第2回、第3回の講座
2回目の講義の内容は「精油の安全な利用のしかた」など。
3回目の講義は、「タッチングと心のケア」。高齢者へのアロマテラピーには、血液循環の促進、痛みの軽減、心身に活力を与える、コミュニケーションを高める、などの目的があり、健康状態や既往症ほかを考慮して、必ず安全に行わなければならないことを学びました。
マッサージの際には、高齢者の方とコミュニケーションをとることも大切で、なかには悩みのようなことをお話しくださる方もあるそうです。
認知症の方への接し方、施設にマッサージボランティアとしてうかがう場合の注意事項(守秘義務や服装など)についても説明されました。
講座の2回目、3回目ともに講義のあとは、ハンドマッサージの練習です。1回目と同様、受講生は2〜3人が1組になりマッサージをしあいます。みんな真剣にマッサージしていますが、やはり、スキンシップのおかげなのでしょう、緊張することなく率直な感想を言い合ったり、自分の覚え方の不確かなところを教えてもらったりして、和気あいあいとしています。
講師も、受講生のマッサージの様子を見て回り、気さくにアドバイスしたり実際にマッサージのお手本を見せたりと、実習しているときの教室は毎回、温かく楽しい雰囲気でした。
ボランティア養成講座を受講したあとは?
このボランティア養成講座を受講したあと、希望者は高齢者施設でのアロママッサージボランティア活動やスキルアップ講座に参加したり、ボランティアリーダーを目指すこともできます。私が講座でお話した数人の方も、ぜひ実際のボランティア活動に参加したいと言っていました。
今回学んだアロママッサージボランティアの魅力の1つは、気負わずに参加できることかもしれません。
都内の高齢者施設などを訪問する日がいくつかありますので、そのなかで自分の都合のつく日をセンターに伝えて参加します。ハンドマッサージをするのは通常2時間。現地集合・解散ですから、そのあとは別の予定も入れやすそうです。
参加すると決まった日に、きちんとボランティアに出かける責任感はもちろん必要ですけれど。

【会報誌・今までに活動に参加した方たちの声がたくさん載っており、やりがいや感動した様子が伝わってきます】
受講してみて
3回の講座というと回数は少ないですが、丁寧な講義内容でした。ここで学んだことを実際に生かせる場があるので、ボランティアも始めやすそうです。
私は、ほんのひとときだけでもほっとしてもらうために、自宅で病気の方を介護しているご家族などに向けても、このハンドマッサージをやるボランティアの人がふえていってほしい、と思いました。
そして今後、精油の基本的な知識をきちんと身につけたアロママッサージのボランティア活動がさまざまな場所や対象へ広がっていって、最終回に講師が言われたように「知らない者同士が打ち解ける、ふれあう」きっかけになってほしいです。
NPO法人日本アロマテラピー活動サポートセンター
東京都港区六本木7-3-22 乃木坂グリーンハウス内
http://www.npo-aroma.or.jp/
次回の講座は11月から(41期)です。
欠席した場合は次期に振替受講ができます。
*講座風景の写真は日本アロマテラピー活動サポートセンターからお借りしました。
(成相陽子)