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クイズ―江戸の絵文字(解答編)

2008-09-15 09:28:34

emoji_a.jpgクイズ1
1.昔の台所には必須のもの―釜がさまさまで“マカ”
2.鬼女の能面―般若のお面ですね“ハンニャ”
3.おお! メタボ!!―腹で“ハラ”
4.農作業に使います―箕で“ミ”
5.垂れるほど頭の垂れる稲穂かな―稲の実る田んぼで“タ”
6.神社や神棚で見かけます。神様の目印だとか―神鏡ですね。“シンギョウ”
答えは“マカハンニャハラミタシンギョウ”

emoji2_a.jpgクイズ2
1.畑を耕す時に使う鋤、東北では「しき」と発音するそうです。というわけで“シキ”
2.これは答えがかいてありましたね。“ソク”
3.●形平次―銭形平次の銭の半分で“ゼ”
4.『人は生きるために○○のであって、○○ために生きるのではない』まさに食欲の秋ですね―“クウ”
答え“シキソクゼクウ”


クイズ3は2の逆です
答え“クウソクゼシキ”

esingyou.jpg
松原泰道著・宮坂宥明解説 『大人のためのぬり絵 般若心経』(四季社)より
絵心経とは
江戸時代の摺物師が、文字が読めない人々のために絵文字で表した般若心経の摺り物を届けたのが始まりとか。
特に江戸時代の天保年間に盛んに摺られ、広まったと言われています。

絵心経の画像です。
絵心経
http://www.k5.dion.ne.jp/~jyoryuzi/esingyou1.html


もともと絵心経は、18世紀の初めに中尊寺のある平泉で作られたそうで、これを田山系と言います。
その120年余り後の天保年間に作られた絵心経を舞田系と言い、ここで紹介したものはその舞田系といわれる絵心経です。

生活の中の道具が絵文字になっていたり、動物も多く登場しています。動物に象がいるのもちょっとびっくりです。

また、釜をひっくりかえしてまかというような、ユーモラスな表現もあります。
このような表現は、江戸時代“判じ絵”として広く庶民に親しまれていたようです。

判じ絵についてのHP
印刷博物館
http://www.printing-museum.org/communication/column/backnumber.html

このページの『「文字と絵」のワンダーランド 江戸のビジュアル・コミュニケーション』参照

http://www5c.biglobe.ne.jp/~wonder/sub929.html
判じ絵


http://uh-phantom.com/kamawanu.html
判じ絵


東北地方の摺り物師が、字を読めない人のためにと作った絵心経。
厳しい自然と対峙する厳しい生活の中で、般若心経が、人々の心のよりどころとなっていた事が伺われるのではないでしょうか。

若い頃、興味本位でした写経。その後、般若心経に関する本を読むたびに感じていた、般若心経の大きな世界と宇宙観。
それはいったいなんだろうと、ネットの世界を彷徨って見つけた言葉が「ホロトロピック」。

ホロトロピックとは、ギリシャ語の「holos」と「trepein」を合わせて造った言葉で、宗教や哲学に共通する思想にある「人々の意識は成長・進化する方向性を具えていて、全体としてひとつの宇宙」とのつながが強化されるという意味だそうです。

この言葉に出会って思い出したのが、アルフォンヌ・デーケン氏の講演会で聞いた「人間は死ぬまで成長する存在である」という言葉です。

超高齢社会を生きる私たちを、勇気づける言葉だと思いませんか?
この考え方が、医療や看護、そして福祉や介護の世界に生かされれば、そして、私たち自身この言葉を胸に生きていければいいなと思いました。

参考にしたHP
http://www.tctv.ne.jp/tobifudo/newmon/okyo/eshinkyo.html
やさしい仏教入門


ホロトロピックネットワーク
http://www.holotropic-net.org/holotropic/index.html


(松尾 陽子)

この記事のURLコメント(2)

Posted by 松尾陽子 at 2008-09-22 18:12:09

Juliさん、こんにちは。コメントありがとうございます。江戸時代から日本は識字率の高さで定評がありますよね。それは寺子屋文化が栄えたおかげ、それは、平和が長くつづいたからこその賜。平和のありがたさをかみしめ秋の夜長を過ごそうかと思いつつ、団子食べる幸せをかみしめています。

Posted by Juli at 2008-09-20 01:51:55

絵文字とってもおもしろいですね。謎かけみたいで。思えば識字率って日本は本当に高いって思います。それってすごい文化ですよね。ともあれ、「日々精進」です。

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