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日本に新しい大人の文化をつくろうーー残間里江子さん

2008-10-30 11:17:00

国分寺市で残間里江子さんの講演会がありました。
タイトルは「今こそ、あなたの出番! 新しい地域文化を創ろう」

国分寺市市民活動きっかけづくり講座の1つです。

▼ 入り口でこの写真を撮っていると「こんにちは〜!」と元気な声が。あら誰か知り合い?と、振り向くと残間さん。気さくな方なんですね。

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前日の睡眠時間は1時間45分という残間さん。
なのに1時間半以上ほとんどしゃべりっぱなし。エネルギッシュで、ユーモアたっぷり、残間さんの魅力に引き込まれた講演会でした。

【圏外の50代以上】
残間さんは、団塊世代のしっぽの昭和25年生まれ。
50歳になった2000年、テレビ局の男性(年下)と話していて、50代以上は、番組のターゲットとしては、圏外、お呼びでない世代と位置づけられていることを知らされます。

言われてみれば、「お呼びでない世代」と、くくられる大人たちにも責任が。
50代以上が、自分の人生をそれぞれに彩やかに生きていたら、そうくくられないはず。

だから「最近、大人たちはカッコいいじゃん」と思ってもらえるようになりましょう。「孫転がしもいいけど、自分転がしをしましょうよ」と、エールを送ります。


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【変化を恐れず動き、発信しましょう】

じゃ、そのためにはどうしたらいいか。
残間さんは5つのことを提言します。

――変化を恐れず、まずは動きましょう。ヒントは自分の小さい頃〈褒められたこと〉〈得意だったこと〉の中に」。

――意思表示をしましょう。ファッションでもなんでも、若い世代が押し付けてくる50代以上の固定観念を「それは嫌」としっかり発信しましょう。

――批判を嫌がらないで、社会と関わりましょう。批判を受けるからこそ、上達もするし学ぶことがいっぱい。

――最低限の自立をしましょう。大人として、せめて自分の身の回りぐらいは、自分で。

――人の役に立ちましょう
社会と関わり、動くことで誰かの役に立つ生き方をしましょう。

【残間さんプロデュースclub will beに参加して、素敵な大人になろう】
残間さんの著書『それでいいのか、蕎麦打ち男』(新潮社)や、『モグラ女の逆襲』(日本経済新聞社)で、団塊世代を励ましてはみたものの、実際はなかなか動いてくれない。

そこで、大人たちが社会とつながる場を作ろうと、来年1月に「日本に、新しい大人をつくるネットワーク」club willbeをスタートさせるそうです。

「学ぶ」「旅する」「食べる」「集う」「働く」「社会貢献」などなど・・・。見る、参加する、発信する場。
情報交換して、イベントやセミナーに参加しながら、大人の文化を創ろうという企画です。

どこか雑誌『のんびる』と重なりますね。

(club willbeは、どなたでも登録でき、メンバー登録に関する入会金・年会費は、ともに無料)


私は学生時代、団塊世代の先輩たちの激しさに呆然としていた記憶があります。
でも、眠っていたその団塊世代が、残間さんのプロデュースで新たな旋風を起こしそうで、ワクワクしてきます。

素敵な大人、なりたいですよね。

「毎日の更新に必死です」と言ってらしゃる残間さんのブログも興味深いですよ。

(吉田和子)

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日本にいる難民の人々に接したことはありますか?

2008-09-05 16:05:17

【難民の人々に故郷の料理を教わろう】
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私の所属しているメーリングリストに、こんなメールが届きました。
今回は、第2回「ミャンマーの少数民族・シャンの夏向き料理」です。参加しませんか?
というお誘いでした。

メールを読んで、まず最初に
「難民の人々が身近に住んでいるの?!」ととても驚きました。
次に、シャンという少数民族の人ってどんな人たち? 
どんな家庭料理を食べているのかしら? と興味がわき、参加させてもらうことに。場所は、東京都国分寺市立本田公民館でした。

ちなみに、今年の春に行なわれた第1回目は、クルドの人が作るクルド料理をみんなでわいわい作って、大好評だったそうです。で、今回の2回目は、シャンの方たちの代表的な家庭料理3品です。

  ヌーサー(ひき肉味噌のサラダ)
  カオソイタイ(シャンの代表的麺料理)
  パクチョー(甘酸っぱい野菜の煮込みスープ)

1回目にも参加した女性は、「前回もおいしかったです。レストランでエスニック料理を食べることはできるけど、習えるなんて嬉しいですよね」
どんな材料を使い、どんな味の料理ができるんだろう。期待に胸がふくらみます。

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【シャンの人って?】
 シャン族は、ミャンマー、タイ、ラオス、中国などの国境にまたがって暮らす山岳民族です。豆腐や味噌、醤油、漬け物などの発酵食品を食べて、米作りをする農耕民族。まさに日本人の原風景と重なる暮らしぶりです。

 見た目も、ほとんど私たちと変わりません。彼らが暮らしていた故郷、ミャンマーという国は、今年5月初め、最大級のサイクロンが襲い膨大な被害がクローズアップされましたね。この国にはシャン人、カチン人、カレン人など独自の文化を持つ多民族が集まっています。

 アウンサン将軍(スー・チーさんのお父さん)が暗殺されてから今まで60年以上も内乱状態が続き、シャン人のような各少数民族の人々は民族語はもちろん民族教育を一切禁止され、国民としての権利も保障も与えられていない状況です。
 
 「サイクロン級の被害と不幸が、内乱によってこの60年間ずっと続いているのが現状」と在日シャン人文化友好協会の方が語っていました。
 そんな中、軍政府の弾圧を逃れ、安住の地を求めて日本に来た方たち約200名が東京を中心に暮らしています。
 彼らが作る在日シャン人文化友好協会では、お互いの交流だけでなく、母国に残された同民族への支援活動も活発にしています。

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【難民申請等の関係で顔をぼかしてあります】

 彼らにとってこの日本も、賃金差別や難民認定の厳しさから、決して安住の地ではありません。
「健康保険がないので、病気や事故にあったらものすごく大変」と、小さい子どもを持つ夫婦は言います。ふだん、私たちが当たり前と思っている権利や保障もない彼らは、どんなにか不安な毎日だろうと思いました。

 でも、彼らが見せる明るい笑顔と人なつこさから、そんな暗い部分はみじんも感じません。

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【民族衣装姿で、お料理を教えてくれました】

【手早く、おいしい料理が完成】
 上手な日本語とシャン語を使い分けながら、快活に話し、手早く野菜を刻み、炒め、味付けをします。参加した日本人は、ただただ手際の良い彼らの動きに見とれ、元気に圧倒され、ひたすらメモを取るばかり。たちまち3品が出来上がりました。おいしそう!です。
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ヌーサー(ひき肉味噌のサラダ)
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 炒めたひき肉に、レモングラス、パクチー(すごい量!)、レモン汁を入れるので、かなり強烈な味?!かと思いましたが、エスニック風でありながら、意外にあっさりしていて香りもそれほど強くなく、日本人の口にも十分合います。おいしい〜!
一緒に盛られた生野菜に、肉味噌を包んでいただきます。

同じ材料でも、盛りつけ方がこんなに違います。

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カオソイタイ(シャンの代表的麺料理)
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 スープで煮た麺を盛り、その上に炒めた肉や野菜の具を盛りつける麺です。具と麺を混ぜていただきます。つるつると喉ごしのよい麺。鶏ガラでとったスープもとても美味。

パクチョー(甘酸っぱい野菜の煮込みスープ)
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豚バラ肉、黒糖、トマト、小松菜を煮込みます。こちらは、日本の味噌汁のように、家庭で作られる代表的なスープ。夏向きの味でおいしい。

 使うハーブの量の多さに、驚きましたが、それでも、味としては違和感がないのにビックリです。そのおいしさに「今晩、さっそく作ってみます」という参加者も。


食事や、ミャンマーの国の現状についての紹介があったあと、シャンの民族舞踊を見せてくれました。
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【ミャンマーという国がより身近になった】
3品とも、中華料理ほど油っぽくなくて、少しスパイシーだけど、なじみやすく、どれもとても美味しかったです。
シャンの人たちが働くこちらのお店で、シャン料理が食べられます。
ぜひ一度食べてみてください。
高田馬場にある「ノングインレイ」「マイソンカー」

今回、私は始めて難民の人と接しました。
見た目も私たちに近いし、明るく人なつこい彼らをとても身近に感じ、難民の人たちの置かれている日本での現状も少しだけ知ることができました。

身近な地域に暮らす難民の人々に接するこんな機会を持つことが、難民の人々への理解を深める一歩なんだと思いました。

今、セカンドリーグの情報ボックスのオススメ記事では、「ミャンマー難民キャンプの子どもたちに出会う旅」の参加者募集の記事もご紹介しています。興味のある方はそちらもご覧ください。

次回は、難民の方々と地域の人たちをつなぐこんな料理教室を企画されたYaoyaoさんをご紹介したいと思います。

この記事のURLコメント(0) │講座、イベント参加報告

自己紹介って苦手…、そんなあなたへ

2008-08-16 11:36:12

「ワンページメモ」で自己紹介がうまくいく!

「自己紹介をどうぞ」と言われた途端、「え〜っ! 困る…(冷や汗)」とオタオタしてしまいます。第一印象って、けっこう後まで残るし、イメージが固まりやすい。なのに、まとまったことも言えず、あ〜ぁ、これを言えばよかったのに、なんて後悔ばかりです。

あなたはいかがですか?

その場に合った内容で、しかも自分を印象づけられる自己紹介ができたらいいなぁと思っていました。
自己紹介に自信が持てれば、地域にデビューするときも、より積極的に一歩が踏み出せるのではないでしょうか。

立川市女性総合センター・アイムで、こんな私にぴったりの
『「ワンページメモ」で自己紹介がうまくいく!』 というタイトルの講座が開かれると聞き、さっそく参加しました。

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【まずは自分を知るデータベース作りから】
私は……です。この「……」に入る項目、難なく10コ、挙げられますか?
私は何歳です、ではなくて自分が得意なこと、好きなこと、今夢中になっていること、などを挙げます。

▼私は甘いものが大好き。
▼私は糠みそ漬けに今ハマっている。
▼私は、家のどこに何があるかを探すのが得意。
▼文章を書くのが好き。
▼私は嫌なこともすぐ忘れられる。
▼私は運転が好き。
▼私は電気製品などの説明書を読むのが得意(苦にならない)。
▼私は猫をかぶるのが得意(!?)


やっとのことで8つ。なかなか、挙げられません。わかっているようで、自分をしっかり把握していないことに驚きました。

苦手なことは挙げやすいけど、得意なことって自分は難なくやってしまうので、それを得意だと意識しづらいと聞いたことがあります。
家族に聞いてみるのもいいかもしれませんね。

自分を的確に印象づける自己紹介をするには、「私は……です」のデータベースをしっかりつくることが、まずは準備として大事。言われてみれば当たり前ですね。

忘れっぽい→イヤなこともすぐ忘れられる、というようにマイナスな言葉もひっくり返せばプラスになることが多いので、見方を換えて下の1〜3をできるだけいっぱい挙げてみましょう。
1) 私の好きなこと(興味)
2) 私の得意なこと(能力)
3) 私が大事だと思っていること(価値観)

【自己紹介する場と、聴き手を推察する】
事前に自己紹介をするとわかっているときは、どんな場で、どんな人たちの前で話すのかを前提に、話す内容(「私は……です」の中で、一番伝えたいこと)を選び、話しを組み立てるという準備ができます。
タイトルにある「ワンページメモ」というのは、そのための下準備用のメモです。

メモの内容としては、
 ◆自分の基本データ(居住地、家族構成、出身地など)
 ◆上記の1)〜3)---好き・得意・ 大切と思うこと
 ◆今回の聴き手
 ◆今回話したいと思うこと
 ◆上の項目をまとめた自己紹介

このメモを作っていくうちに頭が整理されていきます。
さらに、このメモを見ながら語れば、落ち着いて、語りたいことをしっかり伝えられそうです。

ずぼらな私には、なかなか実行はむずかしそうですが、最悪、なんの心の準備もなく突然、「自己紹介をどうぞ〜」とふられても自分のデータベースを一度、しっかり把握していれば、その場や聴き手(年齢、男女比、どんな集まりか)にとってあまりズレない内容を、その中から選んで1つぐらいは語ることができそうです。

【実習で見えてきた自己紹介のポイント】
今回の講座の出席者は約20名。各自が自分のデータベースとワンページメモを作った後、実際に一人ずつ自己紹介の実習をしました。
いろんな場を想定し、語る内容も語り方もそれぞれに個性的。
こういう講座に来る必要はないだろうと思えるほど慣れている人もいます。
その後、皆で互いに講評し合う作業もありました。

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良かった点をそれぞれ挙げていくと、自己紹介のポイントになる項目が見えてきました。

身振り手振りが入る人-----説得力があってよかった。惹き付けられた。
聴き手全体に視線を送れる人-----語りかけられるようでよかった。
ゆっくりとハキハキ話せた人-----安心して聞けた。わかりやすかった。
具体的なエピソードを入れた人-----親しみを感じた。印象深かった
提案(自分のオススメ)を入れた人------興味がわき、印象的だった
1つのテーマで話した人------伝えたいことがわかりやすく、まとまっていてよかった
笑顔で、楽しそうに話した人------親しみが持てて、こちらも楽しく聞けた

笑顔でハキハキ、身振りを入れて、全体に視線をまんべんなく送り、というあたりは自己紹介に慣れていないと、なかなか真似はできません。
でも、早く終わりたいという思いをグッと押さえて、少しゆっくり目に、話題をできるだけ絞って、できれば提案やエピソードを交えて語るということならば、準備をある程度しておけば、実行できそうな気がしてきました。

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【受講生全員で「自己紹介がよかった人」を投票。投票率がトップになったマユミさん。聴き手はこの場の受講生を想定して、ご自身の生活振りを自己紹介しました。笑顔で、ハキハキと明るい声で楽しい内容。生活におけるモットーが、よく伝わりました。先生からもプレゼントが。おめでとうございました!】

他人の自己紹介を聞き、いいなと思った人のどこがよかったかをフィードバックしておくと、少しずつでもレベルアップしそうだということも今回、学びました。

まずは自分のデータベースをつくり、定期的に更新しておくと、ふいの場面でも慌てず、自己紹介ができそうです。

10月にも山本先生の講座が、立川市女性総合センター・アイムであります。
興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

講座名 : 自信のない「わたし」とサヨウナラ!--「わたし」らしく生きよう、働こう
日時 : 10月1日〜10月29日までの毎週水曜日連続5回
     10時〜12時(29日のみ9時半〜)
会場 : 女性総合センター・アイム 第2学習室
申込み受付: 8月22日(金)〜
申込先 : 電話042-528-6801(女性総合センター・アイム)
定員 : 30名(保育あり1歳〜就学前)  

次回はこの講座の講師を務めた山本由紀子さんをご紹介します。
「私らしさ」を見直し自信を持って生きよう・働こうと、女性の再就職支援を主に企画運営する女性起業家です。話しているだけで元気がもらえる、そんな先生です。(吉田和子)。

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「江戸しぐさ」という魔法で心がホッコリ〜

2008-07-04 13:54:32

「江戸しぐさ」という魔法で心がホッコリ〜

公共広告に使われたり、マナーの基本として最近よく「江戸しぐさ」が登場しますね。

地域デビューに限らず、人付き合いを円滑にするための知恵やヒントがいっぱいありそうだな、と思っていたところ、西東京市で「江戸しぐさ」講演会があると知り、参加してきました。

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開催したのは「西東京明るい社会をつくる会」。お互いの思想、宗教、政治などその違いを認めつつ、平和で暮らしやすく明るい社会をつくろうと活動している民間の任意団体です。挨拶運動や使用済み切手の寄付、チャリティコンサート開催など、地域の活性化や、社会奉仕活動などを中心に活動しています。

今回の講師は、NPO法人「江戸しぐさ」所属の語りべ・辻川牧子さん。現在、全国の小中学校や、企業などの新人研修などで「江戸しぐさ」を伝える活動をしています。

300年近く平和で穏やかな暮らしが続いた江戸時代……と、語りべ・辻川さんの美しく響く声と歯切れのよい美しい言葉で、話は江戸の時代背景から始まりました。

江戸の人口は100万〜130万人といわれ、当時世界でも最大級の大都市です。その人口の約4分の1が商人。日本各地から集まったそんな商人が、言葉や習慣の違いを越えて、安泰で商売が繁盛する社会環境を作ろうと知恵を絞り、磨き上げたものが、江戸しぐさ。「商人しぐさ」「繁盛しぐさ」ともよばれ、口伝された商人道の奥義、つまり商売繁盛のための非公開の「コツ」のようなものだったそうです。それがいつの間にか磨き上げられ、お互いに心地よく暮らすための江戸町人の生活の知恵になりました。

今「粋」という言葉はおしゃれというような意味で使われますが、当時「粋」であることは、いきいきと生きるの意味があり、お互いに気持ち良くあること、そして世の中のためになることが最高の「粋」であると考えられていました。

そのためには、自分の立場をわきまえ、「約束は守る」「人の意見は尊ぶ」、その人の職業や持っているものの大きさで人を判断することは、とても「下品」「野暮」なことと考えられ、「この世に要らぬ人は無し」の教えどおり、同じ「人間」としての土俵で生きることを大事にしていました。

また、言葉をとても大切にしていて、心が荒れる=「慌てる」、心を亡くす=「忙しい」という言葉を嫌い、ゆとりや心をなくしてはいけない、ていねいに生きなさいと教えられていました。
「言霊」という考えから物事を引きつける言葉をとても大切にし、「差し言葉」「水かけ言葉」「とじめ言葉」などは厳しく戒められていたそうです。

人はお互いを尊重し、自然も大切にする。行動を伴った精神性の高い生活哲学が行き渡っていた江戸。聞いているうちに、江戸の時代にタイムスリップしたくなります。

別れ際の挨拶も「さようなら」と言って別れ、数歩進んでから別れを惜しむように、お互いに振り返ってもう一度会釈をする、そんな江戸しぐさの挨拶の仕方を、小学生達に教えると、「心が二度ほっこりした」という感想が聞かれるそうです。小さな子ども達にも、十分に伝わるんですね。
また、社内研修で「江戸しぐさ」を取り入れると、3カ月で社内の雰囲気が変わったという報告もあるそうです。

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【参加者が、「傘かしげ」を実演してくれました】

狭い道や席を、お互い譲り合おうという知恵の「傘かしげ」、「肩引き」、「こぶし腰浮かせ」などに代表される江戸しぐさ。帰するところは「相手への思いやり」ということがよくわかります。私たち日本人は素敵な祖先を持っていたんだなぁと、誇らしく嬉しく思えてきました。

最後のほうになると、「江戸しぐさ」という魔法をかけられたように、私も心がホッコリとしてきます。

講演会が終わった後の狭い洗面所。行き交う人々が、お互いを気遣いながらすれ違い、まるで皆も魔法をかけられているかのような何とも優雅な空気が流れます。先を争って、という雰囲気はまるでありません。
「どうか、この魔法が溶けませんように!」と思わず願ってしまいました。

誰かに小さな気遣いをされただけで、心がほんのり暖まります。そうすると、それを誰かに同じように返したくなる。そんな連鎖がどんどん広がれば、ストレスが少なく互いに穏やかな気持ちで暮らせそうです。そういう社会って豊かですよね。

そして、地域デビューにおいても、私たちがほんの少しでも気遣いをし合えば、よりよい人付き合いができ、さらには何らかの形で人や地域の役に立てたら、それは「粋」なセカンドライフと言えそうです。

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辻川さんは、一人でも聞いてくださる方がいれば、「江戸しぐさ」を語りに行きたい、とおっしゃっていました。大人も子どもももう少し相手を思いやれる余裕が持てるように、是非NPO法人江戸しぐさの方たちに魔法をかけ続けてほしいと思いました。

NPO法人 江戸しぐさ
http://www.edoshigusa.org

    ………※………※………※………※………※………

ここで突然ですが1つ、辻川さんから聞いたお役立ち情報を。
こんにちは」をよく、間違えて「こんにちわ」と書く人が多いのですが、これは江戸時代の世辞、「こんにちはよいお天気でございますね」「今晩は静かな夜でございますね」という一文であることを知ると、「は」「わ」と書く間違いはしなくなりますよ、と教えていただきました。

(吉田和子)

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地域でも活かせる「健康管理士一般指導員」という資格ご存知ですか

2008-06-15 11:02:39

【地域でも活かせる「予防医学を学ぶ 健康管理士一般指導員」という資格ご存知ですか】

後期高齢者医療費問題、医師不足、医療の地域格差と、最近医療に関する不安はとみに膨らむばかり。となるとますます普段から、自分たちの健康を自分たちで守っていかなくては、という思いにかられます。

病気にならないための「予防医学」について学べるのが「健康管理士一般指導員」そんな資格を取ってみませんか--という告知を新聞で見つけました。
この資格を活かして地域で活躍している人の体験談も聞けるとあったので、14日(土)に行われた説明会に行ってきました。

現在、有資格者は全国で4万名以上。国家資格ではなく、特定非営利活動法人 日本成人予防協会と(財)生涯学習開発財団によって認定される資格です。

説明会では、予防医学の一端である「検診結果の見方」という健康講演の後、現在その資格を活かして地域で活躍している二人の方の体験談発表がありました。

【「活かしています! 健康管理士一般指導員資格」】
榊原さん(女性)
現在、健康体操の先生をしている。娘の受験をきっかけに自分も何か仕事に役立つ資格取得に挑戦したいと思い、地域の保健婦さんに相談したところ、この資格を勧められた。

取得後、体操教室で、予防医学のアドバイスもできるようになった。「先生のところに来ると、勉強になるよね」と生徒たちからの声が耳に入り、取得前よりも信頼してもらえるようになったと感じている。

この資格によって収入が増えたわけではないけど、自分に自信が持てるようになり、今は看護士さんと組んで、老人施設で健康指導もしている。

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アイデアいっぱい! 衣替えに役立つワークショップ「住まいの収納術」

2008-05-25 16:54:06

ワークショップ「住まいの収納術」でお役立ちアイデア、もらってきました

寒暖の差が激しい毎日ですが、もう衣替えはお済みですか?
整理整頓が苦手な私には、憂鬱な作業です。
そんな時、この「セカンドリーグ」の情報ボックスのコーナーに――「衣替え」に便利な衣類や小物の収納術―という何ともタイムリーな企画が紹介され、「これは行かねば!」と期待一杯で参加してきました。


【アイデアの1例---このように奥行きの長い衣装ケースは、前後をオン・オフシーズンに使い分ければ、出し入れしやすいし、衣替えも前後入れ替えるだけ。なるほど!でした】
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【「アイデア生活隊」って?】
このワークショップを主催したのは杉並区の「アイデア生活隊」。
毎日がもっと楽しく、ラクチンになる衣食住の「ちょっとしたアイデア」をプロから学ぶ、そんなワークショップをシリーズで開催している集団です。
そして、地域貢献を望む企業と、そこに暮らす生活者をつなぎ、それをコミュニティビジネスにしようと考えているそうです。
今回の講師は、インテリアコーディネーター・建築士でもある佐倉スペースデザイン代表・佐倉桂さん
子どもを持つ主婦の視点を活かした住宅・店舗の設計、家具デザインや住宅に関するコンサルティングをしています。
《画像をクリックしてください、拡大します》
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【アイデア生活隊の隊長・かみやきよこさん(左)と講師の佐倉桂さん】

【いずこも同じ、悩みの数々・・・】
まずは、出席者全員のわが家の収納の悩みを聞くと…
▼ 古い洋服が捨てられず、衣類が整理できない
▼ すぐに洗わない着かけた服を、どう保管したらいいかわからない
▼ バックとか小物の置き場に困る
▼ 小物や薄手の物の収納方法がわからない
でるはでるは、「そうそう…」と思わずうなずく意見ばかり。

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『地域でともに働きたい』〜生きる場・であう場・つながる場〜

2008-03-29 12:09:12

若くても歳をとっても、地域で働く場があって、支え合いながら暮らせたら、どんなに幸せでしょう。
そんな働き方と、働く側の今の価値観ををもう一度見直そうというシンポジウムが開かれました。

『地域でともに働きたい』
〜生きる場・であう場・つながる場〜
3月23日(日)13時半〜
会場 アミューたちかわ(立川市民会館)
主催 特定非営利活動法人 市民活動サポートセンター・アンティ多摩

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【地域で働く可能性を考えたい】

基調講演と進行役は、朝日新聞の編集委員である竹信三恵子さん。暮らしや労働に関わる報道や取材を通じて、人間らしい働き方や社会政策のあるべき方向を模索し続けてきました。
そんな彼女からの提案は、社会保障が確保された正社員という立場に固執する結果、長時間労働・長時間通勤という働き方に縛られているけれど、あらためてお金や幸せの価値観を見直してみたら、地域で働くというワークライフバランスの取れた方向もあるのではないか、というものでした。

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地域で働く実践報告例として二人のパネラーが出席されました。

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【コミュニケーション力をアップするって、どんな力をアップさせること?】

2008-03-17 18:05:41

【コミュニケーション力をアップするって、どんな力をアップさせること?】
〜コミュニケーション力をつけて、人と関わって得られる「宝」を見つけよう〜

小平市で開かれた「大人のためのコミュニケーション力アップ講座」に参加しました。小平こども劇場が、市の補助を受けて主催したものです。

講師を務めるのは、NPO法人「あそび環境Museumアフタフ・バーバン」の代表北島尚志さん。講義形式ではなく、身体を使った表現遊びを次から次へと体験させてくれます。
ある時は、何人かのグループを作って、言葉を使わず身体の動きやポーズで伝えたいことを伝えてみたり、ある時は言葉を使って共感する喜びを感じる、そんなゲームを通して、「伝える」ということをあらためて見直します。
連続4回の講座は、北島さんのキャラクターで、楽しませてもらい、自分が大人であることを忘れさせてくれるひとときでもありました。

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【講師の北島さん(NPO法人 あそび環境Museumアフタフ・バーバン代表)】

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感動! 地域でいきいき活動--NPOフェスタ

2007-10-29 19:44:19

ひろげよう市民のわっ

「NPOフェスタin元気村2007」に参加してきました

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 小平市で10月28日に開かれた“NPOフェスタin元気村2007”に行ってみました。
 このフェスティバルは、小平市内の市民活動団体の活動を広く皆さんに知ってもらおうという催し、今年で2回目だそうです。60以上の市民活動団体が参加したそうです。
活動紹介のほかに、ワークショップ、展示、販売,コンサートなど、盛りだくさん。ほんの一部ですが、ご紹介いたしますね。





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ほっと心身が解放される「定年塾」に参加して -2-

2007-10-22 15:36:15

「定年塾」に集まった人たちは、どんな思いや考えで、暮らしているのか、生の声が聞けるだろうと、期待でいっぱいでした。
その中の数名の方のお話をご紹介します。

【Aさん 男性】
以前から、ノートを家のあちこちに置き、思いついたことをつづる習慣にしているが、定年前の自分へのは、今思うと高すぎたと感じる。定年後、達成できずにどんどん目標を下げてきた。今は小さな目標を短い時間で達成していけばいいんだと、ようやくわかった。

 自分の時間を、どうやって過ごそうかと思ったときに、自分の子ども時代好きだったことは何だろうと考え、運動好きだったので、今はテニスをしている。

 歴史も好きだったから、そちらのほうの趣味も今広げつつある。夜になって今日の1日はどうだったかなと振り返ってみるようにしている。定年後の生活がこんなに辛いものだとは思わなかった。


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〈辛い、という正直な言葉に、共感を持った人も多かったようです。こうでありたい自分と実際行動する自分とのギャップでのもがき。でも、辛さから逃げずに、自分のために考え、工夫している。小さくても自分で目標を立て、実行し、振り返りを実行しているなんて、スゴイなあと、心から感動しました〉

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ほっと心身が解放される「定年塾」に参加して−1−

2007-10-15 18:12:32

 前回のブログでご紹介した西田小夜子さん主催の「定年塾」が、10月12日(金)に行なわれました。どんなことをするのだろう、どんな人が来るのだろうと、さっそく参加してみました。
 
 2003年からスタートして、20回目。今回の場所は、青梅駅から北に車で7〜8分上がったところにある、聞修院(もんしゅういん)というお寺。朝10時の集合でした。

長い参道を歩いて本堂に向かうとキンモクセイのいい香り。思った以上に大きなお寺で、まるで京都に来ているかのようです。

参加者は、男性9名、女性13名の合計22名。もちろん、年代は定年前後の方々です。この定年塾は、中高年がほっと心身を解放できる面白い居場所をつくろうと、開催しているそうです。

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「セカンドライフ特別講演会」

2007-09-30 18:24:48

八王子市市民活動推進部開催の「セカンドライフ特別講演会」
〜夫の地域デビューを応援するには〜
に行ってきました。 
【夫婦や家族って、本音を言いづらい関係!?】
 9月6日(木)当日は、台風が接近している影響でかなり風雨が激しかったにも関わらず、72名の定員いっぱいの会場は、熱気にあふれていました。
 講師は、ノンフィクション作家の久田恵さん。内容は、地域デビューする夫やその妻たちへ、デビューに当たっての心構え、ヒント、そしてエール。楽しい語り口に2時間は、あっという間に過ぎました。

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「体験」という言葉に惹かれて

2007-09-30 16:28:48

「高齢者、障害者施設で車いすを利用している方のお散歩の手伝いをしてみませんか」
小平市社会福祉協議会ボランティアセンター(以下センター)が、地域デビューの第一歩にと、呼びかけたこの企画に、参加してみました。

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これからの自分の生き甲斐や居場所を見つけようと思っている私にはボランティアという方向は、想定外でしたが,やってみないうちに自分でそれを排除しているのは可能性を狭めているな…と思えたし、「体験」という言葉に、未知の世界へのハードルの低さを感じました。

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