こみねさん家なんしよ~と?
暮らしの保健室in若松「こみねこハウス」(福岡県)
生まれ育った大好きな実家が空き家になる・・・。
あなただったらどうしますか?
遠くて住む予定もない・・・
売る場合もあるでしょう。
『のんびる』読者で、都内で保育士をしている湯瀬久美子さん。
ご自身は東京にご家族と暮らし、実家は遠く九州にありました。
両親を相次いで亡くした久美子さん。
悲しみにくれるなか、遠く離れた実家の後片付けに追われながら頭にあったのは
「(ここを)誰でも休めるような家にしたい」という母の言葉でした。
久美子さんは、空き家になった我が家を地域のために役立てようと動き始めます。
その“想い”は、奇跡ともいえる出会いを生み、人々を巻き込み、
実家は誰もが集える地域の居場所へ生まれ変わりました。
暮らしの保健室in若松「こみねこハウス」誕生の話です。
『のんびる』2017年2月号「つぎの棲家」でご紹介した
この「こみねこハウス」誕生秘話「こみねさん家へよってかんね♪」のその後が気になって、
今回は、北九州市までお邪魔してきました。
JR筑豊本線の終点からバスで約20分。
海をのぞむ高台の住宅街を歩くと、ありました!
門の前に「こみねこハウス本日OPEN」の黒板と「くらしのほけんしつ」の旗。
生まれ育った家がちょっとずつ変わっていくさびしい気持ち、
でも、それ以上にある喜び。
切なくもあたたかいお話を、湯瀬さんにうかがいました。
この記事は2017年12月号でご紹介しています。
◆『のんびる』2017年12月号 目次
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