していました。セリが終る午前7時ごろには仲卸業者の人たちが店の準備を始めます。仲卸の人たちは狭い通路を卸売りで競り落とした品物を電動カートでびゅんびゅん運んでいます。セリで買った品物を市場の中にある自分たちの店に運び込み、お客さんである街の魚屋さんや料理屋さんが買いやすい大きさ、量に小分けして店に並べて準備しているのです。

TunaCutting.jpg

8時ごろに街の魚屋さんや料理屋さんなどの小売り店の人たちが仲卸業者のお店に魚を買いにきます。 この時間、市場に一日の中でもっともたくさんの人が集まります。邪魔にならないように、みんなを促して築地市場を後にしました。 活気あるセリの現場と仲卸の雰囲気に触れて皆さん大満足でした。

(徳重 富士子)

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