- 2019-6-14
- 医療と福祉(高齢者), 最新News!, 「のんびる」情報
『のんびる』2019年7月号特集「認知症になっても私は私」で
お話しをうかがった佐藤雅彦さんの本をご紹介します。
『認知症になった私が伝えたいこと』
大月書店 2014年 本体1,600円+税
第4回日本医学ジャーナリスト協会賞優秀賞
「できる」「できない」だけで、人間を語ることはできません。
自分が自分であることは、何によっても失われることはありません。
認知症になると、たしかに不便ですが、けっして不幸ではありません。
自分がどのように生きていくかは、自分で決めて、
自分でつくることができるのです。
(『認知症になった私が伝えたいこと』より)
『認知症の私からあなたへ20のメッセージ』
大月書店 2016年 本体1,200円+税
さとう・まさひこ
1954年岐阜県生まれ。中学校の数学教員を経て、
コンピュータ会社にシステムエンジニアとして勤務。
45歳ごろから課内会議の議事録が書けなくなるなどの異変を自覚して
頭部MRIの検査を受けるも、異常なしの診断。
しかし、短期記憶ができなくなり仕事に困難が生じるようになり
51 歳のときにCT 検査を受け、アルツハイマー型認知症と診断される。
翌年、会社を退職。絶望の日々のなかで若年性認知症家族会
「彩星の会」との出会いをきっかけにさまざまな支援団体や仲間とつながる。
2007年に、認知症本人の声を社会に届けるべく講演活動を開始。
2012年、認知症当事者の会「3つの会」代表に。
日本認知症本人ワーキンググループ副代表。
佐藤雅彦公式ホームページ: https://www.sato-masahiko.com/
佐藤さんの記事「できないことが多くなっても、自分は自分です」は、
『のんびる』2019年7月号でご紹介しています。
◆『のんびる』2019年7月号 目次
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