『のんびる』2012年10月号
売り切れました。ご注文ありがとうございました。
小さな鶴をひとつ折る─。
その時間は、心が指先に集中し、迷いごとから離れることができます。
編み物でも、織物でも、手芸でも……。
何かを自分の手で創りだすのは、楽しいだけではない、いろんな効用が。
それを小さな起業に生かしたり、ボランティアに組み込んだりもできますね。
「でも、私は不器用」と 尻込みすることはありません。
誰にでもできる、やさしい手仕事の集まりも、たくさんあります。
手を動かして、自分も周りもやさしい気持ちになる。
身近な手仕事から意外な広がりが生まれるかもしれません。
【特集1】働く、つながる、やさしい手仕事
●100歳まで働ける職場をめざして「BABAラボ」
●手仕事の再生品づくりを楽しみながら、リサイクルの普及と啓蒙活動を♪
●刺繍に込める社会復帰へのおもい。心の病を抱えた人たちが働くすのうべるの「刺繍カフェ」
ほか
【はじめる!情報】
・ワーカーズの参加者募集(ヨロズ針シゴト スーユンタン/東京都東村山市)
・森のようちえんのボランティア募集(NPO法人国際自然大学校/神奈川県川崎市)
ほか、読者が投稿する身近で素敵な情報満載♪
【のんびる広場】
・焼き菓子かすたねっとに新店舗&作業所がオープン
・第3回すみだ川ものコト市開催!
ほか
【被災地からの便り】
「ありがとう!1年ぶりに腕がなったよ!」 仮設に避難中のラーメン職人のこと。
【柳下久実の畑のキッチン】
果物をもっと食卓へ~柿としめじと青菜の和え物~
【色平哲郎の医療エッセイ 「地域と医療からみる未来のかたち第7回」】
友人の医師・バブさんが「若月賞」
【セカンドリーグかわら版】
・「コミュニティカフェを体験しよう」開催しました!(セカンドリーグ神奈川)
・「子育てママの文化祭inスペース・ドゥ」大盛況!(セカンドリーグ埼玉)
ほか
【内山節 里山から考える】
世代間対立の根底にあるもの(「近代的発想」のほころび[17])
【特集2】 東北発!みんなのものづくり~復興への願いをこめたグッズをご紹介~
◆町の復興とともに、鮭も戻ってきてほしい」の願いをこめて。縁起のよい「鮭の栞」
◆10人ほどの気仙沼の漁師さんたちが、漁網の手法をいかして手編みした「漁師のハンモック」
◆福島県楢葉町の人たちが復興への希望を編んだ、手作りの布ぞうり「cocochi」
◆会津木綿で、会津に恩返し。IIE(イー)の「会津木綿のハンカチ」
ほか
【想いをつなぐお取り寄せ】
できたての豆腐届けます!人と町をつなぐラッパの音色
(NPO法人まつかぜの会 とうふ工房/千葉県松戸市)
【地域のお茶の間に行こう!】
【のんびるサポーター’s メッセージ】
社会貢献の記事に期待!
株式会社流通サービス
裏表紙 【首都圏生きもの語り】
『のんびる』の表紙では毎号、障がいのあるアーティストの作品をご紹介しています。
表紙:会津の布ぞうり「cocochi(ここち)」
綿の古布を使い、原発事故で会津地方に避難する福島県楢葉町の人たちが手作りした
布ぞうり「cocochi」(本誌44ページ参照)。「昔、じいさんやばあさんが作っていた藁ぞうりを
思い出して編んだんだ」と語る御年87歳の戸田幸雄さん(写真)は、布ぞうり作りグループの
頼もしき束ね役です。
表紙撮影:写真工房坂本