【売り切れ】誰も見捨てない!防災『のんびる』2016年10月号

『のんびる』2016年10月号表

『のんびる』2016年10月号 
売り切れました。ご注文ありがとうございました。

『のんびる』2016年10月号表紙

9月1日は「防災の日」。
東日本大震災、熊本地震、各地で頻発する地震、台風、豪雨、土砂災害…。
防災への意識を高めている方は少なくないはずです。
災害時は家族や自分自身の身を守ることで精一杯。
でもそのなかで、忘れてはいけない人たちもいます。
お年寄り、赤ちゃん、さまざまなハンディを抱えている人…
支援の手が届きにくい「災害弱者」と呼ばれる人たちです。
こうした人たちは災害時はもちろん、避難生活のなかでも、
さまざまな制約を強いられてしまうのが現状です。
各地で始まっているさまざまな活動の事例や、
被災者および支援活動に携わった方の声を通して、
「誰も見捨てない!防災」の可能性を探ります。


【特集】誰も見捨てない!防災
◆人とのつながり。それが防災。~震災後に障がい者とその家族を守ってくれたもの。
 障がいをもつ青年とその母親、避難先で出会った福祉相談員、
 そして、彼らを守ろうとした支援団体のリーダーが当時を振り返り、
 これからの「生き方」を語りました。
あつまろう表町!〝誰も見捨てない〟まちづくりのために。ある町会の挑戦(東京都文京区表町町会)
◆生き抜く文化、息抜きの場所。〝坂のまち〟が紡ぎだす、ふたつの“いきぬき文化”(本郷いきぬき工房)
◆支援が届いていない人がきっといるはず。~難民支援で培った視点で(特定非営利団体 難民支援協会)
◆東日本大震災で得たつながりを 熊本復興に役立てたい(パルシステム連合会)
◆避難時にはどんな生活になるの?疑似体験を重ねることがや役に立つ。(足立防災プロジェクト)
◆災害時もふだんも。安心できるのは「ママ」「プレママ」助け合いの輪!(まんまるいわて)
◆自然の中でおもいっきり遊ぶ「週末保養」。(パルシステム連合会)   ほか
保養の様子。

【編集部オススメ本&映画】どんな支援が必要なのか知るために
●『あと少しの支援があれば 東日本大震災 障がい者の被災と避難の記録』
(中村雅彦著・社会福祉法人 福島県社会福祉協議会協力/ジアーズ教育新社)
●映画『架け橋 きこえなかった3.11』(今村彩子監督)

【のんびる編集長・前田和男の特集エッセイ】
富山の薬売りが、震災下の朝鮮人の命を救った!?

【はじめる!情報】
買う・寄付・ボランティアなど、あなたの参加できる「はじめる!情報」をご紹介。
今回は、防災・助け合いにつながる活動です。
・2015年鬼怒川水害。居場所づくり、就労支援など長期的支援ボランティア募集。(たすけあいセンターJUNTOS)
・被災地・避難先での妊産婦と赤ちゃんの支援活動。寄付募集。(東北こそだてプロジェクト)
・電気を使わない冷蔵庫!?お風呂?!災害時にも役立つ「非電化」製品(非電化工房)
・東京へ避難中の小・中学生の学習支援&遊びのボランティア募集。(NPO法人こどもプロジェクト)
ほか

【のんびる読者のひろば】読者が投稿する身近で素敵な情報が満載!
・伝統の技を伝える若い方をみつけるとほっとします(8月号にご登場いただいた「国分寺おもちゃ病院」より)
一匹の猫から始まった被災地支援!「ひまわりプロジェクト」in岩槻
ほか

【“はじめの一歩”通信】
銚子発「農家のカレー」ができました!
ウッド村ファームの木村さん
ウッド村ファームの畑にて。木村さん

セカンドリーグ神奈川通信】
「もったいない!」から始めるフードバンク~食品ロスを地域で活かそう

色平哲郎に医療エッセイ】
地域と医療からみる未来のかたち(第52回)

ゴリラ研究からみえてきた「人間らしさとは何か」

内山節 里山から考える】
歴史の時代区分から無縁の生き方があった(むかしの暮らしをたどる学問 3)

【わたしたちの志事】
「〝地域の困った〟は見過ごせない」。走れ、届け!オレたちの熱き心!!(株式会社ロジカル)
ロジカルの皆さん。配送センターにて。

【好評連載中 縁側だより 「胡麻と畑」】
胡麻
写真/鈴木暁子のブログ「縁側だより」より

三十路男子〝山里〟に暮らす! 】
四関門 害獣
設置した柵

【「里山ハーブ」を知って、味わう】
くらしと自然のつながり。身近な野草「里山ハーブ」をおいしく食べて実感!
今回の里山ハーブは田んぼではおなじみのコナギ。野草料理の中では人気?!「コナギの中華炒め」をご紹介!
コナギの花
写真提供/食楽風土(くらふうど)


『のんびる』の表紙では毎号、障がいのあるアーティストの作品をご紹介しています。

今月号の表紙紹介「自然生クラブの陶芸作品」
今年6月号「アートのチカラ」でご紹介したNPO法人自然生クラブ(茨城県つくば市)。
知的障がいのある人たちが、筑波山の南麓で有機農業に取り組む傍ら、
アート活動やダンス、創作田楽舞、和太鼓などさまざまな表現活動に励んでいます。
作業所兼事務所に飾られた陶芸作品も、自然生クラブに通う皆さんの手作り。
今回の特集にぴったりなような気がして、表紙に選ばせていただきました。

撮影・堂本ひまり

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