生ごみを捨てない生活!「コンポストを学ぼう!やってみよう」(特集 はじめる、ちいさな自給 より)

可燃ごみの約4割が生ごみ。
ごみを減らすには生ごみを減らすことと言われるゆえんです。
去る6月、パルシステム神奈川が開催した
「コンポスト学習会」には生ごみを減らしたいと願う多くの皆さんが参加し、
コンポストづくりのノウハウを学びました。
生ごみを捨てない生活! 「コンポストを学ぼう! やっ
てみよう!」
生活協同組合パルシステム神奈川 環境推進課 
パルシステム事業部 横浜菅田センター(神奈川県横浜市)
自分の生活に合った コンポストを見つけよう
「コンポスト」とは、生ごみなどを微生物や生きものの力で分解させてつくった堆肥またはその容器のこと。
使う容器や設置場所、分解に使う基材などで、その方法や種類はさまざまありますが、
住環境や生ごみを投入する頻度など、自分の生活サイクルに合った方法を選ぶことが大切です。
 
「今回の学習会では、講師に『鎌倉のごみ減量をすすめる会』(※1)
の河野千種さんをお呼びしました。
生ごみが消えてしまうという消滅型コンポストの『キエーロ』』(※2)と、
狭いスペースでも気軽に始められるバッグ型コンポストの一例として『LFCコンポスト』(※3)
について学びました」(環境推進課の川上さん)  
 
どちらもやり方はむずかしくありません。
ウェブやホームセンターで容器(キエーロまたはコンポストバッグ)と
基材(黒土や剪定枝チップ、竹チップなど)とを購入してきてベランダや屋上に置き、
あとは生ごみを入れるだけ。  
 
ちなみに川上さんは、ちかくの八百屋さんでリンゴ箱を買ってきて蓋をつけ、
3袋の黒土をいれて自家製「キエーロ」をつくったそうです。
「材料費と蓋の製作費、ペンキ代などでざっと8000円ほどかかりました。
もっと安くつくる方法もあると思います」。
 
(※1)「鎌倉のごみ減量をすすめる会」は、
鎌倉市と協働してごみの発生抑制とごみ焼却量削減の実践活動を行う会。
おもに消滅型コンポスト「キエーロ」の普及活動を展開。
(※2)キエーロ オフィシャル:https://www.kieroofficial.com/
(※3)LFCコンポスト(バッグ型コンポスト):https://lfc-compost.jp/

パルシステム神奈川 横浜菅田センターの屋上に設置されたコンポストセット。
環境推進課の川上嘉絵さんと髙木健多郎副主任

川上さん自家製のリンゴ箱キエーロ
写真/パルシステム神奈川環境推進課
パルシステム事業部 横浜菅田センター 宮本達也
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◆9・10月号目次◆
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