ネパリ・バザーロ代表の高橋百合香さん 撮影/坂本博和
ファストファッションが市場を席捲する今、
フェアトレードの服は、希少な存在でもあり、私たちに多くの気づきも与えてくれます。
フェアトレードの先駆として着実な歩みを続けてきたネパリ・バザーロの服もそのひとつ。
横浜にある直営店「ショップ ベルダ」を訪ね、代表の高橋百合香さんにお話をうかがいました。
希望を生み出す服
フェアトレード団体 ネパリ・バザーロ(神奈川県横浜市)
ひとりでも多くの人に仕事を
ネパリ・バザーロが、ネパールの子どもたちの教育支援と女性の地位向上を
目的に活動を開始したのは1992年。
ハンディクラフト、衣服、コーヒーや紅茶、スパイス等々の企画開発・継続輸入によって、
地元に仕事を生み出し続けてきました。
なかでも衣服は、活動初期から取り組んできた分野です。
「洋服作りは、糸をつむぐ人から、布を織る人、染める人、
縫製する人、ボタンを作る人というふうに、すそ野が広い産業なので、
ひとりでも多くの人に仕事を生み出すという意味で最初から構想していました。
けれど、事業として形になるまで10年はかかっています。
日本とネパールでは、求められる技術に雲泥の差がありますし、
品質に対する意識も違っていましたからと代表の高橋百合香さんは話します。
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定番のTブラウスは、素材や色違いで多種類用意されています。
手前の3 枚(ラベンダーグレー、濃紺、ダークオレンジ)は竹布製。
シルクのような光沢感があり、気持ちのいい肌触り。
後ろの2 枚は、シャンブレーの綿100%。適度な張り感が特徴です。
この記事は、7・8月号特集でご紹介しています。
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