【コミュニケーション力をアップするって、どんな力をアップさせること?】
〜コミュニケーション力をつけて、人と関わって得られる「宝」を見つけよう〜
小平市で開かれた「大人のためのコミュニケーション力アップ講座」に参加しました。小平こども劇場が、市の補助を受けて主催したものです。
講師を務めるのは、NPO法人「あそび環境Museumアフタフ・バーバン」の代表北島尚志さん。講義形式ではなく、身体を使った表現遊びを次から次へと体験させてくれます。
ある時は、何人かのグループを作って、言葉を使わず身体の動きやポーズで伝えたいことを伝えてみたり、ある時は言葉を使って共感する喜びを感じる、そんなゲームを通して、「伝える」ということをあらためて見直します。
連続4回の講座は、北島さんのキャラクターで、楽しませてもらい、自分が大人であることを忘れさせてくれるひとときでもありました。

【講師の北島さん(NPO法人 あそび環境Museumアフタフ・バーバン代表)】

【まずはウォーミングアップ。今朝早く起きた順に並び替わりましょう】

【じゃ、4人グループになって。3分間の間に、4人の共通点を見つけて】

【7人グループで、押す、引く、引っ張る、つく、たたく、休むを使って、1つの出来事を表現してーーの課題でパンづくりを表現するグループ】
「そう、伝えることは簡単じゃない、ということをまず理解して」と、講師の北島さん。
「でも、分からないな〜と思うけど、だからこそ面白いということも、あったでしょ? 分からないことや失敗を怖がらずに、前に進もうよ」
確かにむずかしかったけど、「そうくるか〜」という他人の意外な発想や、表現方法に触れられておもしろいし、思いを共有できるとなぜかすごく嬉しい。
「
伝えることは、むずかしいんです。なぜなら人は十人十色。同じ言葉からイメージするものも、十通りです。
コミュニケーション力を付けるということは、その「違う」ということを強く意識して、「違う」を受け入れる許容力をアップすること。違うからこそ、共感できるとうれしいんです。それと、伝えるためには
相手に関わりたい思いや、伝えたいという気持ちの強さが必要なんです」と言います。なんで、あの人はそうとるのかしらと嘆く前に、伝える努力はしていますかと聞かれているようです。
北島先生が最後に、
「コミュニケーションは、宝見つけの旅です」と言った言葉がとても印象的でした。「今すぐ答えが出なくても、あきらめずに人と関わり続けていくこと、そうすれば、おもしろいこと、つまり宝にたくさん出合えますよ」と。
皆さんも地域のたくさんの宝を見つける旅にでませんか。
アフタフ・バーバン
アラビア語で「扉よ開け」の意。遊びや表現活動を通じて、子どもも大人も自分らしい表現力を養い、それによって地域社会を豊かにすることを目的に、全国各地で活動中。子どもや、親子向けが中心ですが、大人向け講座も開かれます。
アフタフ・バーバン
http://www.afutafu-barban.org/
小平こども劇場
子ども達に豊かな子ども時代を過ごさせたいと、広範な大人たちが手をつなぎ、演劇・音楽・芸能・遊びなどの文化活動を地域に作り出している。
(吉田和子)