10月より、セカンドリーグ埼玉のある蕨市のNPO法人を訪問しています。
10月20日、南町にある「NPO法人糸ぐるま」の施設長 山寺さんにお話をお聞きしました。
蕨市には、精神障がい者を支援する団体は他になく、
「糸ぐるま」には現在100名以上利用登録されている方がいらっしゃるそうです。
戸田、川口などの他市からの利用登録者もいらっしゃいますが
主に蕨市の方が多いとのこと。
憩いの場所(地域活動支援センター)として糸ぐるまの活動。
自宅ではなく、穏やかにゆったりとすごせる場所を提供しています。
相談支援事業も行っており、日ごろの悩みや不安についても相談できます。
就労訓練のための作業所として北町に「つむぎ」を開設、同法人が運営しています。
戸田市と蕨市のフラワーセンターとも連携し作業に参加することもできるそうです。
また、蕨市より指定を受け、相談支援事業所も開設しており、精神障がいだけではなく
障がい福祉サービスに関わる「サービス等利用計画」の作成、相談を受け付けています。
近年、障がい者手帳を取られる方も1.5倍に増え、
手帳を持たず、ずっと通院されている方もいるので
精神障がいを抱えながら自宅で外にも出ることができず
生活している方が増加しているとのこと。
また、子どもの精神障がいも、増えてきているそうです。
まだまだ支援が必要です。
蕨の中で唯一の精神障がい者の支援を行っている団体「糸ぐるま」さん
地域の中で大事な役割を担っています。
11月30日、「糸ぐるまを支援する会」主催でバザーを開催するそうです。
会場は、糸ぐるま(埼玉県蕨市南町三丁目12番2号)。
毎年、開催するこのバザー、取れたての野菜を目当てに長蛇の列になることもあるそう。
10時から開催ですが売り切れ終了なので、お早めにとのことです。
お近くの方は、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
糸ぐるまの外観は、一軒家のようです。
利用者さんはここでゆっくりと1日を過ごされます。
日が暮れるのが早くなりましたね。



