『横浜ベンチャーポート』は横浜市と、市の公募で選ばれた株式会社あきない総合研究所(大阪・吉田雅紀社長)の協働プロジェクト。
起業・ベンチャーの公的支援を行なうことを目的に、昨年の春スタートしました。
横浜ベンチャーポートでは、横浜が日本全国からモデル事業と認められるようなソーシャル・ベンチャーなどを達成しようと、さまざまなサービスを提供しています。
このプロジェクトでの横浜市の目標は、「平成22年度までに、グローバル・ベンチャー企業450社、上場企業150社、ソーシャル・アントレプレナー企業100社を立ち上げる」ことだといいます。
横浜ベンチャーポートのことを知った昨年、ホームページをのぞいてみました。
これはやはり元気のいい20代、30代の人たちや、バリバリに仕事をしている、その道の実力ある人たちを対象にした話で、私にはまったく縁のない世界だわ、という印象。
けれど、ひとつ気になったのが100社の企業を立ち上げようという、“ソーシャル・アントレプレナー”という言葉。
・・・ナンデスカ、ソレ?
横浜ベンチャーポートによれば、ソーシャル・アントレプレナー(=社会起業家)とは、「社会をよくしようとする志をビジネスを通して実現しようとする人。既存ビジネスを、社会をよくする方向に持っていこうとする人も含む」。
もっとわかりやすいのは、セミナー受講者募集のページにあった「自分だけ儲けてハッピーになってもつまらない。誰かを幸福にするという新しくて楽しい起業」をする人。
なるほど。
自分だけ儲けるのでなく、誰かを幸福にしようという思いで仕事をしてきた人たちはこれまでにも数多くいると思うのですが、いまや、そういう人たちを「社会起業家」と呼ぶ時代なのですね。
とりあえず、地元横浜でやっている新しいことはチェックしておこうと、横浜ベンチャーポートのメールマガジンを申し込みました。
と、その後しばらくして、以前から一度話を聴いてみたいと思っていた社会福祉法人「たすけあい ゆい」の理事長、濱田静江さんが講師をするセミナーのお知らせが。
それが、【社会の問題を解決したい!未来のための起業家ゼミ】の1つ、 「ソーシャル・アントレプレナーセミナー『福祉の分野で起業する!−さまざまな分野で地域から立ち上がる福祉事業−』」です。
9年前に取ったホームヘルパー2級の資格をいかさないまま来てしまったこともあり、「福祉」の仕事についてはほとんど素人の私です。
ですが、いままで出会った人や経験したことをとおして、『(この分野かそれに近い分野で)数年後、小さい仕事を始めることを考えてみようかな。そのときには親しい友人たちも適度に巻き込んで、助けてもらいながら』と思い始めていたこともあり、早速セミナーに申し込みました。
受講料は1,000円です。
この日の講師は、
■コーディネーター
濱田静江さん(社会福祉法人たすけあい ゆい 理事長)
■パネラー
泉 一弘さん(いこいの家 夢みん 代表)
服部一弘さん(NPO法人 アニミ 理事長) 偶然お二人とも「一弘」さんです。
吉田麗子さん(ハートフルショップ たんぽぽ 代表)
の4人です。
定員40名。
当日は満席で、男女とも年齢は幅広く、耳の不自由な方たちも手話通訳の人たちのサポートを受け、出席していました。
用語について
1.ベンチャー
起業して、特に新しい領域のビジネスに特化している企業もしくはビジネスのこと。
(
exBuzzwords 実業家のための専門知識・情報サイトより)
2.ソーシャル・ベンチャー
ソーシャル・アントレプレナー(=社会起業家)たちが、事業として特定の社会的な課題の解決を視野にいれて立ち上げた、組織やプロジェクト。
(
ETICソーシャルベンチャーセンターのホームページより)
横浜ベンチャーポート
http://www.ventureport.jp/index.php
*次回につづきます (成相陽子)