pagetop

リポーターブログトップ > 記事詳細

エンディングノート・我が家の場合―夫も巻き込み大騒動―

2008-06-02 14:16:04

1月のブログでも紹介しましたが、
エンディングノートなるものを書こうと思い、購入しました。
そして私はブログに書きました。
「自分も死ぬんだという当たり前の事が実感でき、背筋がピンと伸びてきます」
エンディングノートを前にして、私は緊張したのです。いえ、本当のところは、びびってしまったのでした。
「年の始めにエンディングノート」などと、偉そうに書いた割には、いざ自分で書こうと思うと、筆が持てなかったのです。

ところが、アルフォンヌ・デーケン先生の講演を聞いた事がきっかけで、私は再びエンディングノートと向き合う事にしました。
アルフォンヌ・デーケン先生のお話

死の4つの側面
心理的な側面―生きる意欲
社会的な死―社会的なつながりがなくなり孤独になる事
文化的な死―文化的な潤いのない生活
肉体的な死
この、「肉体的な死だけが、人の死という事ではない」という先生のお話が、エンディングノートに対する私の迷いを消してくれたのです。

迷いは消えたのですが、いざ書こうと思うとなんとなく面倒で、延ばし延ばしになっていたのです。
が、ある日幸か不幸か夫がエンディングノートに興味を示し、私がすでに買ってあると言うと、見せてほしいと言いました。

しばらくその本を眺め回していた主人。
「よし、一丁作るか」

こうしてキチョウメンな夫が、エクセルで我が家なりのエンディングノートを作ってくれる事になりました。
ノウテンキな私は、これで気になっていたエンディングノートが書けるし、ノート制作の面倒な事も夫まかせにすればいいし、ラッキーと内心ほくそ笑んでいたのですが……。
キチョウメンな主人と、ノウテンキでエエカゲンな私の共同作業は、ひっかかり・つっかかりしながらの大騒ぎとなったのです。

「……そうか、財産の事も考えておいた方がいいのか」と夫。
「うちには書いておかなアカンほどのモンはないで」と横合いを入れる私。
「けどなぁ。多い少ないの問題ではなくて、やっぱり一応は何がどのようになってるのかは書いておこう」という事に……。

そもそも我が家の財産、何がどのようになっているのか、と聞く夫。
まあ、だいたいこんなもんやろという私。
これで納得する筈もなく、やれ何をだせ、これを出せといろいろ資料を要求する夫に、ああ、めんどくさい!!

介護が必要になったときの項目を記入しようという時。
夫は、できるだけ子どもに面倒を見て欲しいと言う。
え〜、そんなん、子どもに強制したらあかんわ……と私。
そりゃ、自分も基本的にはそうだが、やっぱり出来たら子どもに……と夫。
何言うてんのお父さん!!!!

一事が万事、この調子。
もちろん、各項目とも夫は夫・私は私、それぞれ別の欄に書くのですが、ついつい……。
仕事ははかどらないし、家庭内空気は最悪になるしで、エンディングノートに関する質問・その他言いたい事は、お互いにメールで行うことを決定。どうにかこうにか完成したのでした。

では、我が家のエンディングノートを紹介しましょう。

体裁
市販の本は買う必要がないだろうというのが、二人の共通意見。
そこで、エクセルで作り、A4用紙にプリントアウトしてファイリング。

表紙
老後や終末期の過ごし方を家族に託すエンディングノートである旨を記入。

以下、次のような項目を記入。

死が決まった時
 寝たきりや重度で集中的な治療が必要になった時、あるいは植物状態といわれる状態に陥った時
 癌、脳卒中、急性心筋梗塞の場合
 その他の病気治療について
死ぬまでの間にしてほしくないこと、して欲しいこと
 不治の病と分かった時の告知とお見舞い
 最期に望むこと
認知症・重度な介護が必要になった時
遺産の事(不動産や預貯金などについて)
葬儀、死んだ後のこと

最後に二人の「出生からの戸籍」と請求先の役所名を記入しました。
相続時に金融関係などから「出生から死亡までつながった戸籍を出してほしい」と言われる事があるからです。
戸籍を順番に追っていけばわかるのですが、これは結構大変な作業です。


紆余曲折はありましたが、なんとか出来たエンディングノート。これが完成というわけではなく、できれば定期的に見直したいと思います。

今回の反省点
あるサイトを見ていたら「遺された者への感謝の気持ちを書き残す」のもエンディングノートの大きな意味であると書いてありました。
それは、今回のエンディングノートには書いていませんが、とても大切な事だと思いました。
次に書く時には、「感謝の気持ち」を記入しておきたいと思います。
まずは、子どもたちへの感謝の気持ち、それはまた、子ども達の成長記録という事になるかもしれません。
それから、感謝というと、やはり夫や自分の両親の事も……
こうして一つひとつ積み上げていって、最終的には「自分史」になっているのでしょうね。

参考にしたHP
エンディングノートを書く
http://nalc.jp/Ending/Episode.pdf
http://homepage1.nifty.com/~sakuranamiki/room2cccc.htm

戸籍について
http://www.ai-souzoku.jp/20080507
出生から死亡までの戸籍について

http://sts.client.jp/koseki-09.htm
相続トータルサービス


(松尾 陽子)

この記事のURLコメント(0)

名前
メール
URL
コメント

▲このページの上へ戻る