ほんとうの豊かさと向き合える場を(特集:始める 続ける シェアする 小さなお店)

「合同会社野の」創立メンバーのひとり、高橋由紀子さん 合同会社「野の」さん提供
 
地元野菜や伝統的な調味料、
食材、日用品などの量り売りとシェアキッチン(日替わりカフェ)
を併設した斬新な店が東京都の三鷹市に誕生しました。
運営するのは三鷹市・武蔵野地区の市民8人です。
ほんとうの暮らしの豊かさとは何か。
そのヒントがたくさん詰まった楽しいお店です。
ほんとうの豊かさと向き合える場を 
量り売りとまちの台所「野の」(東京都三鷹市)

<「買わされてはいませんか?」>  

「量り売り」。懐かしい響きです。
昭和30年代まで東京の下町にも普通に見られた商いの姿でした。
生活に必須の調味料や食材を必要なだけ量り売りしてくれる。
今ではほとんど姿を消した売り方が、
ここ武蔵野の地に新たな装いでお目見えしました。 
「今、私たちの購買スタイルはひと言でいうと、
“買わされている”。パッケージになった商品、
価格的にも量的にも望んでいないものを買わされているのではないでしょうか」
 
こう指摘するのは「野の」の運営メンバーのひとり、高橋由紀子さん。
「消費者が主体になって、どう商品を選ぶかが大切な時代になったと思います。
一人ひとりはわずかな量でも、余計な購買が重なれば、
その総量は地球に過剰な負荷をかけるのです」  
 
フードロスと地球環境への負荷を減らす。
SDGsの12(つくる責任、つかう責任)
にも掲げられている喫緊の課題です。
 
ちなみに、この目標12はすべての国が
1人当たりの食品廃棄量を全体で半分に減らすことを掲げ、
人々が自然と調和した暮らしに関する知識を得られるようにすること
なども必要としています。 
 
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JR線三鷹駅南口から徒歩6分、「中央通り」を南下し、
「一富士フルーツ」の角を右折してすぐ右手、
閑静な路地の一角に「量り売りとまちの台所・野の」の店舗があります
 
店舗奥の量り売りコーナー。
お味噌や日本酒の量り売りが人気。
北海道産小豆、吉祥寺蜂蜜、アッサム紅茶、
ベネズエラ産のカカオを使ったフェアトレードチョコレートなどが並ぶ

左から、高橋由紀子さん、井川恵太さん、小林まどかさん、浜絵里子さん、小手靖子さん。
他に、この日は不在の藤田恵美さん、山下牧さん、岡田光さんがいて、全部で8人の運営メンバー
「野の」の営業日時
【量り売り】平 日11:00am〜6:00pm​ 土日祝 10:30am〜6:00pm 
           ​定休日無休(8月14日〜16日までお盆休みのため休業)
【日替わりカフェ】11:00am〜5:00pm (出店者により多少の変動あり。 
                 詳細はカフェ「まちの台所」の予定をご覧ください) 
【イベントスペース】9:00am〜11:00am 3:00pm〜5:00pm
合同会社 野の 
info@nonozerowaste.org 
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3丁目33-8 1F 
BALUKO LAUNDRY PLACE 三鷹 コインランドリー内
 https://nonohakariuri.wixsite.com/home

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