2050年までに世界で1億600万人が認知症に。
世界の現在の人口は、ただいま66億5164万人。国連の推計では、2050年には91億に増える、とされていますが、この人口の増加と高齢化で、そのうちの1億600万人が認知症になるという推計を、アメリカのジョンズホプキンス大学公衆衛生学グループが発表しました。同クループの推計によれば、アジアの増加数がもっとも多く、2050年までに6,280万人が認知症になるとか。
日本の厚生労働省も、2005年時点で推計170万人、2030年には65歳以上の10人に1人にあたる353万人が認知症になると予想し、2007年度から、アルツハイマー病を原因とする認知症の全国的規模の調査と研究に乗り出しました。
NHKスペシャルで「認知症の医療体制を問う」
NHKでは、去年12月に始まった認知症キャンペーンの一環として、NHKスペシャル
「認知症 なぜ見逃されるのか〜医療体制を問う」を2008年1月20日(夜9:00〜10:29)総合テレビで放映します。
NHKスペシャル
「認知症 なぜ見逃されるのか〜医療体制を問う」
2008年1月20日 夜9:00〜10:29 総合テレビで放映。
患者やその家族から寄せられた「年相応の物忘れと言われている間に症状が進行してしまった」、「どこに行けばいいのか?」という叫び。たとえ認知症と診断されても、在宅や施設での暮らしに、医療がほとんど届いていない実態。「認知症は診断までが医療、その後は介護」という意識が根強い中で、人々が必要な医療を受けられずに“見過ごされている”現状は、認知症の人を抱える家族には、あまりにもおなじみのものです。
番組では「認知症を見過ごさないためには何ができるのか、診断・治療の現場をルポ。医療は認知症になにができるのか、国の施策を問いながらその道筋を考えていく」とのことです。認知症の現状と未来に関心のある人には、見逃せない番組です。
認知症医療の第一人者による研修講座
認知症関係で、もうひとつお知らせです。埼玉、山梨、富山の各県で、「
認知症の人と家族の会」の主催による、杉山孝博Dr.(神奈川・川崎幸クリニック院長 「家族の会」副代表理事)の研修講座が開かれます。
講座の内容は、「認知症の初期段階のとらえ方」、「理解のための8大法則・1原則」「治療と予後・予防」、「新たな地域ケアサービス」など、認知症の知識から対応の仕方、最近の動きまでが系統的に学べる講座です。対象の中心は介護のプロ、行政職員、企業関係者ですが、一般の人も参加できます。時間は朝10時から午後4時までたっぷり。参加料は5000円(「家族の会」会員は4000円)です。
2月10日(日)
埼玉県 埼玉教育会館(定員180人)
申し込み期限 1月29日(火)
申し込み先 「家族の会」埼玉県支部 Tel: 048-667-5553 Fax: 048-667-5953
2月11日(月)
山梨県 山梨県立文学館(講堂 定員120人)
申し込み期限 2月1日(金)
申し込み先 「家族の会」山梨県支部 Tel: 055-227-6040 Fax: 055-227-6040
3月2日(日)
富山県 サンフォルテ(富山県共生センター 定員120人)
申し込み期限 2月20日(水)
申し込み先 「家族の会」富山県支部 Tel: 076-441-8998 Fax: 076-441-8998
詳細は、以下のサイトで。申し込みファックス用紙もあります。杉山ドクターの医学講座「認知症介護・看護のための医学知識」の情報も。
http://www.alzheimer.or.jp/jp/tokubetu/event/sugiyamadr.htm