『のんびる』2014年8月号
売り切れました。ご注文ありがとうございました.
あの戦争が終わって69年間、ついぞ吹くことのなかった妙な風が
ここにきて竜巻のように吹き荒れています。
「戦争のできる国へ」
平和憲法を解釈し直して、他国で戦争をできる国にしよう。
それを一内閣の「カクギケッテイ」でやろうというのが現政権です。
本誌が出る頃には、もう決まっているかもしれません。
お日様が西から昇るようなことがあっても、あってはならない暴挙です。
「老人が決め、壮年が指揮し、若者が死ぬ」のが戦争です。
ならば、老人たちに決めさせず、壮年たちから指揮棒をとりあげ、
若者たちを戦場に送り込ませないように声を挙げることです。
それには、あの戦争で何があったのか。
敗戦後の悲惨さをどう乗り越えてきたのか。
まずはそのことを語り継いでいくべきです。
事実を脚色することなくありのままに。
今回は、「求ム!私タチノ平和宣言」と題して、
政治やオデオロギーを超えて、
さまざまは視点から幅広く話をお聞きしました。
すべての人が自分の中に「平和宣言」を持つこと、
そして、外へ訴えかけることが大切だと思います。
【総特集】求ム!私タチノ平和宣言
◆巻頭座談会:「今、この時代、この社会に、“知る世代”が伝えたいこと」
◆ひとりでも多くの子どもたちに「ハンナのかばん」を
◆在韓被爆者の存在を福島原発事故の教訓に
◆往診できき取った穏やかな「反戦と平和」の思い
◆喜びや幸せをつなぐポシャギに平和を縫い込めて
◆戦争を否定した「戦後の記憶」抹消を許すな
◆“愛を耕すものたち”が平和を創る
◆『センス・オブ・ワンダー』を胸に
◆「思い出を戒めにする時代」が来てしまった悲しみ
◆うちの子もよその子も戦争には出しません!
◆70年間守り続けた日本の誇り武力放棄
◆歴史認識の違いを乗り越え、理解を深め合う旅
◆自由に笑えるのは、かけがいのない宝物
◆東北からの便り~南三陸~
◆グラビア:「東北からの便り~会津~」
◆グラビア:「私たちのたからもの。」
◆みんな違っていて、当たり前でしょ?
◆狩猟を通して気づいた「いのちのつながり」
◆バンジョーが奏でた近代日本の夜明け
◆あの夜を「お国ことば」で語り伝えて
◆エネルギーに過剰に依存しない社会へ
◆核の被害は、もう終わりにしよう
◆聞き書きでつなぐ“戦前・戦後”の記憶と思い
◆私たち女性は「日本国憲法」に人権を学んだ
◆沖縄は今も隣合わせの「戦争」の中にある
◆国という枠組みを越えた“こころ”の付き合いを
◆これからの社会を作るのは、私たち
◆大変な時代でも忘れなかった思いやりの心
◆広島育ちだからこそ、核の「リアル」を伝えたい
◆イラスト:「二ひきのとんとんみー」
◆はじめる!体験:「戦争遺跡のガイド養成講座」体験!
◆編集後記にかえて「草ノ根冊子ノ平和宣言」(のんびる編集長)
【読者のひろば】
・世田谷障害者フェスタに「アンシェーヌ藍」さんを訪ねて
・地域のお茶の間に一緒に行こう!in「カフェトリトン」(千葉県市原市)
読者が集まりました♪
・まちの魅力を発信!「わがまち特派員」募集(セカンドリーグ茨城)
【裏表紙】里山ハーブを知って、味わう
お肌の修復作用も?!女性の見方ユキノシタを
海苔のようにつかった「濡れ煎餅」をご紹介♪