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高齢者の3〜4割が低栄養?

2008-01-21 10:26:30

平成8〜10年の厚生省(現、厚労省)の研究によりわかった事実です。
ちょっとした体の変化に注意していないと、簡単に低栄養状態になってしまう高齢者の体について考えてみましょう。
低栄養って何?
それは、栄養失調です。
飽食の時代と言われて久しい現代日本で、栄養失調とは、なんと悲しい響きでしょうか。

高齢者は食べなくても大丈夫?
「最近、食欲がなくって」「若い頃のように動かないし、そんなに一生懸命食べなくてもいいわよね」「好きなものだけ食べていればいいや」などと思っていませんか?
高齢者は噛む力も弱くなり、胃液の分泌が減るなどの理由から、食欲が落ちるという事はありますが、ちょっと待って下さい。
その食生活が体に及ぼすを知っていますか。

PEM
食事量が減り、体内のタンパク質やエネルギーが足りない状態をPEM(低栄養)といいます。低栄養状態になると、人間の体は自分の中の栄養素を利用します。その栄養素とは、糖質、脂肪そしてタンパク質です。体重の減少や、むくみとなってあらわれ、免疫機能も低下します。

低空飛行症候群
食事量が減ることにより体内の微量ミネラルのバランスも崩れます。体内のミネラルが慢性的に低い状態を、低空飛行症候群といいます。
体内の微量なビタミンやミネラルは神経やホルモンの伝達を円滑にする役目を持ち、細胞レベルでの新陳代謝をコントロールしています。この細胞レベルの健康が損なわれると、それが病気となってあらわれるのです。
例えば、カルシウムやマグネシウムの不足は、心筋梗塞や記憶障害などの原因になるとされています。欧米では、アルツハイマー病と関連するという説もあります。

体重計へgo!
PEMを発見するには、食事量と体重の管理が鍵となります。
まず、健康な時の体重を知り、定期的に体重測定をして、体重減少率を計算してみましょう。

体重減少率=(平常時体重−現在の体重)/平常時体重×100
1か月で5%、3か月で7.5%、6か月で10%以上減少しているときは、PEMを疑いましょう。体重62.5kg(60〜69歳の男性の平均体重平均体重、2002年栄養情報研究会データ)で考えると
(62.5−59.5)/62.5×100=4.8
1か月で3kg減った時は、要注意です。
また、1か月に1.5kgずつ減っていき、それが継続的に続いた場合、3か月で4.5kg減少したことになり、体重減少率は7%近くになります。

定期的な血液検査で、血液中の血清アルブミン値を知ることも、栄養状態を知るうえで大切なことです。

たかが食べこぼし、されど食べこぼし
噛む力や飲み込む力が弱ってくると、食べこぼしがみられるようになります。
その食べこぼしが、低栄養につながる事もあるのです。どれくらい食べこぼしているかを見ておくことも大事だと思います。
『食べこぼしも積もれば栄養不足になる』ですね。
また、体重減少には、いろいろな病気が原因となっている場合があります。
おかしいな?と思ったら、迷わず医療機関に行きましょう。

参考にしたHP
栄養管理ガイド:
http://www.1eiyoukanri.net/koureisya.html

日本栄養士会:
http://www.dietitian.or.jp/column/column_027.html

健康長寿ネット:
http://www.tyojyu.or.jp/hp/page000000100/hpg000000039.htm

TOSHIBA:
http://www.toshiba.co.jp/care/benri/helpiga/heliga08.htm

ナースのおすすめサプリ
http://www.iris.dti.ne.jp/~mjc/zatu_30.html

高齢者が陥りやすい症状・PEM
http://www2q.biglobe.ne.jp/~kazu920/saitaku13.htm

ぐり〜ん ユアサ
http://www.yuasagreen.com/biryou.htm


(松尾 陽子)

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http://secondleague.net/user/012/012/cwtb.cgi/1113

Posted by 松尾陽子 at 2008-01-24 21:00:53

ならいさん、書き込みありがとうございます。私は、父を介護していた時、食べこぼしが栄養低下になるなんて夢にも思っていませんでした。むくみがひどく、血液検査の結果「蛋白質不足」といわれた時は、ただただ、ショックでした。嚥下力が弱ってきた方の調理は、大変ですね。お茶や、ジュースをゼラチンでゼリーにしていた時、父に「あったかいものがほしい」と言われました。薬局で売っているとろみをつけるものは、使うと味が変わる(おいしくなくなる)し、どうしようと考えていたら、父が「片栗粉はどうやろ?」と言ったのを思い出しました。残念ながら、それを試すことはなかったのですが……。参考になるかどうかわかりませんが、父は『ポタージュ』が一番飲み込みやすかったようです。

Posted by ならい at 2008-01-21 12:54:32

記事を拝見して身につまされるとともに大変参考になりました。我が家は73歳の夫が認知症で、「栄養低下」を実感するのです。嚥下力がなくなり、食べこぼしも多く、充分な栄養が身体に入りませんので、調理に工夫をしますが追いつかない不安があります。

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