『のんびる』2012年8月号
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この号が出るころには、福井県大飯原発の再稼働の帰趨は決していることでしょう。
多くの国民が反対する中で強行される原発再稼働。
同じようなことがほぼ70年前、日米開戦というかたちで行われました……。
愚者は自分の体験に学び、智者は歴史に学ぶ。と言ったのは誰でしたか。
戦争も原発再稼働も歴史の評価に耐えられるものなのでしょうか。
ともあれ、歴史を正しく記憶し、後世に語り継ぐことは私たちの仕事です。
けれどいま、戦争を記憶する人たちの高齢化で、次世代へ渡すバトンが途切れてしまうおそれも出てきています。
それほど、戦争は遠く離れてしまいました。
いま聞いておきたいことを聞き、記録し、
その悲惨さも、当時の女性のたくましい暮らしぶりも、共に伝え続けたいと思います。
【特集1】語り継ぐ戦争と平和~戦時下を生き抜いた女性たちの声
【はじめる!情報】
【のんびる広場】
【被災地からの便り】
【色平哲郎の医療エッセイ】
【新連載・柳下久実の畑のキッチン】
【セカンドリーグかわら版】
【内山節 里山から考える】
【特集2】大人も夏休みの宿題
【想いをつなぐお取り寄せ】
【地域のお茶の間に行こう!】
【のんびるサポーター’s メッセージ】
裏表紙 【首都圏生きもの語り】
『のんびる』の表紙では毎号、障がいのあるアーティストの作品をご紹介しています。
今月の表紙:「ボクたちのバランス」 作者:Harutaka
アートを通して、障がい者の自立支援を続ける「アトリエからふる」(埼玉県川口市)。
Harutaka君は障がいのあるお兄さんと一緒に参加し、みずみずしい感性で創作に励んでいます。
本作は5年前の、小学生になったばかりの頃の作品。今回『のんびる』のために、
Harutaka君本人が絶妙なタイトルをつけてくれました。