『のんびる』2019年6月号 ただいま注文受付中!ご注文はこちらから
約128万人。日本で働く外国人の数です。
5年前の68万人から倍に増え、過去最高です。
「日本で働く外国の人が増えた」と感じる方も多いはずです。
2019年4月から「改正出入国管理法(入管法)」が施行
されるなど、外国人労働者の受け入れ拡大が進んでいます。
安い賃金で単純労働を強いるなど、多くの問題もあります。
それは、国や自治体、企業だけの問題でしょうか。
日本に来たのにもそれぞれ事情があり、一人ひとりに人生があり、
心と表情があります。単純に〝外国人〟とひとくくりにするのではなく、
一人ひとりの顔のみえる関係を─そう願い、
私たち編集部もまちに出て、お話を聞き、考えました。
【巻頭エッセイ】NEW!
水野スウ「ベルをならさずそのままどうぞ」
【特集】「外国人労働者」でなくひとりの人として
◆「ジャシム一家」写真・文 田川基成
◆ わたしたちは、ここにいる!
多民族・多文化共生の社会として歩むために
山岸素子さん(移住者と連帯する全国ネットワーク理事)
◆縁あって暮らしはじめたのだから、ふたつの国の架け橋になりたい
ファム クァン フィさん(ベトナム料理ヘオちゃん店主)
◆エッセイ「ひまわりと水餃子」文 山木美恵子
◆わたしたちは、日本で働く。
ミャンマーからの技能実習生25 名の物語
【のんびる編集長・前田和男の特集エッセイ 管見拙説蒙御免】
もっとも近くて遠い国の「外国人の友」を想う
【はじめる!情報】
買う・寄付・ボランティアなど、あなたの参加できる「はじめる!情報」。
・外国籍住民の患者をサポートする医療通訳を派遣しています。
寄付にご協力ください!認定NPO法人 多言語社会リソースかながわ
・「小さい子とママに優しい居場所」育児用品の「物々交換ものくる」etc
子育てカフェ eatoco(イイトコ)に遊びに来ませんか?
ほか
【のんびる読者のひろば】読者が投稿する身近で素敵な情報が満載!
・6月14日(金)東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート
ほか
【読み切り短篇】NEW!
鈴木マキコ「わたしの一日」
【セカンドリーグ神奈川通信】
復興支援&防災イベント
「ふらっとマルシェi n茅ヶ崎」を開催
【特別企画】パルシステムと「SDGs」(後編)
「一人ひとりの想いが社会を大きく変えていく」
パルシステム生活協同組合連合会 石田敦史理事長に聞く
聞き手 前田和男(『のんびる』編集長)
【 季刊『コトノネ』 取材こぼれ話19】
保障よりもチャンスを
【色平哲郎の医療エッセイ】
24時間営業は誰を幸せにするのだろう?
色平哲郎の「地域と医療からみる未来のかたち」(第82回)
【内山節 里山から考える】
計画経済になじまない長期の林業
(森について考える 3)
【のんびるインタビュー】NEW!
生と死をつなぐ愛の4楽章
愛加藤登紀子さん(歌手)
【被災地は今】好評につき再連載決定!
被災地に立ち上がった異色の「こども食堂」
楽らく寄合所(岡山県倉敷市)
【 三十路男子〝山里〟に暮らす! 】
第十五関門 薪との生活(後編)
【好評連載エッセイ 縁側だより 「廃棄野菜の使い道」】
写真/鈴木暁子のブログ「縁側だより」より
【「里山ハーブ」を知って、味わう】
くらしと自然のつながり。身近な野草「里山ハーブ」をおいしく食べて実感!
今回登場するのは「カタクリ」。
写真提供/食楽風土(くらふうど)
『のんびる』の表紙では毎号、障がいのあるアーティストの作品をご紹介しています。
今月号の表紙「からふるな傘」作:Tomoyuki
『のんびる』表紙でいつもお世話になっている「アトリエからふる」(埼玉県川口市)。
アートを通して、障がい者の自立支援を続けています。
本作はからふるな色づかいが魅力的なTomoyukiさんの作。
「色々な色で、傘を描きたかった」という気持ちが、たのしげに息づいています。
作品提供/アトリエからふる
「SDGs」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、
2015 年9月の国連サミットで決められた国際社会共通の目標です。
パルシステムが行っている事業活動はSDGsそのものです。
そして、2006 年よりパルシステムが発行し続ける本誌『のんびる』は、その一翼を担っています。
SDGsが掲げる「誰ひとり取り残さない」理念、17の目標はもちろんの事、様々な社会的課題を真摯にとらえ、
その解決を模索し活動する団体や個人を広く取り上げ、今後も発信し続けます。