セカンドリーグとは
現代の日本社会が抱える地域やくらしの課題(例えば、介護や子育て・貧困・災害など)を解決し、高齢者や障がい者・子どもたちの誰もがイキイキと暮らせる地域づくりを目指しパルシステムが立ち上げた、ネットワークコミュニティの名称です。
「セカンド」は、定年退職の「セカンド」だけでなく、子育てを終えたあとの「セカンド」、仕事や子育てと両立させた「もうひとつの」という意味の「セカンド」を念頭においています。また従来の生協の構造から一歩脱して、各都県の活動団体や一次産業、行政・企業を積極的にコーディネートし、活発な交流・連携が図れている状態を「リーグ」と表現し、この二つの言葉を合わせて「セカンドリーグ」としました。
現在、神奈川県・茨城県の2つの地域でNPO法人等を設立しています(地域セカンドリーグ)。行政や各地域の活動団体・企業をつなぎ連携を図りながら、各地域にある様々なくらしの課題を解決するために各地域の団体をコーディネートします。
セカンドリーグがめざすこと
介護、子育て支援、障がい者支援、環境保全、食や農をめぐる活動、伝統文化の継承などさまざまなジャンルの情報を提供。さらに、下記1~3を通じ、人と人がつながりながら地域と暮らしを豊かにしていくことを目指します。
1.“想い”をかたちにする起業をサポートします
2.Webを活用して地域ネットワークをつなぎ、ひろげます
3.地域と暮らしの課題解決マガジン「のんびる」を発行します
地域の拠点 地域セカンドリーグ
・特定非営利活動法人セカンドリーグ神奈川
〒222-0033
神奈川県横浜市港北区新横浜3-18-16 新横浜交通ビル3F
TEL:045-470-5564
FAX:045-470-4178
・特定非営利活動法人セカンドリーグ茨城
〒310-0022
茨城県水戸市梅香2-1-39
TEL:029-297-7040
FAX:029-233-2110
『のんびる』とは
『のんびる』は、くらしの課題を解決するために自分自身で事業を立ち上げ、活動の場を創っていこうとする人たちをサポートする目的で2006年に創刊されました。
「はじめる!つながる 社会が変わる」を合言葉に、地域で活躍されている人や団体を通して見えてくるくらしの課題を取り上げるほか、地域のお役立ちを始める 「きっかけ」を提供するために、ボランティアや寄付、その他参加できる情報を紹介し“はじめ
たい”を応援してきました。セカンドリーグの広報媒体としての 役割を担っています。
名称の由来は、かつて道ばたでもよく見かけたな野草の「野蒜(のびる)」です。その元気な力と「のんびりやろう」という想いをこめて名づけました。
社会的弱者のサポート、安全・安心の食づくり、農業の未来、震災からの復興応援、エネルギー問題、戦争と平和など、様々なテーマを取り上げ、有名無名を問わず、多くの皆さんにご登場いただいています。(バックナンバーはこちら)
創刊10周年に当たる2016年に、一部メディアにも取り上げていただいたほか、読者や関係者を招いた記念シンポジウムや、連載執筆者の関連書籍などと共に販売したジュンク堂池袋本店でのブックフェアを開催することができました。
2019年11月から隔月誌となり年6回発刊しています。新型コロナウイルスの感染が問題になるなか、2021年11月には創刊15周年を迎えます。
大きく変容する社会の中で、人と人のつながりを大事にしつつ、紙面やWEBでのアクティブな雑誌として情報提供を続けています。
沿革
2004年:セカンドリーグ構想(※)の提起。
2006年:各会員生協の支援によるセカンドリーグのNPO法人化が決定。
連合会に「セカンドリーグ支援室」を設置。月刊誌『のんびる』の発刊開始。
2007年:NPO法人セカンドリーグ埼玉設立
2008年:セカンドリーグ千葉設立 (運営は、NPO法人NPO支援センターちばに委託)
2011年:地域のNPO活動や社会的起業の活性化支援を、セカンドリーグ構想内にとどめず様々な方法で地域毎の課題に取り組むべきと改める。
同時に、セカンドリーグ支援室を「地域活動支援課」に名称変更。
2012年:NPO法人セカンドリーグ神奈川設立。
2015年:『のんびる』創刊100号達成。NPO法人セカンドリーグ茨城設立。
2016年:『のんびる』創刊10周年記念シンポジウム開催(11/15)
2021年:『のんびる』創刊15周年記念イベント開催(10/2)WEB見本誌公開