2013年4月に消費税が8%に上がったのを機に、
『のんびる』では同年5月号にて
特集「お金にふりまわされない 暮らし上手になる」を組みました。
節約やケチとは一線を画す、さわやかな生き方は、
たくさんの読者の皆さんから、ご好評をいただきました。
そこから見えてきたキーワード、それが今回の特集です。
「美味しい」「楽しい」「安い」などなど、
手づくり、手仕事には、さまざまな喜びと気づきがあります。
頭を使い、手を動かすことで、
暮らしの工夫や、人としてのたくましさも育まれていきます。
なにかが起きたとき、助けになる術にもなるはずです。
自給自足に生活、布ぞうり、手染めと手織り、梅干し・・・。
忙しい毎日のなか、なかなか時間がないかもしれません。
でも、すべてを手づくりすることが、大事ではないはず。
皆さんなりの手づくり、手仕事、生きる知恵を
見つけていただければ、うれしいです。
【特集】手づくり、手仕事、生きる知恵
●楽しいからひろがる自給自足のコミュニティ/オギノエンファーム
●世界にはばたけオラガのぞうり/布ぞうり「nahahato」をつくる「わらじ組」
●使い古された良質木綿にあらたな命を/kuri-ko房
●わが家の梅干しものがたり ほか
【のんびる編集長・前田和男の特集エッセイ】
所詮は戻らぬ遠い昔の夢、でいいのか
【はじめる!情報】
買う・寄付・ボランティアなど、あなたの参加できる「はじめる!情報」
今回のテーマは「手づくり&手仕事を楽しもう!」です。
・みんなで作って吹いて、広がる人の輪(物!手作りの会)
・「お直しリメイク」で楽しく社会貢献!(カナ・カナ)
・使い方を考えるだけでわくわく「消しゴムはんこ」の世界(ティマネージュ)
・自分の手で生活空間を快適に!DIY塾生、大工塾生募集中(NPO法人やみぞの森)
・多世代が集う工房でママ視点・おばあちゃん視点でつくる素敵なグッズ(BABAラボ)
ほか
【のんびる読者のひろば】読者が投稿する身近で素敵な情報が満載!
・生活訓練事業所「ふらっとカフェ」にこめた就労支援へのおもい
・のんびる読者さんに来店いただきました(東京浅草 kuwasaru)
・作曲家・吉田隆子の仕事と平和への思いを伝えたい 6月27日(土)コンサートご案内
ほか
【セカンドリーグ神奈川からのお知らせ】
横浜市大倉山ですすむ、地域のなかで人と人がつながる場づくり「のんびるフェスタin大倉山」
【“はじめの一歩”通信】
笠間発!絵手作りの楽しさいっぱいの雑貨屋さん、はじめました!
手作り雑貨店「ねことひだまり」オープンした/鈴木さん
【柳下久実の畑のスイーツ】
好評連載中♪農家の旬なレシピつきエッセイが、スイーツ版で登場。
夏のおすすめ一番 「梅シロップのシャーベット」
【色平哲郎に医療エッセイ】
地域と医療からみる未来のかたち(第36回)
医療と教育の類似性とは
【内山節 里山から考える】
村人の釣りの流儀に従う(「自然について」[2])
【知る!行動する!“支え合う”まちづくり】
繁華街に救いを求める「難民高校生」
一般社団法人Colabo(コラボ)
【季刊『コトノネ』取材こぼれ話③】
「泣かしちゃえ!」
【地域のお茶の間に行こう!】
広いスタジオやキッチンも貸出します♪イベントも楽しい、縁側みたいなカフェ
「ななつのこ」/東京都世田谷区
【「里山ハーブ」を知って、味わう】
くらしと自然のつながり。身近な野草「里山ハーブ」をおいしく食べて実感!
今回はハコベの葉と茎をつかって作ります♪「腸活!ハコベ塩麹のチキングリル」
『のんびる』の表紙では毎号、障がいのあるアーティストの作品をご紹介しています。
表紙:「夏野菜」 作:takeshi
アートと通して、障がい者の自立支援を続ける「アトリエからふる」(埼玉県川口市)。みずみずしい夏野菜を描いてくれたtakeshiさんは、『のんびる』では初登場です。「新しい技法にチャレンジするなど、作品ひとつひとつにも時間をかけて描いていきます」。美術への熱い思いが周囲にも伝わります。イメージする力や題材のリクエストに応える柔軟性も持ち合わせています。家族のフォローや優しくひたむきな本人の性格には、活動を続ける私たちも助けられています」(からふる代表吉澤さん)