農体験で、さわやかな汗とストレスを流そう!(『のんびる』9月号取材より)
都心から1時間ほど、埼玉県所沢市の郊外にある、関谷農園では農作業ボランティアを募集しています(月〜土)。
野菜づくりに少しでも関心がある方には、農作業ボランティアがまさに体験にはぴったり。採れたて野菜のお土産があるのも魅力的ですね。
所沢駅周辺を北東に向かって少し走ると、賑やかな町並みが途絶え、急に広々とした空と畑が広がり、太い街道から細い道を少し入ったところに関谷農園があります。
畑の広さは6ヘクタール、つまり6万平米、つまり1万8千坪! 取材当日は雨だったのもあって、畑の端に立つと、お隣との境目がかすんで見えるほどです。
この農園では、農薬・化学肥料を半分に減らす特別栽培で年間25種ほどの野菜を栽培。さらに畑の一部では、自然農法にも挑戦しています。それは、無農薬はもちろん、この畑で採れた物だけからつくった堆肥だけを使うという徹底ぶりです。
「鶏フン、牛フンとかは、何を食べて育った家畜のものかわからないので、使いません。この畑で採れたものを循環させていけば、より確かなものを皆さんにお届けできますからね」と関谷和博さん。この農園の9代目。若い農業従事者の言葉は、頼もしいです。
「自然農法の野菜って、苗ごとに個性が出てきます。だから、育ち方は、きちんと一定の長さとかにはそろいません。でも、強く元気に育ち、素朴な味の野菜になりますね」
一方、関谷農園では、ボランティアや農業研修者の受け入れにも積極的です。こちらで農業を学び、退職後に自分で農業を始めた人もいるそうです。
「農業は3Kの辛い仕事ではなく、新3Kだと思います。つまり、環境に優しい、健康的、心が癒される、です。
9月は、人参・里芋・ごぼうなど根菜類の収穫、間引き作業、草取り、種まきと、あらゆる作業が経験できる時期。少し教えれば、皆さんすぐできるし、重労働でもないので、初心者の女性でも十分できます。自然農法についても興味があれば、お話ししますよ」と和博さん。
富士山が見える広い広い畑で働いた人たちは「農作業って楽しい」と、口々に言うそうです。私も農作業を楽しんでいますが、何がいいのかなって思うと、広い畑にいること、そして土に触れることが何よりの心地よさなんだと思います。汗がかけるようになったことも、嬉しいできごとです。
さわやかな汗とたまったストレスを流しに、一度行きませんか。
* 申込について
ボランティアがただ今殺到しているそうです。個人の場合は、2〜3日前までに、団体の場合は、1カ月以上前に事務局宛にお願いします。
詳しくは
関谷農園HPへ
(吉田和子)