『のんびる』2014年6月号
売り切れました。ご注文ありがとうございました.
なにわ言葉に「いっちょかみ」という〝オモロイ〟言い方があります。
何にでも口を挟み、手を出すこと(あるいはそういう人)を指すようです。
「うん、そういえばいるなあ」と思わずにんまり。
あの人、この人・・・。
どうやら否定的なニュアンスで使われているようですが、
ここはひとつ、逆手にとって、
この「いっちょかみ」精神で、何か世の中のお役に立てないものか。
すてきなモノができたけど、売るのが苦手といったなら、
「だったら私が売るのを手伝う」といっちょかみ。
自分の得意なところで、あるいは、やってみたいと思っていた分野で、
「いっちょかみ」すると、人生がずんと楽しくなります。
今回は、京都の北山杉で作る香り豊かな精油、
被災地三陸で獲れる海の幸「ほや」、
耕作放棄地でつくる「酒米」など
地域自慢のお宝にいっちょかむ人たちを紹介します。
せっかくの地域のお宝。
買うもよし、作るもよし、つなぐもよし、売るもよし。
「いっちょかみ」の精神で〝地域のお宝〟を一緒に盛り上げていきませんか。
【特集】行くぞ♪地域のお宝盛り上げ いっちょかみ隊!
・北山杉の精油を広めて林業再生を応援!
・育てた米が旨い酒になる喜び!耕作放棄地の棚田で 酒米作りにいっちょかみ。
・応援したくなるお宝みーつけた!
環境保全につながる美味しい珈琲、女川に彩を取りもどすスペインタイルetc
ほか
【はじめる!情報】
あなたの参加できるボランティア、イベント情報をお届け。。
今回は、お買いものや農業体験などで地域のお宝を盛り上げたい!
そんなあなたを後押しする情報がいっぱいです。
・千葉の味に若者の未来をのせて♪手作りアイスはいかが(千葉県)
・自家栽培の大麦や雑穀を使った地ビールを飲もう(埼玉県)
・ここならではの農産物や加工品を集めたショップ!(茨城県)
ほか
【イベントレポート】
・『のんびる』の読者のチカラで東北を応援する集い(4月5日)
・311東日本大震災市民のつどい ピースオンアースin日比谷
のんびるブースが出店しました!
【のんびる読者のひろば】
・自然へのなまざしを伝える 素敵なリトルプレスが創刊!(ヘルシーカフェのら)
・ご支援とはげましのお言葉、ありがとうございました
(一般社団法人 なぜぼくらはおいていかれたの)
ほか、読者が投稿する身近で素敵な情報が満載!
【柳下久実の畑のキッチン】
好評連載中♪農家の旬なレシピつきエッセイ
この時季の我が家の常備菜「新玉ねぎの甘酢漬け」
【色平哲郎に医療エッセイ】
地域と医療からみる未来のかたち(第27回)
「私の人生の終わりに、少しだけ付き合って」
【内山節 里山から考える】
便利さの裏で失われた「しごと」は(「老いについて」[9])
【“はじめの一歩”通信】
「できなかったこと」にも、意味がある
後からそう思える時がきます
(『日本舞踊フィットネス』NOSSのインストラクターを始めた三浦さん)
【のんびるインタビュー】
「里山資本主義」という暮らしから見えてくること
地域エコノミスト/藻谷浩介さん
新企画!【知る!行動する!“支え合う”まちづくり】第1回
「働いても働いても、家が借りられない。
住民票もない。そんなことが?!~住まいの貧困~」
新企画!【「里山ハーブ」を知って、味わう】
くらしと自然のつながり。
身近な野草「里やまハーブ」をおいしく食べて実感!
今回は「ノビルのチチミ」をご紹介♪
『のんびる』の表紙では毎号、障がいのあるアーティストの作品をご紹介しています。
表紙「たき(滝)」 作:小板橋範子さん
障がいのあるアーティストたちが多彩な作品を放つ高崎市の「NPO法人工房あかね」。
そこに関わる小板橋範子さん(社会福祉法人かんな会・かんなの里所属)は手先が器用で、
貼り絵、ビーズなどを得意とし、長時間集中して、創作に取り組んでいます。
表紙に掲載した本作も、小板橋さんなりのセンスで配色された色柄が魅力です。
撮影:工房あかね