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「セカンドライフ特別講演会」

2007-09-30 18:24:48

八王子市市民活動推進部開催の「セカンドライフ特別講演会」
〜夫の地域デビューを応援するには〜
に行ってきました。 
【夫婦や家族って、本音を言いづらい関係!?】
 9月6日(木)当日は、台風が接近している影響でかなり風雨が激しかったにも関わらず、72名の定員いっぱいの会場は、熱気にあふれていました。
 講師は、ノンフィクション作家の久田恵さん。内容は、地域デビューする夫やその妻たちへ、デビューに当たっての心構え、ヒント、そしてエール。楽しい語り口に2時間は、あっという間に過ぎました。
 彼女も団塊世代のトップランナー。朝日新聞の連載コラムで、60代を生きる女性たちのさまざまな課題をかかえた胸の内を聞き取ったルボを紹介し、のちにそれは「シクスティーズの日々――それぞれの定年後(2005年 朝日新聞社)」という本になりました。
 ほんとうは、バラ色のセカンドライフを満喫している人々を紹介しよう始めた取材ですが、ハッピーな夫婦には1組も出会えず、会えたのは、好きなことで生き生きしている夫の脇に絶望した妻、またはその逆という悲しい夫婦ばかり。
 「実は夫婦や家族って、思っていることを言いにくい関係なんだ」と、実感したそうです。

【地域デビューの前に、まず家庭で自立して】
そんな久田さんは、夫婦二人が共に豊かなセカンドライフを過ごすためには、子どもを育ててきた「巣としての家庭」での夫婦の関係を一旦卒業し、リセットする必要があると言います。
その具体的方法として、次の4つを挙げてくれました。

(1) 親業を卒業
母親、父親の役割を卒業する必要がある。そのためには、成人した子どもが家にいたら追い出すこと。
子どもが出て行かないなら、夫婦で出て行くという選択肢もあるのでは。
(彼女の友人で実際に、そうした夫婦がいるそうです)

(2) 妻業、夫業を卒業
妻であること、夫であることの意識、やらないと罪悪感をもつ意識を捨て、一人の男、一人の女、という意識を持って向き合うこと。

(3) 尊重しあう関係を作る
夫婦がお互いを尊重しあえる関係にするために、「君はどうしたい」、「ボクはこうしたい」とお互いの本音に向き合い、耳を傾け修羅場を避けずに語り合う必要がある。

(4) 現実的な距離
二人でいることが良いと思える関係であるには、お互いの安らぐテリトリーを持ち、それをおかさない距離を保つ必要がある。

家庭の中でこんなふうに自分以外の他人を尊重でき、一人の男、一人の女として自己解放された人間になれて初めて、地域デビューもうまくいくだろうと。

【やってみてダメなら変えればいい、移ればいい】
 また、団塊同年代の久田さんは、「社会での仕事を終えた達成感もある、健康で体力もある、夢も持てる時期。今までできなかったことをかなえられる人生最後のチャンスのとき」と、同世代の仲間にエールを送ります。
 「どこに住んでもいい。何に挑戦してもいい。やってみてダメなら変えればいい、移ればいい。一度選んだら最後までと考えがちだけど、それは自分たちを苦しめる人生。いろんな場面をトライしてみて、楽しめばいい」
 私も、歳を重ねるうちに「こうでなければ」という「思い込み」にとらわれていることを、最近つくづく感じます。もっと夫婦二人が自由な発想で考え、行動ができたら、残された時間をより豊かに過ごせるのかもしれない。とらわれている自分を見直しする必要があるいう思いを、強くしました。

 まさに人生を最も楽しめる時期。残された時間を思いっきり楽しまなくてはと、あらためて自分たちの置かれた状況や気持ちの持ち方を考えさせられた講演会でした。

八王子市役所のHPには、セカンドライフの人たち向けのコーナーも開設されていて、受けてみたくなるような講座があります。ぜひ、のぞいてみてください。
http://www.city.hachioji.tokyo.jp/life/secondlife/index.html

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