年越しやお正月のことが気になる季節。
新年最初のテーマに〝食〟を選びました。
年末年始にふさわしい食材や料理を通して、
さまざまな産地のこだわりや想い、
食を通じたコミュニティづくりをご紹介します。
TPP交渉の行方と、食の安全・安心への不安。
2016年は食のあり方が問われる年となりそうです。
地域のこと、食文化のこと、環境のこと、エネルギーのこと…
さまざまなことに想いをめぐらせる産地とともに、
私たち消費者はどう向き合えばいいのでしょうか。
まずは、食にたずさわる人たちの言葉に触れてみてください。
写真提供/白州郷牧場
◆卵/ 白州郷牧場
「食べる」とは「いのち」をいただくこと。おいしい卵の「産地」は、人を育む「学校」だった
◆ 米/JAささかみ米生産者 未来(あした)のささかみを考える会
7代目として〝託された〟米づくり。逆境の中、若手生産者たちの決意。
◆ 海産物/恩納村漁協
沖縄・恩納村×宮城・南三陸町。「再生」がつなげた漁師たちの未来。
◆ こんにゃく/株式会社井上食品
昔ながらの「バッタ式」!そして生いも。創業以来変えられないこだわり。
◆ 漬け物 ほか/ 農業生産法人グリーンリーフ株式会社
「感動農業」を掲げて 布石を打つ、人を育てる
◆ おせち/ NPO法人高齢社会の食と職を考えるチャンプルーの会
ひとりで「おめでとう」じゃない。サラのおせちがそばにあるから・・・
ほか
【インタビュー】
「食料は平和のために一番大切なもの 市場原理にふりまわされない農業を」
浦澤障治さん/ グリンリーフ株式会社 代表取締役社長
【地域のお茶の間に行こう!】
平飼い卵の「卵かけごはん」は最高!「 おっぽに亭こっこ 」(山梨県北杜市)
【のんびる編集長・前田和男の特集エッセイ】
「尊皇攘夷」と「国民皆農」のすすめ 【年末年始 パっと作れるおもてなしレシピ】
・スライス肉ですぐできる!超即席チャーシュー
・旬のねぎで2品♪
焼いて甘みが増す「ねぎの八幡巻」
シンプルながらねぎの甘みとまろやかなコクが絶妙「ねぎのスープ」
ほか
【のんびる読者のひろば】読者が投稿する身近で素敵な情報が満載!
・ iitoko(イイトコ) はお母さんの応援団です!
・アレルギーを通して考えた、誰もが暮らしやすい世の中
(「 乾物食堂 サンライズcafe 」で開催したランチ会から)
・面白いこと、楽しいことやろう!「 大人の田んぼ塾 」
・『ゆめのほとり 認知症グループホーム福寿草』『えんとこ』etc
心にしみる映像のチカラ 「いせフィルム」 に注目!
・2016年もやります!「畑の学校」ご案内 (PARC自由学校 )
ほか
【 セカンドリーグ神奈川 通信】
花咲かせよう!のんびるフェスタ
【 地域を育むプロジェクト&プロダクト のんびるマルシェ de net 】
「のんびるマルシェdenet」は地域を元気にする“コト”や“モノ”をみなさんと一緒に“育む”場。
大豆の甘さをご堪能くださいー!“一途に”こだわり続ける まちのおとうふ屋さんの味。
【 色平哲郎 に医療エッセイ】
地域と医療からみる未来のかたち(第43回)
旧「満州」に入植した人の物語2
【 内山節 里山から考える】
「霊」の通俗化が進んだ江戸時代(「自然について」9)
【“はじめの一歩”通信】
ほっと気持ちを解きほぐせば、また新鮮な気持ちで子どもに向き合える。
「 子育てカフェeatoco(イイトコ )」/阿部さん
【 新連載 縁側だより 自給力アップへの道】
お金をかけず、その分手間を。合言葉は「ケチは地球を救う」。
食と農とその他いろいろエッセイ♪
写真/「縁側だより」より
【「里山ハーブ」を知って、味わう】
くらしと自然のつながり。身近な野草「里山ハーブ」をおいしく食べて実感!
何度も作りたくなる♪マテバシイ(ドングリ)のフレーバー珈琲
マテバシイの実 写真提供/ 食楽風土(くらふうど)
表紙紹介:「海老の黄身寿司」と「こんにゃく白あえ」
賀正新年号ということで、今回は趣向を変えて、お正月らしい食卓を演出。 季節料理と手打ち蕎麦の店「 浅草茶寮Kuwasaru 」店主・大杉竜馬さんに、 海老とこんにゃくを使った二品を作っていただき、Kuwasaruの店内で撮影 させていただきました。特集の中では、詳しいレシピもご紹介しています。
大杉さん photo by Hirokazu Sakamoto