自分事として相手に共感を抱く。やりなおせる社会はその先にある(2月号特集より)

「自分事として相手に共感を抱く。
やりなおせる社会はその先にある」
新横浜法律事務所 髙橋温弁護士に聞く
2017年7月号「Help ! 子どもたちが生きづらい!」で、
子どもへの虐待についてお話を伺った髙橋温弁護士。
少年事件を多く手がけ、NPO法人 子どもセンターてんぽ
事務局長を務めるなど、多くの子どもたちと向き合ってきました。
髙橋弁護士が子どもたちに向ける目線のなかに、
"やりなおせる社会"へのヒントがあるのではないか。
そう考えて、インタビューの時間をふたたびつくっていただきました。

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弁護士として、さまざまな子どもたちと向きあうなかで、
感じたこと、学んだことはなんだったのでしょうか。
「少年事件で出会う子と、虐待を通して出会う子の共通点でしょうか。
カラオケボックスで高校生を恐喝した、小学生の女の子がいました。
その子のお母さんは、中学を卒業したときに妊娠して、
上のお姉ちゃんを背負ったまま、覚せい剤を買っていたそうです。
別の女の子のケースはこうです。
お父さんは酒癖が悪く、仕事も子育ても殴られるのもお母さん。
ある日、家を飛び出したその子は、誘いにのって覚せい剤に手を出してしまった。
どちらのケースも、その子ばかりが悪いとは思えませんでした」

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居場所のない子を支える
「子どもセンターてんぽ」

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髙橋弁護士が事務局長の「子どもセンターてんぽ」では、
少年事件や児童虐待などの事情で居場所のない、
10 代後半の子が一時滞在する「シェルター」と「自立援助ホーム」を運営。
退所後の社会復帰や生活相談支援も行っています。
ご支援をよろしくお願いします。
◆雑貨、日用品の寄付
◆活動を支えるカンパ
◆シェルター・自立援助ホームボランティア(応募資格・条件あり)

問い合わせ先:NPO法人 子どもセンターてんぽ(新横浜法律事務所内)
【TEL】045-473-1959
【Eメール】info@tempo-kanagawa.org
http://www.tempo-kanagawa.org/


撮影/堂本ひまり

この記事の全文は、2019年2月号でご紹介しています。
ぜひご覧ください。

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