旅行支援者養成講座のオプショナルツアーとして
旅行支援者養成講座のオプションとして、日帰り介護旅行プチ体験のツアーが行われたので、参加しました。(取材し、撮影し、ブログに書くことは関係者のみなさまのご了解を得て居ります。)
講座受講者29名、片麻痺(左)の女性Bさんと付き添いのご主人様、旅行支援者養成の第一人者且つADL体操の指導者佐野公美子先生、ベテラン旅行支援者の斉藤さん、そしてクラブツーリズムのバリアフリー部門の責任者坂田さんの総勢34名です。
あまりはっきりしないお天気でしたが、全員が集合時間前にせい揃いして、出発は予定を10分ほど繰り上げました。目的地は山梨県の石和温泉です。
車内では、佐野先生のリフトバスの使い方、その駐車場、車椅子介助のための指導、到着後の大浴場での実地研修の予習がありました。さすがにこの講座をとる人の思いは同じでみなとても熱心に聴いています。
中央道を走りましたが、今日は残念ながら富士山は見えません。談合坂SAで休憩の時間にバスのリフトの実地研修がありました。今日は大型バスで、しかもリフトもついています。ドライバーの渡辺さんもガイドの田中さんもクラブツーリズムのバリアフリー旅行にはかなり頻繁に乗務しているとのことで、障害のある方の乗降の際のお手伝いも、リフトの使い方もとてもなれています。Bさんはお手伝いがあればステップからの乗降が可能ですが、談合坂では私たちのためにリフトでの乗り降りを見せてくださいました。
ドライバーさんがリフトの操作をすることになっているそうで、渡辺さんは実に手馴れた手順で操作をしています。バスの後方に近い胴体の部分を開いてリフトを出し、電動スイッチを押して上下させます。
バス自体が大きいのでリフトを一番上まで上げると2メートル以上の高さです。
そこにBさんが車椅子ごと乗って渡辺さんが車椅子を抑えながら降りてきます。介助するほうも介助されるほうも緊張の一瞬ではないかと思いました。
後からBさんが「あの高さは運転手さんがついていてくれても、怖い高さですよ。」とおっしゃっていらっしゃいました。最後に私もこの高さを体験させてもらいました。
車椅子に乗ってリフトがゆっくり登っていくにつれて地面が遠くになります。しかも車椅子の周りには囲いが無いのでBさんが怖いとおっしゃった意味がわかりました。
上について車内に入ってから振り返ったら、ガイドさんがはるか下のほうに見えて本当に高いことを実感しました。
一見便利そうに見えるリフトも利用者にとっては必ずしも快適ではないのだと知ると、実際にその立場にならないとわからないことがいくらでもあるのだとつくづく思いました。
順調にバスが進んで、着いたところは石和温泉の旅館。ここのご好意で大浴場を借り切って入浴介助の実地訓練を受けることになって居ります。後編でお知らせしましょう。 (徳重 富士子)