「ニート」「引きこもり」など働けない若者の自立を支援する活動、ご存知ですか
2006年度厚生労働省の発表によると、就職できない、仕事に就いても長続きしないという若者は、全国でなんと62万人にも上るがそうです。
『のんびる』6月号でご紹介した「NPO法人 育て上げネット」では、職に就けずにニートや引きこもり状態に落ち入っている若者、そして彼らを抱えて同じように悩んだり行き詰まっている家族の支援を行っています。
具体的な支援の内容は、以下のとおりです。
【ニート就労相談会】
《内 容》「育て上げ」ネットが行なう就労基礎訓練「ジョブトレ」に通うことで、ニートを卒業した経験者が語る体験談発表(*1)。その後の個別相談(各組25分程度)では現状を詳しく聞き、必要であれば第三者機関などをご紹介。
《日 程》7月26日(土)10時〜(完全予約制)
《場 所》立川市市民会館「アミューたちかわ」第4会議室(JR中央線・南武線立川駅南口、徒歩10分)
【見学会】
《内 容》「育て上げネット」が行なう就労基礎訓練「ジョブトレ」の概要説明や現場見学(*2)、感想交流などがありなど、プログラムの具体的内容を説明。
《日 程》6月14日(土)、28日(土)、7月12日(土)
《場 所》NPO法人 育て上げネット 事務局
(※1・2)当事者の出演は当日の心身の調子で発表ができない場合もあります。また活動現場見学も当日の天候や予定で見学場所が変わる可能性があります。
相談会・見学会とも、上記以降の予定は以下の「NPO法人 育て上げネット」HP
http://www.sodateage.net
をご参照ください。
「育て上げネット」が埼玉県と恊働で「保護者セミナー」も開催しています。
詳しくはこちらを
http://www.yisc-saitama.com/forparents/index.html
【「育て上げネット」が行う「ジョブトレ」とは】
「ジョブトレ」とは、昼夜逆転の生活をまずは改善するために、各自のペースで定期的に「育て上げネット」に通うことから始め、就労基礎訓練を徐々に積み上げて行くプログラムです。支援機関や、団体、行政、企業の協力で実際の仕事の現場を体験しながら、仲間を作り、個別の課題を克服して自立を促します。
実際に半年〜9カ月で多くの若者が自立していくそうです。
【長引かないうちの対策が、早い解決につながる】
「育て上げ」ネットでは、「保護者がまずは動いて状況を変えましょう」と呼びかけています。
「どうして今の状況に落ち入ったのか、私たちは過去の原因を追及するつもりはありません。状況を好転させるために現状をしっかり把握して、個々に応じたいろんな解決策や情報を提案したいんです。ニートや引きこもりが長引かないうちに対策をとれば、解決も早いですから」。
多くの相談者から「もっと早く動けばよかった」という声が聞かれるそうです。
「たとえば保護者が正社員という働き方にこだわっているというだけの場合もあります。働くことを習慣化することが大切。生活習慣がきちんと身につけば、必ず働けるんです。まずはアルバイトからでも始めるという視点が必要だと思います」。
子どもとの接点さえも失いかけている家族には、その対応方法からアドバイスが得られます。相談にのってもらうことで、風穴があくということもあるのではないでしょうか。
NPO法人 育て上げネット
電話 042-527-6051
http://www.sodateage.net
また、厚生労働省のHPでは、「NPO法人 育て上げネット」の他に、同じような支援や情報提供をしてくれる施設を検索できます。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/wakachalle/map/kanto.html
(吉田和子)