前回、援農ボランティアを募集している農園をご紹介しました。
援農の良さは、農作業の体験ができること、そして本業の農家から野菜づくりについて多くが学べること。さらに、お土産には収穫した新鮮な野菜、ときには苗を分けてもらえることも。そしてなにより、自宅近くの農家ですれば、同じようにボランティア参加している地域の方とも知り合いになれるチャンスです。
じゃ、試しにやってみたい、気軽に自転車や徒歩で行ける範囲に援農ができるところはないかしら、と思った時にどう動いたらいいのか。
と、ここで話しは少しそれますが、私が今、所属している農作業グループは、17名のメンバーで300坪の畑を耕しています。こちらは援農ではありません。
農家から畑を借りて、自分たちで育てて、自分たちで食べるのが主な目的。なので、多品種をつくろうと年間60種類以上の野菜を減農薬で栽培しています。この会のもとは、やはり援農ボランティア。
「ボランティアをするうちにJA(農協)さんとのつながりができ、遊休地を持っている農家を紹介され、現在の土地を借りられました。(契約上は農地法の関係で借りる形にはなっていません)」と、当クラブの発足に尽力したK氏。
今でもときどき、種まきや収穫時期など手が足りない時は、いくつかの農家からクラブに援農の依頼があります。
前回ご紹介した関谷農園さんでも援農に参加しているうちに、定年退職後、関谷さんから土地を紹介され農業をスタートされた方もいるそうです。
なので、まずはご近所の農家と顔見知りになる。何かお手伝いをしたいんですが〜、と申し出てみる。それをきっかけに援農、そしてハマってしまったら、ゆくゆくは土地を借りて、一人でやるも良し、仲間を募ってやるも良し、、です。
【援農受け入れ農家をネットで探そう】
援農の受け入れ先を探すときの一例として以下のようなサイトがあります。
▼ 縁農したい人としてほしい人を結ぶサイト
こちらには、全国の縁農(援農)及び森林ボランティア受け入れ先リストがあります。縁農(援農)したい人と、人手が欲しい農家をつないぐサイトです。
運営されている方は、現在も受け入れ先を探してリストを更新中だそうなので、もしリスト以外の地区のご希望がある場合は、わかる範囲(無料)でご紹介くださるそうです。
▼NPO府中かんきょう市民の会
▼特定非営利活動法人 たがやす(町田市)
こちらでは、有償援農ボランティアを募集しています
個人の農家が募集しているサイトもあります。
▼埼玉県狭山市のお茶農家
▼稲城市梨農家
【地上自治体(町・市役所)、JAに問い合わせてみる】
地域によって随時受付だったり、年1回実技指導を受講したのち、農家に派遣という流れをとる自治体もあります。この場合は、そう気軽な感じではないですね。
▼小平市(産業振興課)
年1回(今年は8月)、援農ボランティアを募集。
技術講座を4回ほど受講、実技指導も受けて一定の農業技術を習得したあと、農業ボランティアとして農家に派遣されます。
気楽に、というわけにはいかないんですね、と市役所の担当者に言うと、「JAさんの指導課に問い合わせると、人手がなくて困っている農家さんの情報が得られることもありますよ」と、教えてくれました。
▼ 府中市(経済観光課農政係)
農業に関心があり、週1回程度活動に参加できる方。年間を通じた、野菜の作付け・収穫、苗やハウスの片付けなどの農作業の手伝いなど。
電話:042-335-4143(随時受付け)
▼ 立川市(産業振興課)
農業に関心があり、週1〜2日程度の活動が可能で健康な人(立川市外在住者、未経験者も可)。
電話: 042-528-4318
と、ブログを書いていたら、タイムリーにも、こんな情報も飛び込んできました。
▼ 八王子市
地域活動体験講座としての農業体験。援農ボランティアとして、サツマイモ掘り(お土産あり)10月11日(土)。
八王子市ウェブサイト、地域活動体験講座のページ
サツマイモやジャガイモ掘りって、思いがけないところからも出てきて宝探し的な楽しみがあります。お近くの方は、参加してみてはいかがでしょうか。
【空も大地も広い! 東京都小平市の畑です。まだまだ東京にも広々とした畑があるんですね。緑を残すためにも、日本の農業を応援するためにも、ボランティアできたらいいですね】
(吉田和子)