『のんびる』2023年11・12月号 ただいま注文受付中!ご注文はこちらから
ある日曜の昼さがり、笑顔で一枚におさまる皆さん。
「ヘルシーカフェのら」(さいたま市南区)で開かれた、
ワンデイレストラン「ハニムとゾフレのだいどころ」です。
出会いのきっかけはZoomを使ったオンラインの日本語教室。
オンライン上でのやりとりが、リアルな人の輪を生んだのです。
今や暮らしの必需品のスマホやオンラインツールのあれこれ。
得意な人が、使いこなせない人に教えてあげる。
うまく使いこなして、新たな人のつながりを育む。
一億総デジタル時代にひそむ課題にも目を向けながら、
“誰も取り残さない”社会のこれからを探ります。
【巻頭エッセイ 水野スウ「ベルをならさずそのままどうぞ」】 スローな、私から読者さんへのラブレター 【特 集 誰も取り残されない?スマホ、SNS、アプリ】 ◆「困っている」と言ってもらえる高齢者への支援を TEN-SHIPアソシエーション(東京都渋谷区) 進藤さんの事務所でボランティアの方に画面を操作しながら、 手帳にメモしてあったことを次々と尋ねる進藤永子さん。 文/やまがなおこ 写真提供/TEN-SHIPアソシエーション
◆オンラインでつながる。この町で暮らす。 Geminiオンライン日本語教室(埼玉県蕨市、川口市ほか) 「Geminiオンライン日本語教室」グループレッスンのイメージ イラスト提供/Gemini
◆通信はもはや人権デジタルの支援で命綱をつなぐ つくろい東京ファンド新規事業部長 佐々木大志郎 ◆「不登校」はハンディではなく、稀少な価値である。 投稿アプリでハレ舞台をつくる 全国不登校新聞社(東京都文京区) ◆「就労移行支援」の今と「障害者が働く」のこれから 就労移行支援事業所LITALICOワークス(東京都目黒区) 【社会の深層から】 デジタル社会の罠。「便利」にはご用心! 『のんびる』編集長 前田和男 【セカンドリーグ神奈川通信】 様々な形で広がっていく 子どもに関する支援活動 【歳末応援はじめる!情報】 【のんびる読者のひろば】 【おすすめ本&おすすめコンサート】 【性の健康相談室 早乙女智子】 あなたはあなたのままでいい 【季刊『コトノネ』 取材こぼれ話】 ジュースより水が好き 『コトノネ』編集部・田中勉
【技能実習生、日本に生きる。】 「やっぱり、家族といっしょにいたい」 写真・文/藤井 将(『のんびる』編集部)
【色平哲郎の「地域と医療からみる未来のかたち」】 自らの「人体実験」で農薬汚染を明らかにした医師 “昭和の華岡青洲” 梁瀬義亮 【内山節 里山から考える】 農業が希望だったのではなく、農的暮らしが希みだった。
【移住一家の山里やりもて日記】 初めて飼った鶏「ニワ」が私に残したもの 千葉(米川)智史・貴子
【のんびるインタビュー】 飯舘村の母ちゃん今、あらためてそれぞれの歳月を 古居みずえさん(フォトジャーナリスト、映画監督)
ふるい・みずえ
1948年島根県生まれ。アジアプレスインターナショナル所属。
1988年よりパレスチナの女性や子どもたちを取材し、
『ガーダ パレスチナの詩』『ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち』を監督。
著書に『パレスチナ 瓦礫の中の女たち』(岩波書店)など。
聞き手・構成/濵田研吾 写真/堂本ひまり
【明日へのアクション動くヒト】 「植木の里親」で命と思いをつないでいく 株式会社やましたグリーン 代表取締役山下力人さん
やました・りきと
高校卒業後、造園会社に就職。2008年に「やましたグリーン」設立。
「植木の里親」「もらえる植物園」といった植木リユース事業のほか、
さまざまな取り組みを行っている。
文/中村末絵 写真/堂本ひまり
【私と平和とこの一枚】
ザンスカールで尼僧として生きる 写真・文/三井昌志
みつい・まさし
アジアの辺境をバイクで旅しながら「笑顔」と「働く人」をテーマに撮影を続けている。
2023年3月には9度目となるインド一周バイク旅を行う。
著作は『渋イケメンの国 〜無駄にかっこいい男たち〜』『Colorful Life 幸せな色を探して』
『アジアの瞳─Pure Smiles』など11冊。
「日経ナショナルジオグラフィック写真賞2018」グランプリ受賞。 https://tabisora.com/
【この人を見よ!Ecce homo今月の表紙から】
光を含んだ作品たち
稲田萌子さん(クラフト工房La Mano/東京都町田市)
『のんびる』の表紙では毎号、
障がいのあるアーティストの作品をご紹介しています。
表紙『無題』作:稲田萌子さん
作品画像提供/クラフト工房La Mano
いなだ・もえこ
1985年生まれ。2006年に「クラフト工房La Mano」のアトリエメンバーとなり、
ドローイングや点描などさまざまな手法で作品を制作。
作品は海外の展覧会でも展示されています。
写真/堂本ひまり 作品画像提供/クラフト工房La Mano
写真/堂本ひまり 作品画像提供/クラフト工房La Mano
【四季おりおり こんなもんか菜】 大根を間引く 写真・文/鈴木暁子 鈴木暁子さんのブログ「縁側だより」
「SDGs」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、
2015 年9月の国連サミットで決められた国際社会共通の目標です。パルシステムが行っている
事業活動はSDGsそのものです。そして、2006 年よりパルシステムが発行し続ける本誌『のんびる』は、
その一翼を担っています。SDGsが掲げる「誰ひとり取り残さない」理念、17の目標はもちろんの事、
様々な社会的課題を真摯にとらえ、その解決を模索し活動する団体や個人を広く取り上げ、
今後も発信し続けます。