きょうは、ホスピス関連の講演と幕張メッセでの全国大会、そして昨年ブログでご紹介した、「こころの電話金沢」から届いた講座案内についてお伝えします。
□■□■□■□■□■ ホスピス関連 ■□■□■□■□■□
◆
講演 【苦しむ人を支える援助〜ホスピスから学ぶ対人援助〜】
◆講師 小澤竹俊(めぐみ在宅クリニック院長・元 横浜甦生病院ホスピス病棟長)
◆日時 4月26日(土)10:30〜12:00
◆横浜市立大学 福浦キャンパス ヘボンホール(横浜市金沢区)
◆募集人数
当日先着150名 (事前申し込み不要)
ヘボンホールに直接、お越しください。
小澤竹俊さんは、救命救急センターへ勤務したのち、山形県で農村医療に従事。その後、「看取り」の重要性を感じてホスピス医となりました。
以下は、今回の講演を行なうにあたっての、メッセージです(横浜市立大学のHPより転載)。
終末期では、安易な励ましが通じないことがあります。「なんで私がこの病気でいのちを落とさないといけないのですか?」「なんで私だけ苦しむのですか?」このような言葉を前に、しばしば言葉を失うことがあります。苦しむ人の力になりたいと願いながら、どのように向き合っていけば良いかわからず、逃げてしまいたい気持ちになる人もいるでしょう。たとえ言葉を失うような場面に遭遇しても、逃げないで向き合い、援助の可能性があることをホスピスという現場で学んできました。たとえ絶望の中にあっても、希望の光が見えることがあります。この援助が行えるのは、一部のエキスパートだけではなく、私たち全てが持つ可能性であることを紹介したいと思います。
この講演は、横浜市立大学医学部看護学科で毎年恒例の、『看護の日』公開イベントの1つです。ナイチンゲールの誕生日5月12日の「看護の日」にちなんで行なわれるものです。
講演のほかにも、お茶会、AEDによる救急蘇生シュミレーション、子どもの看護の体験、アロマテラピー、音楽療法と、興味深い企画がもりだくさんです。
「健康や看護について身近に考え、触れ合う機会を市民の皆様に提供する一日です(横浜市立大学のHPより)」とのこと。
横浜市民でない方でも、もちろん参加することができます。
経験豊かな専門家から、ひとの終末期への援助は“私たち全てが持つ可能性である”と聞くと励みになりますね。
ホスピスボランティアをめざしている方、ホスピスや看護などに関心のある方は、この機会に出かけてみませんか。
問い合わせ先
横浜市立大学・看護学科事務室
TEL:045―787−2522
FAX:045―785−7815
http://daigakujc.jp/c.php?u=00016&l=03&c=00130
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ことしの7月、「地域コミュニティの場でホスピスケアを」をテーマにした、「日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会in千葉」が開催されます。
ホスピスに関心のある方にはきっと有意義な時間になると思います。
開催はまだ少し先ですが、参加申込の受付はすでに始まっていますので、お知らせします。
【第16回日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会in千葉】
〜地域コミュニティの場でホスピスケアを〜
◆日時 2008年7月12日(土)、13日(日)
◆会場 幕張メッセ国際会議場(千葉県美浜区)
◆参加費(一般の方の料金です。会員、学生の場合は
HPでご確認ください)
6月10日までの申し込み
2日参加 5,000円 1日参加 3,000円
当日申し込み
2日参加 6,000円 1日参加 3,000円
◆参加申込方法 インターネットまたはFAX
(詳細はHPをご覧ください)
◆主なプログラム(4月1日現在)
7月12日(土)
シンポジウム 「在宅エンド・オブ・ライフの課題」近藤克則(日本福祉
大学教授)
「これからのケア・社会保障・日本社会と死生観」広井
良典(千葉大学教授)
講演 「ホスピスケアからコミュニティケアへ」山崎章郎(ケアタウン小
平クリニック院長)
講演&対談 「在宅ホスピスケアの20年を振り返って」川越厚(ホーム
ケアクリニック川越院長)×柳田邦男(ノンフィクション
作家)
教育講演 「基幹病院と地域医療の連携についての取り組み−がん
難民を出さないために」
「地域で生き抜くという道を創る」
これに加え、「死別から共存への心理学」、「風の楽器オルガンの調べにのせて(トーク&コンサート」、「認知症の方の緩和ケア」、「小児在宅緩和医療」、「アロマセラピーを学びましょう!」ほかの講演・企画や、患者部会、スピリチュアルケア部会、市民部会、子ども共有部会など
7月13日(日)
シンポジウム 「新たな局面を迎えた緩和ケア−住み慣れた家での
最期は可能か」
講演 「もうひとつの我が家〜施設のターミナルケアを考える」
これに加え、「いのちの授業−苦しんでいる人の前で私たちができること」(小澤竹俊)、「普通の暮らし、普通の生き方、普通の死」ほかの企画や、グリーフケア部会、自死遺族ケア部会、介護福祉部会など

ちなみに柳田邦男さんが対談する川越厚(こう)さんは、約20年間在宅ホスピスに携わってきた医師です。自身も若いころに結腸がんを経験したことにより、大学病院から在宅ケアの道へ。
ほかにも、前出の横浜市立大学で講演する小澤竹俊さんや、ブログで少し紹介したことのある山崎章郎さんなど、ホスピスの現場に長くかかわってきた専門家や、実情を知る人たちの話を直接聴くことができる、貴重な機会といえるこの大会。
【写真:『家で死にたい』 川越厚 発行 保健同人社】
この夏は、ホスピスや在宅ケアについて、より学び、考えてみてはいかがでしょう。
主催 日本ホスピス・在宅ケア研究会 千葉大会実行委員会
http://www.npo-pure.npo-jp.net/chibataikai.html
連絡先 TEL 070−5554−3734
メール info@chiba2008.com
**********************************************************************
□■□■□■□■ こころの電話金沢からのお知らせ ■□■□■□■□
【ソーシャルスキルトレーナー養成講座】
主催 NPO法人 こころの電話金沢
昨年ブログで紹介した、こころの電話金沢の主催で、以下の講座が開かれます。
これは、こころの電話金沢の研修の1つとして行なわれるものですが、「今後、福祉関係での活動を考えている方や、日常生活のなかでの人間関係にも役立つ研修です。関心のある方は、私たちと一緒に学びませんか」とのメッセージがありました。
ソーシャルスキルトレーナーは、NPO法人ヘルスカウンセリング学会(会長 筑波大学大学院ヘルスカウンセリング学教授 宗像恒次氏)が認定する資格とのことです。
以下のベーシックコース1つだけを受講することも可能ですが、資格が認定されるためには、ベーシック、アドバンス、マスターの3つすべてのコースの受講が必要になるそうです。
ソーシャルスキルトレーナー養成講座(定員20名)
◇ベーシックコース
日程 7月5日(土)10:00〜18:00 7月6日(日)10:00〜18:30
受講料 31,500円
講師 鈴木 淨美氏(ヘルスカウンセリング学会講師)
内容 ストレスマネジメント法、リスニングトレーニング、アサーション
法、ディベート法ほか
◇ベーシックコース
日程 8月2日(土)10:00〜18:00 8月3日(日)10:00〜18:00
受講料 36,500円
講師 小森 まり子氏(ヘルスカウンセリング学会副理事長)
内容 目標設定コーチング法演習、ストレスマネジメント法、自己決
定のグループカウンセリング演習ほか
◇マスターコース
日程 8月30日(土)10:00〜18:00 8月31日(日)9:00〜17:00
受講料 36,500円
講師 宗像 恒次氏(ヘルスカウンセリング学会会長)
内容 グループカウンセリングの実践、メンタルヘルス教育法、スト
レスマネジメント教育法、コーチング教育法ほか
講座終了後、希望者には資格試験(ペーパーテスト)を実施します。
★ご注意
この講座は、こころの電話金沢の相談員および就業につながるものではありません。
問い合わせ・申し込み先
NPO法人こころの電話金沢
http://smallcall.info/xoops/
担当者 事業部・寺本さん
電話 045−785−8747
FAX 045−785−8749
こころの電話金沢では、現在は相談員を募集していませんが、「事務ボランティアを希望される方がいらっしゃいましたら、お問い合わせください」とのことです。
何か手伝ってみたいな、と思われた方は、どうぞ連絡なさってみてください。
(成相陽子)