イラスト/すずき律
フードロス削減に取り組みながら、
多世代の集まる移動式地域食堂を運営してきた 「ふら っとカフ ェ鎌倉」 。
新型コ ロナの影響で 一緒に食事をとることはむずかしくなりましたが、
地域の人たちや行政と協力して、 コ ロナ禍で生活に困窮する人たちに、
寄付された食品を届ける新たな取り組みを始めています。
【コロナからの一歩】
「困ったときはお互いさま!」地域食堂から始まった無料食料支援
多世代で食を囲む移動式地域食堂
2017年に神奈川県鎌倉市内で立ち上が った 「ふら っとカフ ェ鎌倉」 は、
市内のさまざまなレストランや福祉施設などの協力を得て、
毎回場所を変える移動式地域食堂を週1回開催してきました。
食堂で使ったのは、 家庭で余って寄付された食品。
地域のシ ェ フやボランティアさんたちが料理をつくり、
フードロ ス削減にも取り組みながら、
誰もが 「ふら っと (対等) 」 な関係で
ふらっと気軽に来られる場づくりをめざしてきたのです。
代表の渡邉公子さんは高校の元家庭科教員として
「食の大切さ」 を何よりも実感していたことから、
この活動を始めたと言います。
しかし、 2020年からコ ロナの影響で大人数での食事が
むずかしい状況にな ったため、現在はテイクアウト用のお弁当を用意。
食堂の代わりにデイサービス センターを会場にした
地域の音楽家によるミ ニ コ ンサート開催など、
交流といやしの場を提供して います。
「1日1食も食べ られな い」 の声
渡邉さんは2年前の春、 コ ロナの感染拡大による学校の 一 斉休校が決ま ったときに、
余った 学校給食の食材が廃棄されないように行政に掛け合って引き取り、
つながりのあるレストランや福祉施設などに配る活動もしたそうです。
そんな中で2020年8月から新たに取り組み始めたのが、
フードパ ントリー (無料食品支援)でした。
・・・続きは『のんびる』1・2月号をご購読ください。
この記事は、1・2月号でご紹介しています。
◆『のんびる』2022年1・2月号 目次
◆ただいま注文受付中!こちらからお申込ください。
【はじめる!情報】
ご家庭の余った食品を寄付しませんか?
もらいすぎた、食べきれないなどの食品のご寄付を受け付けています。
地域食堂の食材として利用するほか、生活に困っている世帯へ配達や配布をしています。
【衛生上、以下のものに関してはお受けできません】
・賞味期限切れの食品 ・腐食が進んでいる食品
・開封済み食品 ・医療支援食品(流動食等)
※賞味期限一カ月前まで受付可
①直接持ち込み(毎週火・木に倉庫にて受け付けています)
②配送(送料はご負担をお願いします)
倉庫住所
〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町20-21福祉センター内1F
ふらっとカフェ鎌倉倉庫 宛
※ご寄付日がお決まりでしたら、事前にご連絡下さい。
※衛生管理の都合上、寄付品に寄付日・氏名・連絡先・寄付内容のメモを記載下さい。
●寄付金での応援もお願いいたします
振込先:横浜銀行 鎌倉支店(普通)6119169(一社)ふらっとカフェ鎌倉
※その他、ボランティア参加などの希望は、直接お問い合わせください
問い合わせ先
一般社団法人ふらっとカフェ鎌倉
〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町13-32ソンベカフェ内
【TEL】090-5199-1654(代表)
※TEL受付時間は10:00〜18:00。
それ以外の時間はメールでご連絡ください。
【メール】flatcafekamakura@gmail.com
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