NOTO,NOT ALONE研究所（石川県輪島市）
「NOTO︐NOT ALONE 研究所」は、社会福祉法人 佛子園（※）（石川県白山市）
が能登半島の〝創造的復興〟を掲げて設立した復興支援チームです。
輪島市に設置したトレーラーハウスでオリジナルのハンドメイドＴシャツやコーヒー、
クラフトビールなどを販売、好評を博しています。
能登を元気に！ さらに面白く！
「人は一人では生きていけないことを前提に、スタンドアローンで生きていく。
スタンドアローンの直訳は〝孤立〟だが、転じて他に依存せず単独で機能することを意味する」
同研究所の設立主意にこうありました。困難に立ち向かう能登半島の人々の覚悟を示しています。
けれど、９月の豪雨災害にはさすがに打ちのめされました。同研究所の木戸雪華さんが話します。
「トレーラーハウスは無事でした。だけどＴシャツのたたみ作業や梱包作業などを行う部屋や
資材置き場は床上20㎝近くまで浸水し、Ｔシャツも多く水に浸かりました。
現在は作業ができるまでに復しましたが、床下の水抜き作業がまだできていません」
佛子園が同市で運営する温泉施設「輪島KABULET」も被災しました。
「30㎝ほどの床上浸水でした。たたみを全部はがす作業、床下の水抜きと乾燥を急ピッチで行い、
飲食店の厨房機器は全部取り換えました。スタッフ、法人からの応援者、ボランティア、
地域の方、業者の方がワンチームとなって復旧作業を続け、おかげで10月３日に
温泉の再開にこぎつけました！
水害に遭った方、仮設住宅の狭いお風呂で過ごしている方、復旧作業に来ている県外の方々が、
温泉再開後に入りに来てくれ、ゆっくりのんびり温まって笑顔になって帰られます」
「能登を元気に！ さらに面白く」をスローガンに、同研究所の活動は続きます
・・・続きは『のんびる』11.12月号特集をご購読ください。
◆11.12月号目次◆
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