「認知症カフェは出会いなおしの場」 コスガ聡一さん/インタビュー

認知症カフェは出会いなおしの場
コスガ聡一さん(フォトグラファー、ジャーナリスト)
小コスガさんP41_44_4100
認知症カフェとは、認知症の人とその家族、認知症に関心のある人、
介護職、地域の人などが気軽
に集い、交流したり、情報共有する場。
厚生労働省「新オレンジプラン(認知症
施策推進総合戦略)」(201541 年)の一環で
「オレンジカフェ」とも呼ばれています。
今回は認知症カフェ「いちばいきいきサロン」にお邪魔し、
コスガさんの取材にご一緒させていただきました。
「僕はもともと、テーマを持たないカメラマンでした」というコスガさん。
認知症に関心を抱いたきっかけ、認知症カフェの取材につながっていった体験、
カメラを通してみえてきたものなどお話をうかがいました。

小コスガさん認知症カフェ外観P41_44_4101
小コスガさん認知症カフェ中P41_44_4102
コスガさん(左)と小島華子さん。
「ご店主の小島さんは、認知症カフェを開くために
この駄菓子屋を始められたんです。ここはもともと、
義理のお母さまが営むおもちゃ屋さんでした。
お母さまが認知症になったとき、小島さんが介護され、
こうした居場所の大切さを感じられたそうです」(コスガさん)。
「駄菓子カフェこどもの店」は京浜急行本線鶴見市場駅の近くにある。
「いちばいきいきサロン」は毎月第2 木曜開催。

こすが・そういち 
1977年北海道生まれ。フリーランスのカメラマンとして、
2011年から認知症分野の取材に携わり、2016年から認知症カフェの取材を開始。
現在はブログ「全国認知症カフェガイドon theWEB」を運営する傍ら、
認知症がテーマのウェブメディア「なかまぁる」(朝日新聞社)で
各地の認知症カフェを動画で紹介する「コッシーのカフェ散歩」を連載中。
横浜市在住。

撮影/堂本ひまり

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