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ハンディをもつ人のためのピアノ教室と「小さな小さな音楽会」を主宰する成田文忠さん(その2)

2007-12-27 19:33:38


人にものを教える、まして自分の子どもに教えるというのは、感情が入りすぎることもあったりして、実際にはなかなかむずかしそうに思えます。
成田さんも、ときには文明さんに強い口調でピアノを教えてしまうことがあったそうですが、あるとき、ほめることで上手に弾けた文明さんを見て、「できることをほめる」大切さに気づき、それからはほめるレッスンへと変わっていきます。

やがて、文明さんが大勢の人の前でピアノを弾くときがきました。奥さんの喜美子さんが、文明さんにピアノを弾かせたい、と小学校の行事の出演者募集に応募して実現したのです。文明さんは大勢の前で見事に演奏し、大きな拍手を受けました。これは文明さんにとってかけがえのない経験となり、成田さん夫婦にも心からうれしいことでした。

現在は多くの生徒にピアノを教えている成田さんですが、自分の息子である文明さんが、まず生徒になっていろいろ学ばせてくれたおかげで今があるのだと思っています。

  FUMIAKISAN.jpg
  【お気に入りのリヒナーの『勿忘草(わすれなぐさ)』を弾く文明さん。
   ピアノの音色が心に響いてきます】

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ハンディをもつ人のためのピアノ教室と「小さな小さな音楽会」を主宰する成田文忠さん(その1)

2007-12-20 23:47:34


神奈川県逗子市の高台に、知的ハンディをもつ人たちが通うピアノ教室があります。小学校2年生から35歳までの27人が、この教室の生徒です。なかには20年以上ここでピアノを習っている人たちもいるそうです。

ピアノを教えているのは、成田文忠さん(64歳)です。
ピアノ教室の生徒が参加して毎年開かれている、「小さな小さな音楽会」はボランティアのみなさんに支えられ、演奏を聴きに来る人たちにも見守られながら、今年の春で20回目を迎えました。

「ピアノの先生をされて、どういうご苦労がおありですか」とたずねた私に、「苦労と思っていたら、・・・できませんねぇ。生徒に教えてもらっていることのほうが多いですよ。レッスンのときには、『きょうも友だちが遊びに来たな』というような気持ちでしょうか」と穏やかに語り、ほほえむ成田さん。

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ここ数年、養成講座が人気という「産業カウンセラー」ってどんなもの?

2007-12-13 23:17:24

きょうは、来年4月から新年度の養成講座も始まる、「産業カウンセラー」についてご紹介します。


産業カウンセラーは「働く人」だけにかかわるの?
多くの方が、「産業カウンセラー」という言葉を見聞きしたことがあるのではないでしょうか。
「産業カウンセラー」は、社団法人日本産業カウンセラー協会が認定する資格で、協会によると「心理学的手法を用いて、働く人たちが抱える問題を、自らの力で解決できるように援助することを主たる業務として」いるとのこと。

日本産業カウンセラー協会は1960年設立、’70年に労働省の認可を受け、社団法人日本産業カウンセラー協会となりました。
現在、産業カウンセラーは、働く人を対象に企業でカウンセリング業務にあたっているだけでなく、下のパンフレットにもあるように、一般の方を対象にしたカウンセリングを行う場合も少なくありません。

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◆おとなにも贈りたいクリスマスの絵本◆『神の道化師』(トミー・デ・パオラ作)

2007-12-06 20:35:57

寒くなってきましたね。
気づけばもう12月。
ことしはどんな一年でいらっしゃいましたか・・・。

きょうは、クリスマスの絵本を1冊ご紹介させてください。
27年前に発行され、いまも版を重ねている、『神の道化師』(ほるぷ出版)です。
この本は、古くから伝わる民話をカルデコット賞作家のトミー・デ・パオラが語り変えた絵本とのこと(カルデコット賞:アメリカで出版された、子どものための最もすぐれた絵本に与えられるもの)。
裏表紙には「全国学校図書館協議会選定図書、日本子どもの本研究会選定図書」(6歳から)などとあるのですが、私には、おとなにもプレゼントしたくなるような絵本です。

この絵本との出会いは10年ぐらい前。もう充分おとなになってから!です。ある大学で受講した、たしか『家族心理学』の最後の講義のときでした。いつもより早く講義を終えた先生が「きょうは劇団で役者をしている、私の友人に来てもらいました。これから彼女が1冊の絵本を読んでくれます。みなさん、すみませんが机を横に片づけて、床にこのブルーシートを敷くのを手伝ってください」
ん?どういうこと??という表情で、私たち受講生は互いに顔を見合わせながら、ともかく机などをかたづけブルーシートを敷き、靴を脱いで全員がそこに座りました。そのうち、なんだか子どものころにもどったみたいで、ちょっとわくわくしてきました。
そして、前に置かれた椅子にすてきな女性が座り、絵本を私たちに見えるように開くとお話が始まったのです。

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