講師の言葉
講座第1回目は、アロマテラピーの効果、生活の中での利用法、使用上の注意などの講義を受けます。
講師は、このセンター代表で英国IFA認定アロマセラピストの大場直緒さんです。
ハンドマッサージの実習について、「人にふれるということがどれだけ大切なことかを体感してほしい」という講師の言葉が印象的でした。
マッサージオイルをつくる
ハンドマッサージの実習のために、精油を数種類混ぜて、マッサージオイルをつくります。
小瓶に入った植物油に、精油3、4種類を自分の好みで選んで数滴づつたらし、合計8滴以内に。そのブレンドの割合を書いたシールをボトルにはってできあがり。そして自分の小瓶を近くの席の受講者と交換して、香りをかいでみるようにとのこと。「ああ、いい匂い。ローズゼラニウム3滴入れたんですか」「やっぱりラベンダーは落ち着くわ」小瓶をあちこちに行き来させているうち、だんだん受講者同士が打ち解けてきます。
ハンドマッサージ
そして2〜3人で1組になり、自分のつくったマッサージオイルをたっぷり使って、相手の指先からひじにかけて、ゆっくり大きく塗り伸ばし、講師の指示に沿ってマッサージしていきます
マッサージするほうは最初、初対面の人が相手なので遠慮がちにふれています。でも、マッサージされているほうが「もっと強くやっていいですよ。」「腕は手のひら全体を使ってやってもらったほうが、気持ちいいみたい。オイルもたっぷりつけてくれたほうが、なめらかになるし」といつのまにか率直に感想を伝えていて、マッサージしているほうもだんだんしっかり相手の肌にふれてマッサージできるようになってきました。

「マッサージしてるほうもすごく気持ちいいですよね」「ほんとに精油のにおいとなめらかさって、マッサージするほうもされるほうも心地いい」という声が。ハンドマッサージされるほうだけでなく、するほうも心地よくなるというのは、体験してはじめて気づけることかもしれません。
落ち着く精油の香り、人とのスキンシップ、受講者のリラックスした楽しげな表情……、これにはこころがなごみます。
宿題
そして1回目の最後には、宿題が。
「次回の講座までに、年齢、性別の異なる5人にこのマッサージをして感想を聞いてみましょう」
経験を積むことが何より大切なので、頑張って5人にはマッサージをしてきてほしい。その際、人によってちがう筋肉のつき方や肌の弱さなどをチェックして勉強してください、とのことでした。
第1回目の講座を受けてみて
初回の講座を受け、講師の言われた「人にふれることの大切さ」を改めて考えさせられました。
実習をして、相手のからだにやさしくふれることは、やさしくこころにふれることに通じているように思いました。
<つづく>
(成相陽子)