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突然目の前で人が倒れた…その時、あなたに出来ること

2007-10-28 22:13:10

命を救うのは、バイスタンダー
道を歩いていたら、前を歩いていた人が倒れた!
その時、あなたは“バイスタンダー”(by Stander:急現場に居合わせた人)
さあ、どうしますか?
知っておきたい、いざというときの事
誰かの、家族の“いざという時”に居合わせた私たちは、何ができるのでしょうか。
バイスタンダー(居合わせた人)になった時、「何もしない」理由(東京消防庁による)の1位は、“何をしたらよいかわからない”からだそうです。
ではその時、私たちは何ができるのでしょうか?
“いざというときのために身に付けよう、思い出そう―倒れている人を見たらどうしますか―”。(2007年9月29日(土)千葉県立短期大学公開講座)から、“私たちがする事”について、お話します。

3つのプッシュ
★電話をプッシュ 119番通報
★胸骨プッシュ  CPR(心肺蘇生法)
★AEDのボタンをプッシュ AED(自動体外式除細動機)
  ↓ 
救急隊員・医療機関へと引き継ぐ

AEDって何?
AED(体外除細動器)は、心室細動の心臓に電気ショックを与えその機能を取り戻すための医療器械です。
心室細動とは、心臓の筋肉がぶるぶる震えている状態の事で、完全に心臓が停止している状態ではありません。けれども、ぶるぶる震えているだけで、心臓のポンプ機能が働かず、全身に血流がいきわたっていない状態をいいます。
AEDは、音声ガイドに従って使えば誰にでも使えるものです。

心室細動とは
http://www.matsudo-yaku.or.jp/kenkochk/shinsaidou.html

心臓震盪とは
http://www.tmg.gr.jp/hokensinpou/040302-shinshintou.html

AEDについての詳しい説明(動画での取り扱い説明あり)
http://www.city.suzu.ishikawa.jp/syoubou/aed02/aed2005-fr2b.html

プリティ長嶋の野球日記
http://pretty333.at.webry.info/


心肺蘇生法(2005年ガイドラインによる)
1 意識の確認
  肩をたたきながら「だいじょうぶですか」と声をかける
2 協力者を呼ぶ
  119番通報
  近くにAEDがないか探す
3 気道確保
  おでこに手をあて、下顎の骨の下に指(人差し指と中指の2本)をあてて、あごを持ち上げる。
  自分の頬を倒れている人の鼻へ近づけ、息をしているかどうか確かめる。同時に、胸が膨らむかどうかも見る
4 人工呼吸を行う(省略可)
  人工呼吸法(マウス・ツウ・マウス)は、躊躇する事も多く、救命率に変化なしというデータもあるため、最近では、人工呼吸法は行わなくてもよいとされています。
5 CPR(心臓マッサージ)(?胸骨プッシュ)
  手の付け根で、胸骨を押す。(手を組むと、やりやすい)
  胸骨の位置は、乳首と乳首を結ぶ線の中間点
  注意:肋骨に指がかかると、肋骨が骨折するので注意
  なるべく倒れている人の身体に近づいて、胸骨の真上に自分の肩がくるつもりで、腕を曲げずに、身体の重みで押す。
  子どもの場合、幼児は片手で、乳児は指2本で、胸骨を押す。
  心臓マッサージ 30回 人工呼吸2回 を繰り返
  人工呼吸を行わない場合は、胸骨マッサージを続ける。(胸骨マッサージは、結構つかれるので、周りの人に協力を求めることも必要。)
6 AEDがあれば、AEDを使う。(?AEDプッシュ)
  AEDの音声ガイドに従い、胸骨プッシュ・AEDを繰り返す。

東京消防庁―倒れている人を見たら―
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/kyuu-adv/life01-2.html

総務省消防庁 救命措置
http://www.fdma.go.jp/html/life/pdf/oukyu2.pdf


AEDの使用を止める時
AEDで電気ショックを与えた時、反応があれば止める、反応がなければ救急隊員が来るまで続ける。
AEDは、心原性の心配停止(急性心筋梗塞、心筋症、心臓震盪(しんぞうしんとう:心臓に加えられた機械的刺激により誘発された突然死)に、有効とされています。
心肺蘇生をしている時、その人が何らかの反応(声を出すや、顔をしかめる、手足が動く)があった場合は、心疾患によるものではないので、直ちに心配蘇生を中止して下さい。

AED使用上の注意
倒れている人の上半身に何もないことを確認して下さい。
水気(濡れていないかどうか)
胸毛(濃い時は、AEDのパッドを使ってはがします。パッドは予備がある)
金属(ネックレス等は、無理に外そうとせず電極からはなすだけでよい)や薬剤
ペースメーカー(胸の上に骨ではないでっぱりがある)
指さし確認で「何もない」事の確認

講習会に参加しましょう
心臓発作による突然死は、年間4〜5万人と言われています。そのうちの8割くらいが心室細動によるものといわれています。
心室細動は、バイスタンダーが適切な処置で、助けられる命が多くあるのです。
2005年総務庁の全国調査によると、心臓疾患による心停止でAEDを使った場合の生存率は、使わなかった場合の5倍になるとしています。
心肺蘇生法による講習会やAEDの講習会があったなら、積極的に参加しましょう。
講習を受け、実際に心肺蘇生法を体験しましょう。
バイスタンダーになった時、あわてないように……
その倒れた人は、あなたの大切な人かもしれません。

東京消防庁〈バイスタンダー応急手当救命実例〉
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/kyuu-adv/fa_exa02.htm


(松尾 陽子)

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