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プラネタリウムで「銀河鉄道の夜」の世界へ 

2008-05-31 23:50:08

何かとあわただしい毎日。
『ひなびた温泉にでも行って、きれいな星空をぼんやり眺めていたいなあ』などと思うのですが、当分むずかしそうです。
そんなとき、横浜のプラネタリウムで宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を上映すると聞き、心ひかれて出かけてみました。

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場所は横浜・洋光台駅近くの『はまぎんこども宇宙科学館』。
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平日の午後3時過ぎということもあってか、空いています。
始まるまでに時間があったので、写真左に写っているおしゃべりするロボット君としばし遊びました。
『銀河鉄道の夜』の上映は、右奥の「宇宙劇場」で。

入っていくと、係の女性が「映像の投影装置の少し上がよく見える席ですので、そちらへどうぞ」と親切に教えてくれました。
観客は、付き添いの方と一緒の車椅子のお年寄りたち、中年男性、私を含めた中年女性数名、20代ぐらいのカップルがちらほら、といったところでしょうか。混んでいないから、静かでうれしい。

やがて場内が暗くなったと思ったら、満天の星。ほんとに星たちが降ってきそうです。なんだかほっとして、からだがほぐれていくのを感じます。
「いま正面に映し出されているのは、横浜港から眺めたきょう(これから)の日の入り、18時45分になるんですが、そのころの景色です」。
解説者の男性は、声で選ばれたのかしらと思うほど、穏やかであたたかみのある、まさに“いやし系”の語り口。銀河鉄道へのナビゲーターにぴったりです。

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星座の話では、「牛飼い座」「スピカ」「妖精カリスト」といった日頃はほとんど耳にすることのない言葉がたくさん出てきて、非日常の世界へ連れて行ってくれます。

そして、いよいよ『銀河鉄道の夜』が始まりました。
この作品はデジタルファインアーティスト、KAGAYA(カガヤ)さんによってつくられたもの。製作に3年を費やしたというだけあり、映像、音楽、ナレーションが宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の清冽なイメージを見事に表現していて、想像していた以上の感動がありました。
私も鳥になり銀河鉄道に沿って飛んでいるよう。ジョバンニたちと一緒に汽車に乗り、外の景色を眺めているかのよう。テーマパークに勝るとも劣らない臨場感と、美しく幻想的な世界を体験しました。
『銀河鉄道の夜』は、みなさんもご存じの悲しい物語。この日も胸がしめつけられるような気持ちになったりしましたが、作品を見終えたときにはすがすがしさを感じていました。きっとカタルシスを味わえたのでしょう。

いま思い返しても、ほんとうにあの汽車に乗ったような気がするのです。
横浜では、8月の終わりまでご乗車できます。銀河鉄道の夜を旅してみませんか。


プラネタリウム番組『銀河鉄道の夜 -Fantasy Railroad in the Stars-』
投影期間 8月31日まで(予定)
*料金(大人) 6月30日までは、午後3時以降に入館と同時にプラネタリウム入場券を購入すると入館料は無料となり、600円です。詳しい料金は「はまぎんこども宇宙館」のHPでご確認ください。
*横浜以外でも上映中または上映予定です。

『銀河鉄道の夜 -Fantasy Railroad in the Stars-』ホームページ
http://www.gingatetudounoyoru.com/

はまぎんこども宇宙科学館
http://www.ysc.go.jp/ysc/
神奈川県横浜市磯子区陽光台5−2−1
電話  045−832−1166
FAX 045−832−1161
洋光台駅から徒歩3分
                 (成相陽子)

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