【インタビュー】人と共生する社会へ。一人ひとりにできること、生協がなすべきこと

2020年6月11日、パルシステム生活協同組合連合会理事長 大信政一に本誌編集長 前田和男がインタビューしました。
(パルシステム連合会東新宿本部にて対談および撮影は万全の感染防止策を講じ、撮影時のみマスクを外しています。)

インタビュー
新型コロナウイルス感染症の第二波、第三波が現実となってきています。
いま、生協として考えること、なすべきことについて
パルシステム生活協同組合連合会理事長 大信政一に、本誌編集長 前田和男が話を伺いました。

 

一人ひとりが主体性を持つために

─「組合員にカンパを呼びかける予定は?」との声がありました。その点からまず、お聞かせください。
理事長:新型コロナだけではなく、九州の豪雨災害(令和2年7月豪雨)など、自然災害も相次い
でいます支援に迫られている方は多く、組織として何ができるのか、組合員に呼びかけるカンパも含めた支援のかたちを考えています。

─誰もが仕事や暮らしに不自由を強いられ、支援する側にもなれば、支援を受ける側にもなることを痛感しました。
理事長
:今回の新型コロナでは、組合員はもちろん、すべての人が影響を受けました。生協に何ができるのか。パルシステムは、さまざまな活動・支援団体と連携しています。個々の団体が担っている役割がありますから、いま地域で何が課題になっていて、どんな支援が必要なのか、まず情報を集めなければなりません。

直接的支援だけでは足りない


パルシステム生活協同組合連合会理事長大信政一

─支援に取り組むなかで、パルシステムの強みはどこにあったとお考えでしょうか。
理事長
:大きな役割を果たしたのが各会員生協です。それぞれの地域で組合員同士の支え合いの活動を続け、今回もそれが大きな役割を果たしたと言えます。
子ども食堂やフードバンクに、パルシステムの予備野菜や食品を寄付するためには、会員生協と各地域で活動する支援団体との連携が不可欠です。そうした支援の仕組みは、今回のコロナ禍においても一定の成
果を挙げました。どんな問題が起きていて、どんな支援ができるのか。地域のニーズをしっかり受け止めることが、支援の第一の土台です。……インタビューの続きはのんびる9・10月号

 

この記事は、9・10月号特集でご紹介しています。
◆『のんびる』2020年9・10月号 
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