好評につき連載再び!/被災地は今
言葉と絵の力を信じて
NPO法人 3.11こども文庫(福島県相馬市)
市民の死者458 人、住宅・建物の全半壊(一部損壊含む)5584 棟、
被災水田面積2700ha。東日本大震災で甚大な被害を受けた福島県相馬市。
震災直後に、ある女性版画家が発信した「被災地の子どもに絵本と画材を届けよう」との
メールがきっかけとなって誕生した絵本の図書館「3・11こども文庫 にじ」。
逆境にあっても絵本を読み、絵を描く。
言葉と絵の力を信じた人々の、傷ついた子どもたちに向けられた支援活動の一端を紹介します。
蟹江杏さん。版画家。東京生まれ。
「自由の森学園」卒業。ロンドンにて版画を学ぶ。
文部科学省復興教育支援事業コーディネーター、
「SDGs JAPAN」とも連携して活動中。
「被災地の子どもに絵本と画材を届けよう」と呼びかけた版画家とは蟹江さんのこと。
「国内外から集まった児童書は3カ月で約18000冊、
また届けた画材で子どもたちが描いた絵は、約300点にのぼりました」(蟹江さん)
今、「NPO 法人3.11こども文庫」理事長を務める。
『にじ文庫』のスタッフの皆さん。
左から西村紀子さん、佐藤史生館長、川井聖さん、 清水とし子さん。
談笑する『にじ文庫』のスタッフと保護者たち。
ここは大人たちの気のおけないたまり場でもあるのです。
◆「3.11こども文庫 にじ」
〒976-0042 福島県相馬市中村字大町32
【TEL &FAX】0244-26-3197
【Eメール】311kodomobunko@kxe.biglobe.ne.jp
http://www311bunko.com
http://facebook.com/ehonnomori
代表連絡先
【TEL& FAX】03-6657-8628
撮影/持城 壮(一部編集部)
提供/ NPO法人3.11こども文庫
この記事の全文は、10月号でご紹介しています。
◆『のんびる』2019年10号 目次
◆ただいま注文受付中!こちらからお申込ください。