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外国人の着物姿

2007-01-11 00:14:36

皆さま
明けましておめでとうございます。
今年もバリアフリーを念頭に置きつつ、ブログを書きますのでご意見を頂戴できましたら幸いです。

お正月早々仕事で、53人のオーストラリアからのお客様にガイド二人が一週間アテンドして、都内、長浜、金沢、白川郷、五箇山、京都と回ってきました。

日本語の教師たちで日本に研修に来たのです。ですから、日本語で話して、その後、難しい部分を英語で言い直すというやり方でガイディングします。それぞれの地域でいろいろと興味深いことはありましたが、今日は、彼女らの京都での着物の着付け体験を、お正月らしい華やかな話題と思いましたのでお伝えします。

Tatsumimyojin1.jpg
夏のオーストラリアから来た人たちは金沢や白川郷などで、待望の雪を見て大喜びをしていたのですが、1/7の京都でも本格的な雪となりました。

午前中、観光をしてから、午後は21人の希望者が着物を着て京都の街中を散策するという企画です。大学を出たばかりの人もいれば、長いこと日本語教師をしているベテランもいます。堀川通の西陣織会館の中のきものスタジオ (http://www.hensin-maiko.gr.jp/nisijin/)で着付けをしてもらいます。

きものスタジオの中でハンガーにかかっているたくさんの小紋の着物の中から好みのものを選び出します。肌襦袢から足袋、和装手提げ、草履、コートまですべて貸してくれます。6〜7人ほどの人が実に手早く着付けをしてくれます。一人20分ほどでどんどん仕上げて21人全部が着終わるまで一時間足らずでした。さあ、着物姿で街中の散策です。それにしてもなんとしっくりと似合っていることでしょう。着物は日本人のものという固定観念が破られました。とてもきれいです。素敵です。そして21人も勢ぞろいすると壮観です。

Tatsumimyojin2.jpg

貸切のタクシーを連ねて、最初に行ったのが祇園です。芸妓さんや舞妓さんがお参りする辰巳明神へ。

アマチュアカメラマンが山ほどいて、この着物姿の外国人たちを激写していました。それにしてもこのカメラマンの数は尋常ではないなと思っているところへ本物の芸妓さんや舞妓さんが次々と現れるではありませんか。

Maiko1.jpg

今日はお茶屋さんへお正月の初挨拶周りの日だったことに、ガイドたるもの、気づいていませんでした。アマチュアカメラマンは着物姿の外国人を珍しいこともあって、ついでに撮っていたというわけです。

NGTGion1.jpg

白川のほとりで祇園の典型のお茶屋さんの格子を背景に立つオーストラリアから来た彼女らは生まれてはじめて着物を着たとは思えないほど自然で美しいのです。

NGTGion2.jpg

私たち日本人がたとえばサリーを着たらインド人のように美しく見えるのかもと考えると、美しいものには何もバリアーはないのだと気づきました。固定観念というものの見方がバリアであってどこの国の人が着物を着ようとも美しいのです。当たり前のことでも、とてもうれしい発見でした。

Chionin.jpg

知恩院に場所をかえて、日本の二人の着物のお嬢さんにも加わってもらっての記念撮影。

底冷えのする小雨模様の京都でしたが、オーストラリアの皆さまの美しい笑顔の着物姿に見とれた午後でした。

(徳重 富士子)

<ご参考>
西陣織会館 きものスタジオ http://www.hensin-maiko.gr.jp/nisijin/
〒602−8216 京都市上京区堀川今出川南入ル
TEL075−451−9231
FAX075−432−6156

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http://secondleague.net/user/008/008/cwtb.cgi/366

Posted by fuji at 2007-01-23 00:24:58

さとうさま
コメントを有難うございます。この日曜日に国交省が主催している「Yokoso!Japan」という外国人観光客を誘致するキャンペーンの手伝いに行ったとき、仲間のガイドが一人着物を着てきました。お客様も日本人もみんな「素敵!」と大騒ぎしました。私は「ねえ、バスの乗り降り大変じゃない?」と聞いてしまいましたら「よっこらしょって、はしょっちゃうわよ。」との返事。そうですね、昔の着物時代の人たちだっていつも静々と歩いていたわけでなく、時には、すそをからげて走ることだってあったはずですから、臨機応変に動けば着物でもガイディングは出来るのかも。でもそれにはまず慣れなくてはならないわけで、私には無理かな?

Posted by さとう at 2007-01-20 08:01:23

楽しく拝見させていただきました着物姿、とてもきれいですね。壮観です。「美しいということにバリアーはない。固定観念というのがバリアーだ」という言葉に、ああ、と私自信、気づかされました。私も、着物が箪笥のこやしです。気になっていますがナカナカ着れません。

Posted by fuji at 2007-01-17 21:20:01

みや 様
ようこそおいでくださいました。『灯台下暗し』とはよく言ったもので、なかなか自分の国のよさに気付かないでいるのですよね。ガイドになったおかげで、日本の伝統文化・歴史などを見直す機会を得てよかったと思っております。よさを知ると、次にはそれをどうやって大事に守り続けることが出来るかと考えます。

Posted by みや at 2007-01-17 16:23:29

いつも楽しく拝見させていただいています。外国の方から日本の文化を再認識させられることってホントにたくさんありますよね。私もホ−ムスティにきてくれる外国の留学生に、自分の仕付け糸のかかったまま、まだ一度も手を通していない着物を着てもらう時「日本といえば着物なのに私達日本人の方が遠ざかっているなぁ・・・」と反省させられます。「着物会館」というものがあることを初めて知りました。今度活用してみたいです。

Posted by fuji at 2007-01-16 15:32:33

ならい様
ブログにおいでいただきまして大変嬉しく存じます。有難うございます。民族衣装というのはどこの国でも誇りにしていますが、私たちも着物を大切にしたいですね。でも、私は、めったに着ませんので実は外国人にどのくらいの頻度できるかと質問を受けますと、日本人として恥ずかしいと思ってしまいます。もっと日常的に着物を着られるようになるといいのですが。美しい着物を大切にしたいと思います。

Posted by ならい at 2007-01-15 00:21:58

いつも楽しく拝見しています。
皆さん、はじめての和服とは思えない着こなしですね。あらためて着物の美しさをも再認識しました。

Posted by fuji at 2007-01-11 13:11:12

カラスの女房さま
お読みくださって有難うございます。『笑顔は世界のバリアフリー』のお言葉、まさしくその通りと思いました。世界中が笑顔にあふれる2007年でありますよう、切に祈ります。

Posted by カラスの女房 at 2007-01-11 01:43:11

お正月らしいきれいな記事。楽しく読みました。それにしてもオーストラリアからの女性たち、笑顔がいいですね。笑顔は世界のバリアフリーだとつくづく感じた次第。

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