
8月は日本人が、戦争や平和や命について思いを馳せる月。
8月6日は広島、9日は長崎の原爆記念日、15日は終戦記念日。
折しも盂蘭盆のこの時期に戦争が終結したというのも、感慨深いものがあります。
「子の墓へうちの桔梗を、少し買いそえて持つ」松尾あつゆき(『原爆句抄』(1975)所収)
長崎で被爆し、三人の子どもと妻を失った作者。戦後二十年経てもある心の奥底に残る悲しみが伝わってきます。
誰もが経験する大切な人との死別。その深い悲しみとはどのようなものでしょうか。
死が日常から遠ざかり、地域や人間のつながりが希薄になった現代社会では、この死別の悲しみについて知ることと、その悲しみにある人たちへの手助けが必要とされています。
この、死別の悲しみにある人たちへの手助けを、グリーフケアと言います。