- 2016-3-8
- 「のんびる」情報
『のんびる』2016年3月号 売り切れました。ご注文ありがとうございました。
2011年3月11日14時46分。
皆さんは、どこで、なにをされていたでしょうか。
「記憶にない」という方は少ないように思います。
それほど、大きな出来事でした。
あれから5年─
今年も震災にかかわる人たちの声をお届けします。
5年の節目にあたり〝選択〟をキーワードに掲げました。
原発事故で追われた故郷に戻る決断をした人たち。
故郷には戻らず、他郷で生きる道を模索する親子。
自身の心の傷を癒しつつ、町の復興に思いを馳せる若者の姿。
いつまでも忘れず、寄り添っていこうと仮設住宅を訪れる女性たち。
震災後も地域の人たちと歩もうと励む福祉作業所。
それぞれの皆さんに、なにかしらの〝決断と選択〟があったはず。
その選択をなぜ選んだのか。選ばねばならなかったのか。
その胸の内を、お読みいただけたらと思います。
【特集1】 震災から5年
◆ふるさと飯舘を撮る。
◆手作りのサシェにこめた社会復帰への思い/ハーブガールズ(宮城県石巻市)
◆喜びの輪を少しでも大きくしたい。仮設の暮らしに思いを寄せて、今も支援を続けます。
◆なつかしき、わが町。5年目の春。それぞれの事情と想い。
手づくり布ぞうり『narahato』をつくる「わらじ組」の皆さん(福島県楢葉町)
◆今度は「支える側」に。避難所での再スタート。
◆心は大好きな福島に残し、東京に拠点を築いていく。自主避難から5年を経ての決意。
◆被災者の手でソーラー発電を。富岡の土地を次の世代に手渡す。(福島県双葉郡富岡町)
【はじめる!情報】
買う・寄付・ボランティアなど、あなたの参加できる「はじめる!情報」をご紹介。
今回のテーマは、「被災地の応援」「障がい者の応援」です。
・スタディ・ツアーin福島県いわき市( NPO法人ふよう土2100 )
・福島県川内村に帰村した障がい者の応援につながるお買いもの。
マスコットの「ジョーくん」販売中(NPO法人JIN事業所「サロンどじょう」 ほか
【のんびる読者のひろば】読者が投稿する身近で素敵な情報が満載!
・CafeWINDさんのランチ会に参加しました♪
・ご家庭で眠っている絵本を譲っていただけませんか?(東京都足立区/たこテラス)
・いわきのオリーブ畑にきてください( いわきオリーブプロジェクト ) ほか
【 セカンドリーグ神奈川 通信】
ママたちの想いが詰まったフェスタ開催!3/1(火)「のんびるフェスタ@港北公会堂」
【 地域を育むプロジェクト&プロダクト のんびるマルシェ de net 】
「のんびるマルシェdenet」は地域を元気にする“コト”や“モノ”をみなさんと一緒に“育む”場。
今回ご紹介するのは、 マルイチ西條水産 の「湯通し塩蔵昆布」。
北上川の雄大な流れと南三陸の海が激しくぶつかる漁場からお届けする極上わかめは
歯ごたえのある食感とほのかな甘みが自慢です。
【 色平哲郎 に医療エッセイ】
地域と医療からみる未来のかたち(第45回)
旧「満州」に入植した人の物語4
【 内山節 里山から考える】
自然を受け入れ、客人を歓待する住まい(「日本の家屋と町並みにつくて」1)
【支え合うまちづくり】
「あったらいいな」を自分たちで実現!地域住民が運営する、親子の居場所
「ゆったりーの」(東京都新宿区)
【のんびる編集長・前田和男の特集エッセイ】
二つの被災地への遅すぎた詫び状
【特別企画】 つくるのも、食べるのも みんないっしょに♪
障がいがあっても、なくても、食べる楽しみはみんな同じ。料理のイロハを覚えることは、
自立への一歩にもつながります。そこで企画したのが、障がいのある人とその親の料理教室。
講師は、料理研究家で栄養士の中村桜甫さん。
【わたしたちの志事】
MADE IN FUKUSHIMAの誇り( 株式会社ミュウテックいわき/ 福島県いわき市)
【 季刊『コトノネ』 取材こぼれ話⑥】
犬に、救われました。
【 好評連載中 縁側だより 「餌づけの季節」 】
写真/「縁側だより」より
【「里山ハーブ」を知って、味わう】
くらしと自然のつながり。身近な野草「里山ハーブ」をおいしく食べて実感!
今回は、三つ葉とツナと柚子胡椒の和風パスタをご紹介♪
三つ葉の香りと歯ごたえも味わって♪ 写真提供/ 食楽風土(くらふうど)
表紙「 ハーブガールズのサシェ 」
冬の日差しをあびた、可愛らしい匂い袋。特集記事でご紹介した、石巻市のハーブガールズの皆さんが手作りしたものです。写真右がローズマリー、左がラベンダーの香りです。
撮影 / 写真工房坂本