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1週間分まとめて読める医療・介護・健康ニュース:2007年の10大ニュース
2007-12-31 19:28:56
来年から定期の記事とは別に、気になった医療・介護・健康ニュースを、週1回、まとめてお届けします。今回はまず、yahoo!ニュースの選んだ「07年重大ニュース10」から。皆様がお読みになるのは、新年明けだと思いますが、2007年1年間の医療の動きと問題は、2008年につながっていきますので、ご注目ください。
1)リハビリ制度再改定
2)コムソン問題
3)インフルエンザの流行
4)「入院基本料見直し」
5)混合診療解禁見送り
6)C型肝炎被害者全員救済
7)高齢者医療負担増凍結
8)医療事故原因究明制度、出口見えず
9)公立病院、生き残りに正念場
10)診療報酬引き上げ
■異例のリハビリ再改定(07年重大ニュース10の1)
1年前の06年4月に改定されたリハビリテーション制度が、再改定された。リハビリ制度をめぐっては、昨年4月の診療報酬改定に伴って改定されたばかり。診療報酬は2年ごとの改定が原則で、わずか1年での見直しは異例の事態だった。昨年の改定の主な内容は、リハビリを4つの疾患別に分けるとともに、疾患ごとにリハビリの日数に制限を設けるというものだった。しかし、このリハビリ日数制限で、全国でリハビリが打ち切りとなる患者が続出。「リハビリ診療報酬改定を考える会」(代表= 多田富雄・東大名誉教授)という全国組織が発足するなど、反対運動の全国的な高まりを受けて、リハビリ制度は再改定へと至った。(
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071225-00000000-cbn-soci
■コムスン問題で介護激震(07年重大ニュース10の2)
2007年6月、介護業界に激震が走った。訪問介護最大手の株式会社コムスン(東京都港区)が「事業所指定」を不正取得していたとして、厚生労働省は同社が全国展開していた事業所約1、600か所について、08年4月から11年度までの期間「更新を認めない」ことに決定。コムスンは介護事業からの撤退を余儀なくされた。利用者や労働者の行き先が不安視される中、コムスンは他社への事業譲渡を完遂。しかし、一連のコムスン問題は、現行の介護保険制度の不備 を露呈することになった。厚労省は有識者会議を設置し、規制の見直しの方向性を示すなど、介護事業の在り方を模索している。また、介護労働者の低待遇も大 きくクローズアップされるなど、介護現場の現実に国民の関心が高まった1年だった。(
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071225-00000002-cbn-soci
■インフルエンザの流行最速に(07年重大ニュース10の3)
今年は、インフルエンザが11月中に広がり、国立感染症研究所感染症情報センターが1987年に調査を開始して以来、最速の流行となった。同センターが 12月26日にまとめた速報値によると、「第50週」(12月10日〜16日)の定点当たり報告数は「5.67」に達し、全国的な流行開始の指標とされる 「1.0」を大幅に上回る勢いになっている。インフルエンザの流行は、学校や会社が休み(年末年始休暇)に入ると、いったんは落ち着くものの、休み明けに は再び加速する可能性がある。(
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071226-00000001-cbn-soci
■7対1入院基本料の見直し(07年重大ニュース10の4)
「今度は医師の獲得競争が過熱するわけですね」――。記者団の質問に厚労省の担当者は苦笑いしながら無言で答えた。厚生労働省は11月30日の中央社会保 険医療協議会(中医協)基本問題小委員会(会長=土田武史・早稲田大商学部教授)で、「7対1入院基本料」を算定するための要件として新たに医師の配置基準を要件に加えることを提案した。看護師不足を加速したとも言われる「7対1入院基本料」の見直しにより、来年は医師不足がさらに深刻化するのだろうか。 「入院基本料」の見直しをめぐるこれまでの議論を振り返る。(
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071226-00000005-cbn-soci
■混合診療全面解禁は見送り(07年重大ニュース10の5)
今年11月、国民皆保険制度を揺るがす判決が東京地裁で下された。その内容は、健康保険が適用される保険診療と適用されない自由診療(全額患者負担)を併用する「混合診療」を原則禁止している国の政策は「違法」というものだった。判決に関し、日本医師会や全国保険医団体連合会などの医療関連団体は反発。こうした情勢を受け、政府の規制改革会議は、医療分野の規制緩和策として混合診療の全面解禁を「第2次答申」に盛り込む予定だったが、12月25日の会合で 全面解禁は見送り、「混合診療を例外的に認める範囲を拡大することを求める」にとどめた。(
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071227-00000000-cbn-soci
■被害者全員を一律救済へ(07年重大ニュース10の6)
2002年、200万人ともいわれるC型肝炎患者を代表し、ウイルスに汚染した血液製剤を投与された被害者たちが、国と旧・ミドリ十字(現・田辺三菱製 薬)を被告に集団提訴した「薬害肝炎訴訟」がヤマ場を迎えている。福田康夫首相が12月25日、原告団の代表と面会し「心からお詫び申し上げます」と謝 罪。被害者全員を一律救済する法案を議員立法で提案し、開会中の国会で成立させる方針を説明し理解を求めたからだ。原告団・弁護団は、法案に「薬害を招いた国の加害責任を盛り込む」ことを要求しており、議員立法が国の加害責任をどのように認め、被害者全員の一律救済を実現させる内容になるのかが、今後の焦 点となる。(
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071227-00000001-cbn-soci
■高齢者の医療費負担増を凍結(07年重大ニュース10の7)
7月の参議院選挙で与党が大敗し、参院で与野党の議席が逆転したことを受けて、福田新内閣はこれまでの改革路線の「修正」を余儀なくされ、国民の負担に配慮するいくつかの政策を打ち出した。2008年4月から新たに生じることになっていた高齢者の医療費負担の凍結はその柱だ。70歳〜74歳の窓口負担は1 割に据え置かれ、75歳以上の後期高齢者に新たに発生する保険料負担も軽減措置がとられる。しかし、「凍結は解凍を意味し、その場しのぎ」「選挙対策でし かない」などとする指摘もあり、後期高齢者医療制度自体の中止を求める声も上がっている。(
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071227-00000002-cbn-soci
■死因究明制度、出口見えず (07年重大ニュース10の8)
相次ぐ医療事故を受けて、医療事故の死亡原因を公平・中立な立場で調べる第三者委員会の創設が急がれている。厚生労働省は今年4月に法律や医療の関係者などを委員とする検討会(診療行為に関連した死亡に係る死因究明等の在り方に関する検討会)を設置。同省は12月27日、委員会に届け出るべき死亡事案の範 囲を検討会に提示したが、意見はまとまらなかった。「警察とは別の公平・中立な第三者組織をつくる」という総論部分では一致しながらも、医療機関が委員会 に届け出る範囲や届け出を怠った場合のペナルティーの内容など、制度設計の各論部分では“出口”が見えない状況となっている。(
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071228-00000001-cbn-soci
■公立病院、存続かけ正念場に(07年重大ニュース10の9)
総務省は12月24日、公立病院改革のガイドライン(GL)を全国の自治体などに通知した。GLは、病床利用率が3年連続で70%を下回った公立病院に対 して、診療所への移行など病床数の抜本改革を促すことなどを盛り込んだ改革プランを2008年度内に策定するよう自治体に求める内容。経営不振に悩む公立 病院は来年以降、存続をかけて正念場を迎えることになりそうだ。(
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071228-00000000-cbn-soci
■8年ぶりの診療報酬本体引き上げだけど…(07年重大ニュース10の10)
2002年以来マイナス改定が続いていた診療報酬改定について、政府・与党は12月18日、次回(今年4月)の改定で本体部分を8年ぶりに引き上げることを決めた。しかし、薬価や材料などの価格(薬価部分)は1.2%引き下げられるため、診療報酬トータルでは0.82%の引き下げ。増額されるのは医療費換算でわずか約300億円にすぎず、「われわれには回ってこないので関係ない」と中小病院には諦めムードが広がっている。今後は個別項目の点数配分をめぐる 議論が焦点になるが、積み残しとなっている課題も多く、その行方が注目される。(
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071228-00000004-cbn-soci
国は、医療費抑制のために療養病床を削減し、患者を介護施設や在宅介護へと移そうとしています。介護難民の問題も深刻です
。
■療養病床削減問題/医療・介護難民出ないか
http://www.sanin-chuo.co.jp/column/modules/news/article.php?storyid=441464033
■介護難民 官と民の役割をどうする
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-25506-storytopic-11.html
「
医療崩壊」もますます進んでいます
。
■「各地で医療崩壊明るみに」(記者座談会07年回顧)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071231-00000000-cbn-soci
■マスコミの魔女狩報道 医療崩壊を招いた?
http://www.j-cast.com/2007/05/16007526.html
■医療崩壊元年、プラス改定にも危機感
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/13681.html
今年、最後のニュースは「ノロ・ウィルス感染」でした
。
■ノロ集団感染、患者死亡 NTT東日本長野病院
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2007123101000069.html
■厚生労働省ノロウイルスに関するQ&A
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html
なんとか年内に発信できました(~o~)。では、皆様、いいお年を!!
2008年も、充実した年になりますように。
(中澤まゆみ)
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